山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

障がいのない”きょうだい”からのメッセージ(研修会を開きました)

2014年09月30日 | 研修会
9月26日(金) 新庄市 ゆめりあ 
山形県手をつなぐ育成会 地域活性化事業

障がい児者と家族の権利擁護の研修会
障がいのない”きょうだい”からのメッセージ





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まずは新庄市手をつなぐ育成会の渡部会長のあいさつ

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講師の有馬桃子先生です

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未就学児の親御さんや、学齢期の親御さん、
成人して間もない子の親御さんの他、ベテランの親御さん
そして、福祉サービス提供事業所の職員さんの参加もありました。

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当日の資料の表紙です。

この研修会は11月21日(金)にも山形市で行われますので
内容について詳しくは触れませんが、研修会の終了後に皆さんから書いていただいた
アンケートなどを少し要約してご紹介したいと思います。

・今回の研修会は、すごく勉強になりました。
 今まさに子育てに悩んでいる時期でしたので、少し気持ちが楽になりました。

・長男の障がいの事を次男にもっと話してやるべきだったと思いました。
 一緒に暮らしているので、次男も長男の障がいのことを理解しているものと
 親は思ってしまっていましたが、その事について次男に詳しく話していない事を
 お話をお伺いして気が付きました。

・年に1回程度ですが、障がいのない子の休みに合わせて日帰り旅行にいっています。
 その時は、障がいのある子と、介護が必要な母親を福祉サービスを使って置いていくのですが、
 家族や自分のリフレッシュのためにも必要な事だと”あとおし”していただいた気がしました。

・きょうだいが我慢している様子はみられたが、こんなに色々なことを思っているのだと分かった。
 親の説明不足もあったとおもうので、ゆっくり話をしたいと思った。

・お話を聞いていて、自分が悩みながら子育てをしている頃を思い出しました。
 その頃に今日のようなお話を聞きたかったと思いました。

・幼児期~児童期、親も手探りで子育てをしていたので、
 障がいのある子にしか目が向かなくて、本当に他の”きょうだい”には申し訳なかったと思います。
 もっと早く、きょうだいについての研修を受けたかったです。

・先生のお話しを伺って、自分の接し方がどうだったのかと振り返っていました。
 自分がもっと若い時期、子どもたちが小さい時に聞いていれば・・・と思いました。

・障がい児を孫に持ち、一緒に住んでおります。
 どう接すれば良いのか理解できて良い会でした。ありがとうございました。


それから、きょうだいとして親に対する思いや妹さんに対する気持ちを
もっともっと聞きたかったというご意見もありました。
山形市での研修会は、今回よりもう少し時間を長く準備してあります。
有馬先生には、そのあたりもすでにお伝えしてありますので、
そのあたりも組み入れてお話をしてくださるとのお返事をいただいております。
(親は自分の子にはなかなか聞けなかった気持ちを
有馬先生を通して聞きたいと思っているではないかと思う)とお伝えしました。
有馬先生は、そのあたりも良くご理解されているようでした。


質問に関してですが、当日思いつかなかったけれど、こんなことを聞いてみたかった!
という方がいらっしゃいましたら、県育成会の方へFAXやメールなどで
ご質問いただければ、有馬先生にお伝えし、有馬先生からお返事をいただけることに
しておりますので、どうぞ遠慮なくお送りくださいますようお願いします。

山形市での研修会も楽しみになってきました(F)