ここでボルダリングを教えるようになって12年以上が経ちました。
その中で思う事は本当にこのスポーツの楽しみを伝えられているだろうか・・?です。
何故そう思うかと言うと、実際に始めてもすぐに止めて行く人が殆どだからです
このボルダリングが合う合わないもあるとは思いますが、余りにもそれでは悲しいし
自分はこのボルダリングに出会って素晴らしい出逢いや、感動が沢山ありました
そして今もハッピーな日々をボルダーと共に過ごしています。
始めたばかりの人やこれから始めてみようと思った人が、このブログをみて少しでもこのスポーツを楽しむきっかけになったなら幸いです。
それがこのスポーツへの恩返しだと思うからです
そして一人でも多くの人がボルダリングを通じてハッピーになれる事を願います。
今このボルダリングと言うスポーツが認識されつつあり、良いジムや整備された岩場も格段に増え続けています
そのなかでボルダリングに触れる人も増えたとは思います。
初日は楽しかったですか?
思ったより難しかった、辛かった、悔しかった、このスポーツに対して色々あったと思いますが、まだ始まったばかりです
ボルダリングはここからが楽しくも苦しくもなります。
せっかく始めたのですからこのボルダリングを楽しみましょう!
でもそれにはまずこのスポーツを理解する事が大事です。
理解して続けていくならばその先には素晴らしい自然と言う美しいフィールドがあなたを待っているかも知れません
また同じ時を共感し一緒に楽しめる良き仲間が沢山増えるかもしれません。
ここでは実戦的な事やメンタル面も少し伝えられたなら良いと思っています。
不定期の連載で初心者~中級者ぐらいの為にUPしますのでカテゴリーのHOW TOをチェックしてみて下さい。
まず、はじめに心へです。
それは、ボルダリングは登ると言う「スポーツ」であると言う事につきます。
ここを理解しないと上手くなりません、スポーツには練習が必要ですし、怪我のリスクもあります
練習には自らを高めて行こうとする意識も必要です。
どんなスポーツでも1日で理解する事は出来ないのです。
野球やサッカーにしても1日だけだったらルールを覚えるだけで
終わってしまう事でしょう
サーフィンにしても初日はボードの上に立つどころか1日波にもまれて終了してしまいます、それが何日も続く事もあります。
ボルダリングも一緒です、1日どころか初めての人が1時間もやったら手や腕が利かなくなって登れなくなってしまいます。
そうなっても「出来なかった・・」と片を落とす必要はありません。
上手な女性ボルダラーが初心者が登れない壁をスラスラ登ってるのをみて「悔しい」と思うかも知れませんが
彼女はあなたがその「悔しい」と思う気持ちを何百回も経験しながら強くなる為に練習してきたからこそ、上手に登れる事を決して忘れてはいけません。
初日に上手に登れないのは当たり前の事で恥ずかしい事でも駄目な事でもありません、殆どの人がそうです。
問題はここからです、ここでもう二度とやらない人が9割以上です、最初に言った通りスポーツであると言う認識が必要なのはこの事からです。
しかし、だからと言って構える必要もありません、スポーツを楽しむのは人それぞれだからです
ただ怪我のリスクもあるスポーツであると言う認識を持って下さい。
その上で初日は全く出来なくても、続けてみて下さい3ヶ月もしたら
このスポーツの沢山ある楽しい所の何か一つ見出せるかもしれません。
ではどうしたら上手く登れるのかを、次回は初心者の為の実戦的な事を少し書きますね。