山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆守谷俊雄理事長の本葬が行われました

2012年05月09日 | 守谷理事長
5月7日(月曜日)午前10時より
南陽市のご自宅でもある「薬師寺」で
守谷理事長の本葬が行われました。

手をつなぐ育成会の関係者では、
全日本手をつなぐ育成会の北原守理事長
東北ブロック協議会の照山成信会長
山形県内の育成会支部の代表の方など
から参列いただきました。

他には山形県・南陽市・他関係団体の方々も
参列されておりました。

そして、地元、社会福祉法人陽光会の理事長でもありましたので
いちょうの家の職員の方や利用者の方々も参列されておりました。

県育成会としては受付と、一部案内の
お手伝いをやらせていただきました。

参列者の人数ははっきりとした数字ではありませんが
400名ほどではなかったかと思います。

クリックをどうぞ⇒当日の式次第

クリックをどうぞ⇒県育成会の会報(号外・追悼号)

当日は、前日の荒れ模様の天候とは打って変わり
大変穏やかな日差しで、滞りなく行われました。

社会的排除のリスクを高める要因調査

2012年05月09日 | 地域福祉
 政府「一人ひとりを包摂する社会」特命チームがまとめた「社会的包摂政策を進めるための基本的考え方」(社会的包摂戦略(仮称)策定に向けた基本方針)について、本編を紹介している。

本日は2の(1)の2番目の項目を、次に引用する。
 社会的排除に関する今までの調査研究から明らかになっていることを述べている。
   
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【引用始め】

 2 社会的包摂戦略(仮称)策定に向けた取り組み

  (1) 社会的排除のリスクについての実態調査(大震災による影響を含めて)

    ○これまでに行われた調査研究で、社会的排除のリスクの実態、特に、リスクの連鎖や重なりについて論じているものからは、

     ・教育・学習機会の不足が、不安定な就労につながりやすく、能力開発機会の不足や低所得を通じて、貧困状態に陥るリスクを高めること

     ・親の失業や病気、多重債務、離婚などによる子ども期の貧困、DVや虐待を経験するなど不安定な家庭環境、発達障害がきっかけとなった不登校、いじめなどによる引きこもりなどが、学習・教育機会の不足のリスクを高めること

     ・非正規就労などの不安定な就労は、失業やリストラ、病気といった生活に大きな影響を与える出来事(ライフイベント)に脆弱であり、その発生を契機に社会的排除状態に陥るリスクを高めること

    などが明らかになっている。
  
【引用終わり】

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 以上のように、社会的排除のリスクとして3つあげている。

 1 教育・学習機会の不足
 2 不安定な家庭環境、発達障害がきっかけとなった不登校、いじめ、引きこもり
 3 不安定な就労

 こうした問題が、社会的排除のリスクの連鎖や重なりを引き起こすと警告している。
 教育の問題、家庭の問題、雇用の問題等、複雑にからみあって社会的排除のリスクを高めることがわかる。
 (ケー)