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貧困にあえぐ国でサーフィンを楽しむ身勝手

2008-06-03 19:19:18 | サーフィン



昨日仲間とサーフィンをした後ムラサキスポーツに寄りflowと言うサーフィン雑誌を頂きました
家に帰ったあと本日一緒にサーフィンに行っていたT原さんからメールがあり

flowの雑誌に「アフリカに関する興味深い記事が載っているよ」 とのメールが来て

早速その場でその雑誌flowのアフリカに関する記事を探しました

今日のブロブのタイトル「貧困にあえぐ国でサーフィンを楽しむ身勝手」 この
題が目に飛びこんできて、そこから読み始めた・・


冒頭から 

「泥と小枝でできた見捨てられた村から、数歩ほこりっぽい道を歩いただけで、我々は数百年の
時を隔ててサーフボードの重みに沈む2万ドルのジープに身をおいた
この不公平なシーンを見て何とも思わない人がいたらそれは最も身勝手な心を持つ人間だろう」


こんな始まりからアフリカにパーフェクトな波を求めて海外からやって来たサーファー達
の記事はつづいた

記事の内容はアフリカでの現状が偽りなく伝えられていた・・

それと自分達の遊びでしかないアフリカでのサーフィンをする事のギャップに
彼らサーファー達の心の葛藤が書かれていた。

最初良い波に乗る事しか頭に無く、周りの現状はどうなっているか考えもしないサーファー達

確かにアフリカにはパーフェクトな波が立つようだ、しかしそこで生活している原住民の
人達の貧困にあえいでいる現実をサファー達は目のあたりにする事になる。


サハラ以南に住む者の1/3は栄養失調で、6人に1人の子供が5歳になるまでに死んでしまう
半数の人間が安全な水にありつけず、5人に1人しか電気がある家に住めない

アフリカに住む者の半分しか病院や医者にかかれないし、今も2億人にも及ぶアフリカの人が
毎日の様に餓えに苦しんでいる

今年になって100万人の人がマラリアで亡くなってる事などの現実

アフリカの平均寿命は41歳・・・。

その事実を知る事になったサファー達、サーフボード1つ買うお金が有れば
1つの村が丸々救える現実・・

自分もこの記事を読むにつれてどうにもならない虚しい気持に成っていった

今日は先ほどまでサーフィンしてきて心地よいハッピーな気分でいたのだが・・。


クライミングにしてもサーフィンにしても、自分達が楽しむ為なら周りの事が見えなくなってしまう
これは事実だろう

環境の問題にしてもルートクライマーは平気で岩にボルトを打ちつける、その事に彼らは疑問に
感じないのか・・?

ボルダーにしても自然に足を踏み入れればそれだけでも、多少なりとも自然を汚す
自分とてそれは例外では無い。

アフリカの現状問題とは少し話は違うが、自分達が楽しむ為なら周りが見えていない事は
一緒だね

それにサーファーやクライマーだけではなくて
日常暮らしていると物資が豊かな日本では当たり前の事が海外ではそうでは無いと言う事実に
中々目を向ける事がない・・

今日本では一部の食品の値上げやデパートの食品売り場にバターが品薄な事が
話題になっているが

アフリカの子供達はバターどころか食べる物もなく、毎日飢餓に苦しんでいる事実を
この雑誌によって知らされた。

自分はこのアフリカの問題に対して何も出来ない・・・

しかし、このブログに書く事によってこの雑誌flowを読んだサーファーだけでなく
このブログを読んでくれてる人にもアフリカの現状を少しでも伝えられたらと良いと思う・・


PS
このflowのアフリカの記事を読むように進めてくれたT原さんに感謝
雑誌をもらっても読まずに見逃す所でした。。

TAJI

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http://www.dff.jp/




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