まず始めに、(4月29日)の中で「車中泊するのにはちょうど良いサイズだと思ったが、この日の夜にその答えは出る。」の答を!
無理っしょ!(怒)
車中泊は、どんな車でも一緒。ラクティスは慣れていない分、余計に寝にくかった。併せて北海道の冷え込み、目が覚めたのは昨夜セットした携帯電話のアラームが鳴る1時間以上も前の2時45分だった。昨夜に購入した毛布もその効果を発揮せず、さすがに今夜はエンジンを掛けないと駄目かもと。二度寝する事なく、道の駅で歯磨きと洗顔を済ませ、自販機のコーヒー(120円)で目覚めの一杯を。毛布や車内を整頓して3時25分に道の駅・忠類を出発した。
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
この日は十勝大津灯台から灯台巡りが始まる、国道238号から道々319号→国道336号→道々912号と走り、4時3分に十勝大津灯台へと続くゲートに到着した。ゲート前にレンタカーを停め、カメラバッグと三脚を持って灯台へと向かった。
2011/4/30 EOS 5D/EF24-105mm(50mm)
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
灯台までは徒歩で10分ほどで到着するが、点灯している灯台を撮りながらだったので、到着するまで25分ほど掛かった。
2011/4/30 EOS 5D/EF24-105mm(28mm)
4時30分過ぎに東の空が赤くなり始めたが、水平線上には雲が立ち込めていて朝日は暫く出てこなかった。50分ほど撮影をした後に灯台を後にした。
2011/4/30 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
レンタカーを停めたゲート前まで戻る途中、辺りもだいぶ明るくなってきたので、最後にもう一度撮影を行い、5時過ぎにゲート前に戻った。この日はまだ朝飯を食べていない、腹は減っていたが周辺にはコンビニも見当たらず。どこか途中にあるコンビニでも寄ろうと決め、次の釧路埼灯台を目指す事に。
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
十勝大津灯台からは、道々912号→道々911号→国道336号と走る。昆布刈石展望台付近は3Kmほどはダート(未舗装)が続いていた。ダートを過ぎると道々1038号に繋がる、暫く走ると厚内の街に入る。「セイコーマート」を発見したが、残念ながら開店前、シャッターはまだ下りていた。その後も道々1038号→国道38号を走り、ようやく音別に入ったところで「セイコーマート・音別」にて朝飯などを購入(1,327円)、駐車場にて朝飯を食べ、その後も国道38号を走り、6時30分過ぎに釧路市内に入った。朝の早い時間だったので市内でも交通量は少なく走りやすかった、星が浦大通り5を右折し川沿い海沿い(浜町臨港通)の道を走り、国道38号(北大通り)→道々25号(南大通り)と走り、7時前に釧路埼灯台に到着した。
2011/4/30 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
2011/4/30 EOS 5D/SIGMA DG15mm
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
今回の灯台巡りで楽しみにしていた灯台の1つ、ビルかデザイナーズマンションかと思うような建屋。入り口も自動ドアーだ、30分ほど撮影を行った。
2011/4/30 EOS 5D/EF100-400mm(400mm)
2011/4/30 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
一通り撮影を終えたところで遠景にて撮影するために海の方へ、沖にある知人礁灯標も望遠にて撮影をした。撮影が終了したのが7時35分、次は昆布森灯台を目指す。
釧路埼灯台から弥生宮本通→釧路大橋通→道々113号→道々142号と走り昆布森を目指す。城山に入ったところで昆布森灯台の位置は確認できたが、灯台へ続く道が解らない。始めは城山地区の海岸方面から攻めるが道が解らず、地元の人に聞くも方言が理解できず。仕方なしに道々142号まで戻る事に、途中で見かけた地元の人らしきおじさんに尋ねるも、この辺の事は解らない!とちょっとキレ気味に言われた。どうせ他所から来た、行者にんにく(アイヌねぎ)泥棒だろうと、ムカーッとしたので礼も言わずにその場を去った。次にトライしたのは昆布森トンネルを出て直ぐのところにある階段、登ろうとも思ったがかなり辛そうだったので諦めた。再び城山地区まで戻る、たまたま見かけたおじいさんに灯台への道を尋ねると、道を案内してくれると。そのおじいさんは昆布を干して加工する作業場まで行く途中で、その作業場の先に灯台があると教えてくれた。
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
