7月に入り梅雨も明け暑くなった、16日からの3連休は九州に灯台巡りに行く。これで毎週末連続で灯台巡りした事になる、この時に台風6号が近づいてきていたが、出発前は気にする事もなかった。
【7月15日】
今回の目的地は大分県、国東半島の東にある姫島灯台から巡る予定になっている。始発のフェリーに乗る予定なので、15日の夕方から出発する事に決めていた。
この日の仕事終わり、即効で自宅に戻りシャワーを浴びた。昨日の内にカメラや着替えなどは準備しておいたので、荷物を車に積み込み18時50分に自宅を出発した。まずは市内にある「すき家」へ、うな牛特盛りにとん汁おしんこセット(1,200円)で晩飯とした。食後に国道175号を走り、19時20分に三木小野ICから山陽道を走る。辺りはまだ明るくひじょうに走りやすい、2時間ほど走った21時11分に福山SAで最初の休憩をする事にした。SAで眠気覚ましのブラックコーヒー(130円)を購入、20分ほど休憩した後に再び山陽道を走った。2時間ほど走ったところの下松SAで2度目の休憩を、ジュース(130円)を購入し23時35分に出発、防府東ICを越えた辺りで日付が16日に変わった。
【7月16日】
その後も休憩する事無く山陽道を走り、山口JCTから中国道へと進む。1時過ぎにようやく関門橋を通過、ようやく九州道に入り、1時16分に小倉東IC(5,150円)を下りた。その後は国道10号を走り「昭和シェル谷弥石油・ザ・モール小倉前SS」(53.27㍑・7,670円)で給油を行い、その後も国道10号を走り2時10分に道の駅・豊前おこしかけに到着した。この日は伊美港から6時20分発の姫島行きのフェリーに乗る予定、時間に余裕もあったので2時間ほど仮眠をとる事にした。
これまでの走行距離 548.6Km
セットしていた携帯アラームが4時に鳴る、起床後は道の駅で歯磨きと洗顔を済ませた。4時26分に道の駅・おこしかけを出発、国道10号→県道113号→国道213号→県道23号を走り「セブンイレブン・中津東浜店」で朝飯など(738円)を購入。コンビニの駐車場で食べた後、県道23号→国道213号→県道524号と走り、伊美港には5時40分過ぎに到着した。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
フェリー乗り場前にある有料駐車場(720円)に車を止め、姫島⇔伊美の往復切符(1,100円)を購入した。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
6時10分過ぎにフェリーが入ってきた、その後に乗船が開始した。姫島までは20分、6時40分過ぎに姫島港に到着した。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
フェリーの待合所の自販機にてジュースなど(450円)を購入、レンタサイクルする予定だったが、朝早すぎたために開いていなかったので徒歩にて灯台へ向かう事にした。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
フェリー乗り場から姫島海水浴場方面へと歩く、途中で見かけた「灯台まで6.5Km」の看板には愕然とした。天気は良かった、対岸には国東半島も見えていたが、灯台方面はガスっていた。フェリー乗り場から歩く事1時間30分、ようやく姫島灯台に到着した頃には完全にバテていた。
2011/7/16 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
2011/7/16 EOS 5D/EF24-105mm(28mm)
念願だった姫島灯台、感動しながら40分ほど撮影を行った。旧退息所跡は資料館になっていた、撮影を終了した後に中を見学した。9時10分過ぎに灯台を後にする、これからまた1時間30分かけてフェリー乗り場に戻る事になる。次の姫島発のフェリーは10時25分、一か八かで急いでフェリー乗り場へと急いだ。
2011/7/16 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
灯台から歩き続けて約30分、海岸沿いを往来する車も多かった。
2011/7/16 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
姫島海水浴場まで来ると、この日は「姫島ビーチサッカーフェスタ」が行われていて、参加する小学生や父兄で賑わっていた。この時すでに10時20分を過ぎていた、どう頑張っても10時25分発のフェリーには間に合わない状況だった。
2011/7/16 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
10時30分過ぎ、伊美港に向けて出航したフェリーを見送る羽目になってしまった。フェリー乗り場に到着したのが10時45分、次の出航までは待合所で過ごす事にした。待合所も小学生や父兄で溢れかえっていた、ジュース(130円)を飲みながら暫しの間疲れを癒した。
