山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

中央情勢報告⑬「生活の困難さ(ニーズ)を見いだす視点」

2013年10月30日 | 研修会
 第53回手をつなぐ育成会東北ブロック大会・(併催)第55回手をつなぐ育成会秋田県大会(平成25年9月28日(土)~29日(日)・秋田市)に参加してきた。
 その報告を続けている。
 第26回目。

 9月28日(土)第1日目の大会は、「式典」「アトラクション」「記念講演」に続いて「中央情勢報告」だった。
 講師は、田中正博氏(社会福祉法人全日本手をつなぐ育成会常務理事)。
 その講演について、東北ブロック大会資料掲載(p.14~p.25)内容を、少しずつ引用してきた。
 その13回目。

 生活のしづらさや困難を解消してゆくには、その困難を明らかにする必要がある。
 困難さとはその人のニーズである。
 それを明らかにするための視点は次のとおりである。
 
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【引用始め】

(東北ブロック大会資料p.18より)

ニーズ(困難さ)はサービスによって、
充足感を伴い望ましい状態に導かれるのが理想。

 ニーズを見出すのに必要な視点

① 充足感をもたらす方法について検討する。

② 欠けているのは何かを探る。

③ 望ましい状態を見いだす。

④ サービスを利用する。

 ①から③を経ずに④のみの関わりであると充足感が得られにくい場合がある。


【引用終わり】

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 障がい者にとっての生活のしづらさをはっきりさせる。
 その解決には、何が必要か。
 少しでも良い方向が見いだせる取組があれば、希望につながる。
 一番悪いのは、放置されたり、先送りされることだ。
 理想のサービスがあればいいのだが、地域によってはそういかない。
 それならば、次善の策を見つける。
 今より良いサービスを実現することが必要である。
 障がい者本人のニーズがどこにあるか、あらゆる角度から探っていくことだ。
 
 (ケー)


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