写真は、憲法の条件。
早く寝たら早く起きてしまいもう眠れない夜。私は妄想の続きを妄想する。
ところはホテルニューオータニ芙蓉の間。志位和夫の結党宣言は終わり質疑に入っていた。
「それでは、護憲ではなく改憲ですね」記者の質問が飛ぶ」
「護憲のための改憲です」枝野が答える。
「志位さん、答えてください。護憲を棄てるんですか?転向したんですね」
「転向とは随分と古い言葉ですね、転向ではありません、憲法の平和精神を護りたいのです。安倍総理は憲法の解釈を変えて集団的自衛権行使できるとしました。まさに戦争法案ですね。これ以上、第9条を弄(もてあそ)んではなりません。解釈を変えずに第9条を守れば、自衛隊は違憲です。日本は軍を持つことは出来ません。しかし解釈を変えることでここまで来てしまった。9条が泣いているんです。憲法を変えて9条の平和精神を強化するのです」
「自衛隊を軍隊とした上で、戦争を放棄すると言うことですか」
「具体的な条文はまだですが、いずれにしても自衛隊をはっきりと位置付けたものにしなければなりません」
「やはり転向だ」
「転向でも構いません、時間が無いんです、総裁の任期が延長されれば安倍さんはあと四年もしかしたらそれ以上総理大臣を務めるかもしれません。わかりますか記者のみなさん」
志位が顔を上げ前を見据える。
「確実に憲法改正に打って出ます、人権の2文字も無い憲法に変えようとしているのです。護憲、護憲では止められないことを先の集団的自衛権の反対運動の失敗で知りました。反権力ではそれに抵抗できても阻止することは出来ない。いつか来た道をもう歩き始めていることに、記者のみなさんも国民も気ずく時が来たのです」
気ずいたら寝てた。現場に遅れる。行かなくちゃ。
議員の堕落は勿論だがマスコミの堕落ぶりが許せん。
大宅壮一が言っていた通り一億総白痴化装置が猛威を振るっている。