助手席におじいさんを乗せ、道々142号まで戻り左(昆布森トンネルの反対側)に少し進み、新しく出来た道々(道々142号から道々1128号に繋がっている)を進み、道々1128号(南下する)に入る。暫く進むと森の中へと進み道がある、目印としては入り口の近くに進路を差す看板が立っている。
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
未舗装路を進む事約10分、電柱も電線もあるのだが、知らなければ不安になる道だった。
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
森を抜けると昆布を干す作業場が数件あり、その奥に昆布森灯台が確認できた。
2011/4/30 EOS 5D/EF24-105mm(32mm)
2011/4/30 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(47mm)
これまで巡ってきた中で、辿り着くまでに苦労し時間も掛かった。その甲斐あって、昆布森灯台周辺は最高のロケーションだった。天候も良いし、吹く風も心地よかった。
2011/4/30 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
灯台からの眺めも素晴らしかった、30分ほど撮影を行った後に灯台を後にした。レンタカーを停めた場所に戻ってきたのが9時前、次は霧多布岬(湯沸岬灯台)を目指す。昆布森灯台から未舗装路を走り、道々1128号→国道44号を走り厚岸町へ。2001年のツーリングの時にお世話になった方々が在住されていて、思い入れの強い場所でもある。厚岸町を抜け更に国道44号を走り、茶内から道々506号→道々599号→道々808号→道々123号→道々1039号と走り、霧多布岬には10時5分に到着した。
2011/4/30 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
2011/4/30 EOS 5D/SIGMA DG15mm
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(47mm)
手前の駐車場(無料)にレンタカーを停め、カメラバッグを持って灯台へと向かう。ここも2001年に来ているのだが、当時の記憶は全く残っていない。ここも風が強かった、灯台に訪れる観光客も居たがまばらだった。
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(47mm)
2001年に来た時と同じアングルで撮った、岬の先端まで行くことは無く、灯台を中心に50分ほど撮影を行った。撮影を終えて駐車場に戻るとき、数人の観光客が入れ違いで来た。11時過ぎに駐車場に戻ってきた、次はいよいよ落石岬灯台に向かう。ここも再訪になるのだが、今回の灯台巡りで楽しみにしていた灯台の1つ。
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
湯沸岬灯台から道々1039号→道々123号と走る、霧多布湿原を横目に道々142号を落石まで走り、そこから道々1123号へと進み、11時50分に落石岬灯台へと続く未舗装のゲート前に到着した。ここ落石岬灯台も2001年以来、10年ぶりの再訪となる。ここ落石岬の当時の思い出はしっかりと残っている。ゲート前にレンタカーを停め、カメラバッグを持って灯台へと向かった。
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
2011/4/30 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
まず始めに飛び込んでくるのが落石無線通信局跡の碑と建物、古い建物には少々興味がある。数枚写真を撮り、後は灯台へと続くサカイツツジの間を抜ける木道へと向かった。周辺は10年前とさほど変わった様子は無かったが、木道の入り口は鉄パイプで手すりが組んであった。黙道を歩いていると、更に当時の記憶がよみがえる。木道も終点に近づくと、落石岬灯台が視界に入ってきた、終点の木道も鉄パイプで手すりが組んであった。
2011/4/30 EOS 5D/EF24-105mm(50mm)
2011/4/30 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
2011/4/30 EOS 5D/SIGMA DG15mm
再訪だけど大感動、ダイヤフラムホーン(霧信号所)が無くなっている以外は、当時と変わらない様相。ずーっと来たかった場所、念願が叶った嬉しさは言葉に言い表せなかった。30分ほど撮影を行ったていたが、その間に灯台まで訪れる観光客は居なかった。12時40分に撮影を終了し、再び木道を戻りレンタカーを停めた場所に戻ったのが13時前。腹も減っていたのだが、昼飯は納沙布岬で食べようと思っていたので我慢。
その2へ続く・・・