早起き梟のひとりごと

仕事に追われる日々を少しだけ立ち止まって見つめてみると・・・

佐藤 優の本 100冊突破。

2015-12-25 05:17:35 | 買った本

写真は私の本棚 。数えてみたら佐藤 優の本が118冊になっていた。会社に10数冊。買いそびれた本が20冊ぐらいとして、デビュー12年にした150冊以上上梓。書籍化されて無い原稿もあるだろうからその仕事量は驚異的だ。他に100冊越えあるかと数えてみたら、

立川 談志 関係の本が100冊越えていた。100冊近かったのに、

中井 英夫と

内田 康夫いた。内田は間違いなく100冊以上読んでいるけど本棚には87冊しかなかった。佐藤 優の本が100冊を超えていたので記念としてベストスリーを選んでみる。

第3位。

「聖書を読む」文藝春秋 1836円 中村 うさぎとの対談集。

第2位、

「同志社大学神学部」光文社 1728円

佐藤優が同志社大学神学部の6年間(博士課程2年)の生活を書いた青春記。神学というおよそ実生活と直結しない学問、神という形の無いものの研究。それを通して得られるものが確かにあると思う。恵まれた友人や教授達、佐藤 優の原点がここにある。因みに佐藤 優と私はおなじ1960年生しかも早生まれ、彼我の差は歴然だが私ももう少し学生時代勉強しとけば良かった、そう思わせる一冊でもある。

第1位。

「紳士協定」私のイギリス物語 新潮社 1728円

佐藤 優が外務省に入省してイギリスに語学研修した時の、ホームスティ先の少年との交流を描いた小説のように仕上がった一品。12歳の(グレン)少年を見つめる筆者の眼差しが暖かい。そして何よりこの作品を読むとよく分かるのがイギリスが階級社会の国であることだ。少年グレンの家庭は下の社会、グレンは聡明で勉強好き、困難を乗り越えれば大学に進学出来るかも、そんな期待を胸に語学研修を終え帰国する筆者。数年後グレンのもとを訪れる筆者、グレンは自分の階級の中で幸せを掴んでいた。ほろ苦い後味が残る、せつない物語でもある。日本はどちらを向いて進んでいるのか、もう見えない階級に分けられているのか、そんな事を考えされられた。

佐藤 優へ

そろそろおしゃべり(対談集)はやめにして、じっくり腰を据えて、仕事してください。

ロシアを舞台にした壮大なピカレスクロマン。

亀山 郁男先生より才能ありそうです。

 


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