2011/7/16 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
11時20分にフェリーが姫島港に入ってきた、やはり小学生や父兄が大勢下りてきた。入れ替わりで乗船、11時25分に伊美港に向けて出航した。11時55分過ぎに伊美港に到着、フェリー乗り場でジュースを購入し駐車場に戻った。
次は来た道を少し戻って香々地灯台を目指す、県道524号→国道213号と走り長崎鼻方面へと走る。香々地灯台は長崎鼻リゾートキャンプ場の中にある、キャンプ場の入り口で係員に駐車料金の徴収を求められた。灯台に行くだけだからとゴネたのだが、結局は駐車料金(500円)を取られた。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
灯台は長崎鼻の先端にある、駐車場から10分ほど歩いて灯台に到着した。
2011/7/16 EOS 5D/EF24-105mm(28mm)
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(47mm)
香々地灯台の灯器はLED化されていた、15分ほど撮影を行っていた間は誰も灯台へは来なかった。撮影後に駐車場に戻る、時間は13時を過ぎていた。次は琵琶埼灯台を目指す事に、長崎鼻から国道213号まで戻り、県道522号を走り竹田津港のフェリー乗り場を目指した。フェリー乗り場の駐車場には車を止めにくかったので、近くの海岸沿いに車を止めた。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
まずは、フェリー乗り場と反対側の国道方面の住宅が立ち並ぶ方の道を進む。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
少し進んだ先に大師堂があり、その横にちょっとした上り坂がありその道を進む、赤い手すりが目印。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
少し進むと鳥居があるが、鳥居はくぐらず道なりに進む。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
途中に視界が広がり、海が見え始める。フェリー乗り場もしっかりと確認できる場所がある。
2011/7/16 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(40mm)
車をとめた場所から歩く事30分、ようやく琵琶埼灯台に到着した。灯台は草木に覆われた場所で、海も見えないロケーション。ここもLED化されていた、ここではあまり長居せず5分ほどで灯台を後にした。
時間は13時50分過ぎ、再び来た道を戻る。10分ほど歩いたところで、ふと数メートル先が気になった。実際はすごい短い時間だったのだろうが、頭の中に色んな予測が飛び交っていた。「おっ、ロープが落ちてる!」、なんとも鮮やかな色、来る時には見かけなかった。畑もあったし、その関係のロープか?色々と考えたが1歩足を踏み出すと、そのロープが急に動く、同時凄い勢いで自分も後ろに飛んだ。
その鮮やかなロープはとぐろを巻いて威嚇している、頭は三角形だった、確認はしていないが多分蝮さんだろう。こっちを威嚇したまま微動だにしない、しかも道のど真ん中。これは困った、早く車まで戻りたいのに。落ちている”少し長めの枝”で振り払おうとすると、相手はついに牙を向いて威嚇は続く。もう最悪!
その時の時間の感覚は一切無い、なんとかその場を乗り切ったが、その後は車まで小走り。あんなに疲れていたのに、やっぱり蛇の類は怖いよぉ~。車に戻ったのが14時15分過ぎ、この一件で一気に疲れてしまった。少し車の中で落ち着くまで休憩をし、次の太郎岩照射灯を目指す事にした。
竹田津港のフェリー乗り場から県道522号→国道213号を走り種田の集落方面を目指す、ナビを見ながらそれらしき道を進むのだが、道幅は急に狭くなるし、草木が道を覆い車体にバシバシと当たるような悪路だった。取り敢えずは北を目指す、15分ほど走ると種田の集落に辿り着いた。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
このまま直進せずに右折する、道幅は狭いが舗装されている。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
その道を進むと右に大きくカーブする、当日はそのカーブの内側の広いところに車を止めた。カーブミラーは根元から掘り起こされたみたいで立てかけてあり、その奥に道が続いていた。始めはその道を進んだが、先には何もなかった。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
照射灯へと続く道は、先ほど来た道の途中にあった。進行方向の左側、木々が少し途切れた場所が照射灯へと続く道の入り口になる。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(115mm)
