写真は「アンダークラス」
眠れない夜、私は妄想する、衆議院本会議で代表質問をする私の姿を。
まばらな拍手の中、私は代表質問を始める。
令和天狗党の八木原です。
総理に2、3御聞きします。
まずは、私事で恐縮ですが、この10月に母を亡くしました。
83歳で他界した母は昭和12年生まれでした。
生前、母は終戦の年の空襲の時の話をよくしてくれました。
その母の話はここでは致しませんが、東京は灰塵と化しました。
(私は焼け尽くされた東京を映した1枚の写真を掲げる)
東京だけではありません。名古屋、新潟、富山、広島、長崎、殆どの都市が焼き尽くされました。
まさにその瓦礫から日本の復興は始まったのです。
そして、高度成長遂げ、一億総中流と言う世界に類を見ない時代を築きました。
まさにここにいる、自民党と今は1人になってしまった社会党の55年体制の賜物でした。
しかし総理、今の日本はどうでしょう。
上級国民とアンダークラスに分断され、非正規社員の平均年収は200万円止まりです。
政府がよく示すモデルケースは、夫婦と子供2人ですが、もはや少数派です。
200万円で結婚できますか、200万円で子供が作れますか、
国破れて企業あり、なんてことはないんです。
コロナがまだ終息していません。
今は全力をあげてそれに対応するべきです。
そしてコロナ後は、大胆な政策を打つべきです。
あなたのなすべきことは、人事に介入して、プチ権力を誇示したりすることではありません。
陽のあたる坂道を登りきった日本人が、陽の翳り坂道をみんなで手を携えて下っていく。世界に類を見ない歴史を刻むことです。
資本主義でなくてもいいじゃないですか。
鎖国でも、
ここで私は眠りにつく、今度は見果てぬ夢を見ながら!