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じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

奥深い南八甲田の、「松見の滝」を見て来たよ・・・。

2020年10月14日 | 風景・散策・旅行・撮り鉄
10月13日(火)、「日本の滝100選」に選ばれている、「松見の滝」を見て来ました。

「松見の滝」は、奥入瀬川の支流で、「黄瀬(おうせ)川」の上流にあります。
林道を、往復約18㎞、徒歩約6時間の行程になりますので、なかなか簡単には見られない滝です。

午前5時頃、自宅を出発しました。

6時25分頃、国道102号線から林道に入ります。
林道入口近くには、公衆トイレがありました。


先に進み、奥入瀬川に架かる橋を渡ります。


橋を渡ると、会社の建物が見えて来ました。


その先にはゲートがあり、一般車両はここで進入禁止です。

ゲート手前に、数台の駐車スペースがあります。
既に、車が2台駐車していました。

では、ゲート前の「注意」書きの看板です。

㈱コバヤシの私有地なのか、管理なのか少し分かりづらいですね。

6時40分過ぎ、狭い「歩行者通用口」から林道に入ります。

林道は、大きなデコボコや水溜まりも少なく、良く整備されています。
「黄瀬川」を、右に見ながら進みます。

最初の「堰堤(えんてい)」が現れました。


二番目の「堰堤」です。(地図に記載の無い場所だったと思います。)


三番目の「堰堤」です。


今度は、対岸に「滝」が現れました。

「滝ノ沢」から流れ落ちる、「白滝」だそうです。
「段瀑」で、三段くらいでしょうか・・・?

そして、林道から見えた「黄瀬川」の渓流です。

木々の紅葉は、「色付き始め」と言う所でしょうか・・・?

さて、少し進むと「吊橋」が見えて来ました。

通行禁止でした・・・。

続いて、「鍋倉沢」から流れ落ちる滝が見えて来ました。(地図が「滝」マークになっている。)

こちらは、「渓流瀑」なんでしょうね。

続いて、「二ノ沢」から流れ落ちる「滝」でしょうか・・・?

木の枝や葉っぱで、良く見えませんね。
何か、「堰堤」の様な気もしますね。

やがて、四番目の「堰堤」が見えて来ました。

この先に、林道の分岐があるはずです。

7時30分過ぎ、その分岐にやって来ました・・・。

ここを、右に入ります。

壊れた看板の残骸です。


こちらの道は、車が頻繁には走ってはいない様ですね。


「黄瀬川」に架かる、「黄瀬橋」を渡ります。

橋全体の写真を、撮り忘れました・・・。

橋を渡ると、道の傾斜がキツクなって来ました・・・。

ここからは・・・。

実は、今日は「自転車」で上っています。
「カミさん」所有の、折り畳み式・外装6段変速の自転車です。
ネットの動画を見て、自転車で上っている人がいたのと、比較的林道が荒れていない映像だったので、少しでも楽をしたいと思い、自転車にしました・・・。

しかし、これは少し安易な発想でした。
道の傾斜は緩く見えるのですが・・・、一番軽い変速段にしても、重くなって、結果的に自転車を押して歩く時間の方が長くなってしまいました・・・。(タイヤが小さいのと、変速段数の関係でしょうか・・・?)
他にも、最近、何年も自転車に乗った事がありませんので、筋力が落ちているんでしょうね・・・。

暫くは、自転車を押して坂道を上ります。

道端の、白い花に目が行きました・・・。

「ダイモンジソウ」ですね。
可愛いお花ですよね。

そして、その直ぐ上の斜面では・・・、

赤い「秋の妖精」達がいましたよ。(「クサギ」の実です。)

さて、道の傾斜が緩くなりましたが・・・、結果的に、自転車に乗っているよりは、押して歩く時間の方が多くなりました・・・。

さてさて、8時30分前に、やっと二番目のゲートに到着しました・・・。


ここから、「滝」への入口までは、短時間で着くと、勝手に思い込んでいました。
辿り着くまでの道程が長くて、途中で少し不安が過ぎりました・・・。(一本道なので、迷うはずはないのですが・・・。)

9時5分過ぎ、やっと「滝」への入口に到着です。

案内板等は有りません。
前方にチェーンがあって、道を塞いでいます。(ピンクテープも下がっています。)

道端に、自転車を置きました。


9時10分前に、滝を目指して山道に入ります。


入口前に、朽ち果てた「松見の滝」の案内板が落ちていました。

「㈱コバヤシ」さんとしては、「滝見客」は歓迎ではない様ですね。
途中にも案内板は無いし、壊れても修理もしていませんので・・・。
私有地であれば、尚更ですかね。

さてさて、藪に囲まれた、踏み跡の様な道を歩いて行きます。

地図では、標高640mの林道から、約480mの河原まで、160m程下って行く事になります。

ブナの自然林でしょうか・・・?