舗装された道からでも、電柱が立っているのが確認できる。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
こんな道を10分ほど歩くと太郎岩照射灯に到着する。
2011/7/16 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
立地条件は先ほどの琵琶埼灯台と似ているが、太郎岩照射灯の方は海が確認できた。ここでも10分ほどで撮影を終了、琵琶埼灯台であった時の様に、蛇との遭遇が無いかビビリまくっていたので、帰りは早々と引き上げた。
車に戻ったのが15時20分、まだ昼飯を食べておらず、さすがにバテていた。この次は臼石鼻灯台を目指すのだが、移動距離は結構ある。取り敢えずは、途中で1番最初に発見したコンビニに入ろうと決め、来た道を再び戻り国道213号を目指した。ところが途中で電線の工事を行っていて、暫く待ってくれと言われた。また狭い道を引き返すのも嫌だったし、渋々と返事をして待つ事にした。5分ほどたった頃に、工事が終了して通過できるとの事だったので更に進む。
ようやく国道213号に出る事ができたのが15時40分過ぎ、そのまま国道213号を走り続け、ようやく国道沿いに「セブンイレブン・国東鶴川店」を発見、おにぎりなど(1,013円)を購入、コンビニの駐車場でかなり昼下がりの昼飯を食べた。お腹も落ち着いたところで再び臼石鼻灯台を目指す、国道213号→県道201号→県道55号→国道213号と走り、途中から臼石鼻方面を目指して海岸沿いの道を進む。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
臼石鼻付近まで近づく、気をつけて進行方向の左側を見ると、電柱があり鎖が掛かっている場所がある。「立入禁止」の看板があれば、そこが臼石鼻灯台への入り口となる。車はそのすぐ横の歩道に止めた、歩いて5分もかからず灯台に到着する。
2011/7/16 EOS 5D/EF24-105mm(24mm)
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(60mm)
臼石鼻灯台は、平成3年に初点の比較的に新しい灯台だった。ここでも10分ほどで撮影を終了、歩道に無理やり止めた車の事が気になっていた。車に戻ったのが17時10分、次はこの日の最後となる守江港灯標を目指す。
臼石鼻灯台から住吉浜リゾートパーク方面を目指す、守江港灯標はリゾートパーク内に入らないと撮影できない。香々地灯台と同様に、今回も入園料(駐車料金)を徴収されるのかと思った。リゾートパークの入り口まで行くと、料金を徴収する人は居なかった。すぐ前を走る車もそのまま入場したので後に続く、時間も17時15分を過ぎていた。リゾートパーク内を走り先端まで走ると、ようやく守江港灯標を発見した。
2011/7/16 EOS 5D/EF24-105mm(60mm)
2011/7/16 EOS 5D/EF24-105mm(35mm)
許可を得て入場した訳ではなかったので、5分ほど撮影をして慌しくリゾートパークを出た。これでこの日の灯台巡りは終了、後はどこかの温泉(風呂)に入ってサッパリするだけ。住吉浜リゾートパークから国道213号を走る、途中にあった「しまむら・杵築店」で車中泊用の短パン(1,270円)を購入した。その後も国道213号→国道10号と走り別府方面を目指す、贅沢に別府温泉にでも入ろうと最初は思っていた。国道10号を走っていると、「競輪温泉」と書かれた看板を発見。面白そうだと「競輪温泉」に行く事に決めた、急な事だったのでかなり迷いに迷った。なぜか到着したのが、「競輪温泉」ではなく「浜田温泉」だった。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(35mm)
頭と体を洗うだけだから、まぁなんでも言い訳で。そのまま「浜田温泉」に、奥の駐車場に車を止め、下着やタオルなどを持って受付へ。
「100円です」
安っ!、100円を支払い「男湯」へ。暖簾をくぐると、いきなり脱衣所と風呂場、仕切りなど一切なし。湯はかなり暑め、蛇口はあるが水しか出ない。でも良い湯だった、汗も流してサッパリした。
2011/7/16 Nikon COOLPIX P5100(74mm)
風呂さえ入れば、後は晩飯。「浜田温泉」から県道642号→国道10号と走り、晩飯を食べる場所を探す。大分市内に入り、途中から県道22号を走っていると「まいどおおきに食堂・大分春日食堂」があった。唐揚げやたまご焼きなど(747円)を選び、ゆっくりと晩飯を食べた。
食後は車中泊する場所を探す、明日の予定は深島に渡る予定をしている。その前に関埼灯台の朝焼けから朝日を狙う予定だったので、近くの「道の駅・佐賀関」で車中泊する事に決めた。
国道10号→国道197号と走り、途中にあった「イデックスリテール大分・萩原給油所」(25.95㍑・3,892円)で給油を行った。その後も国道197号を走り、「道の駅・佐賀関」には20時45分に到着した。
走行距離 223.5Km
これまでの走行距離 772.1Km