手をつなぐ育成会では親御さんたちに向けて
「頑張りすぎないで」とか「自分一人で抱え込まないで」
「専門の人の力も借りてみましょう」とか「自分自身の楽しみも見つけましょう」
という事を何度も発信しています。
これは、障がいのあるお子さんの事を他人に任せることに罪悪感などをもってしまい、
すべてを背負い込んでしまいそうな親御さんに向けて発信しています。
誰にも頼らずに親子が共倒れしてしまっては大変なことになるからです。
それは、今のような福祉サービスが無かった時代に
必死に子育てをしていた年代の方に多くみられるようです。
今の時代、まだ不十分だとはいえ使えるサービスがだいぶ増えています。
それ自体は、本当にありがたいことだと思っています。
ですが、以前にある方がふと言われていた言葉がず~っと頭の中に残っています。
「愛着形成も出来ていない内からサービスを乱用することはどうかと思う」
との事でした。
親と子どもの愛着がキチンと出来ているのだろうか?
と思われるような幼い子供を、毎日夜の7時くらいまで事業所に預けている
若い親御さんも見受けられるようになってきたのだそうです。
そんなのは”ネグレクト(育児放棄)”ではないかとさえ思えてくる。
というお話でした。
親御さんが何もかも背負い過ぎて親子共倒れになってしまってはマズイので
そんな方には十分にサービスを利用してほしいと思うのですが、
子どもにとって親でなければできない事ということは確かにあります。
人は、小さいころ親に無条件に愛されていたことが実感としてあると、
「自分は愛される価値のある人間だ」という自己肯定感が生まれるそうです。
自己肯定感が無い人は、人生の中でつまずきやすくなってしまうといわれています。
これは、障がいがある人も無いひとも同じなのだそうです。
就学前のお子さんをお持ちの親御さん、
わが子の将来が充実した人生になるために、
今一度、わが子との関係を確認してみませんか?
ご訪問ありがとうございます(F)