細川刑部邸
天に唾す
=天を仰いで唾を吐いても、その唾は自分に返ってくるだけ
である。人を陥れようとして、かえって自分が害を被る事
をいう。
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「言霊」
言葉は言ってしまった時に、その音響はなくなっちゃっているようだが、波動は残っている。その波動が残っているということを考えてみたならば、かりそめにも我が口から人の幸福を呪ったり、人の喜びを損なうような言葉を冗談にも言うべきではないということがわかりはしないかい。
とにかく、お互いの気持ちに勇気をつける言葉、喜びを分かち合う言葉、聞いていて何となくうれしい言葉をお互いに言い合おうじゃないか。
言葉はねえ、言霊というのが本当なのよ。言葉は魂から出てくる叫びなんだから。
言葉って本当に大切だけど、難しいよね。皆さんも一つは経験があると思うけど、相手は冗談のつもりでいった言葉なんだろうけど、その言葉で傷ついた経験ってあるでしょう。逆に、自分の言葉で相手を傷つける事だってある訳だし、だからこそ、言葉には気を付けたいよね。
<お互いが嬉しくなるような言葉を使おう>今日の一言
細川(長岡)刑部家は細川家三代(肥後藩初代)忠利公の弟、刑部少輔興孝が正保三年(1646年)に2万5千石で興した。興孝は熊本市東子飼に御茶屋を造り、後に下屋敷とした。明治維新後は時の当主興増はここを本邸とした。旧細川刑部邸は平成5年に東子飼から現在地へ移築復元したもので、建坪は約300坪有り、全国有数の上級武家屋敷としての格式を備え、熊本県重要文化財に指定されている。