もう少し秋が深まれば、「黄金色」の光景になるんでしょうね・・・。(少し早かったか・・・。)

道は、思った程急ではありませんが、所々で倒木が道を塞いでいました・・・。


こちらでも・・・。


おやおやっ。

秋の恵みの「ナラタケ」です。
夜中に降った雨で濡れて、輝いています。
まるで、作り物の様ですね。

道が少し、急になりました・・・。


また倒木です。


その上、所々で道が狭く削れている場所があります。
ゆっくりと、注意して下りて行きます。

9時45分頃、木々の間から「滝」が見えて来ました・・・。


河原まで、もう少しです。

「ワクワク」して来ますね。

9時45分過ぎ、滝に到着です。

「柱状節理」の崖に、松と紅葉の木々が彩りを添えて、「絶景」です。
落差は90mの、「段瀑」です。
滝を、少しアップです。

丁度、雲間からの陽射しに照らされました・・・。

横向きの写真です。


上段をアップです。

この光景を、「白布」と言うそうです。

そして、下段をアップです。

下段の光景を、「スダレ」と言うそうです。
上下、三段の滝になっていますね。

滝を目の前にした「癒しの空間」に、暫し浸ります・・・。

さて、10時を過ぎましたので、そろそろ帰りましょうか・・・。
もう一度、全景です。


そして、アップです。


10時5分頃、林道に向けてゆっくりと上り返します。

10時50分前に、林道に上がって来ました・・・。


10時55分頃、滝の入口を出発です。

11時10分過ぎ、第二ゲートに到着です。(自転車だと早い・・・。)

ゲートの向こうに自転車を置いて、「パチリ」です。(可愛い自転車でしょう?)

さて、ゆっくりと下って行きましょう・・・。

途中の林の中の倒木に、秋の恵みを見付けました・・・。

綺麗な色ですね。(美味しそう・・・。ここで、少し時間を潰しました・・・。?)

12時10分前、第一ゲートに到着しました・・・。

慣れない自転車で、腕や足腰が痛くなりましたが、帰りは「楽ちん」でした・・・。
自転車に感謝です。

さて、「松見の滝」は、なかなか趣きがあって良かったですね。
奥地にあるので、尚更ですね(満足、満足。)
私は、「錦秋」の滝が大好きなので、これからも、機会があれば、色々な滝を訪れたいと思います。

さてさて、「おまけ」です。
帰路で立ち寄った、北八甲田の風景です。

先ずは、「睡蓮沼」の風景です。

残念ながら、八甲田山も高田大岳も、雲の中です。
もう一枚。

高田大岳が雲隠れですが、紅葉は見頃です。

続いては、「地獄沼」です。

こちらも、高い山は見えませんが、紅葉が素敵ですね。

もう一枚です。

晴れていたら、もっと綺麗だったと思います。(残念)

そして、「酸ヶ湯温泉」上の駐車場からの風景です。
先ずは、登山口付近です。

もう一枚です。

良い色になっていますね。

続いては、「酸ヶ湯温泉」上部の斜面です。

こちらは、少し霞んでいました・・・。
駐車場は、平日にも関わらず、7~8割方埋まっていました。
これは、「Go To・・・」のせいでしょうか・・・?

最後に、「城ヶ倉大橋」付近の風景です。
先ずは、大橋です。


「城ヶ倉渓谷」です。


渓谷の上部です。

少し霞んでいますが、天気が良ければ綺麗でしょうね。

そして、「カエデ」の紅葉です。

「真っ赤」に色付いた葉も良いですが、

もう一枚・・・、

この「グラデーション」が大好きです。

秋は、日に日に深まっていますね・・・。

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