赤い椅子

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枇杷街道・・・?

2013-07-01 21:29:00 | ノンジャンル
ジムの仲間のカヨピンさんとYさんが以前行ったときに、
枇杷の木がいっぱいあったという雲山峰の下り道・・・
今回、日曜日、30日はその枇杷を目指して山中渓から雲山峰、
六十谷へのコースへ同行させてもらう。以前夫と行き、帰り道を間違えて、
里に下りてからも道を聴ける人を探して尋ね回って歩いた失敗談がある。
たぶん長い道のりのコースだったという記憶があるが…



このコースは、紀泉アルプスとして知られており、展望が素晴らしく、
関西空港・大阪湾・紀ノ川平野の壮大なパノラマ風景が楽しめるはずだが、
余り見通しはよくなくて、残念ながらかすんでいたが…

JR 山中渓の駅を降りたのが10時半頃、阪和自動車道のトンネルを抜けて、
すぐ左の道をとると登山口が現れる。シダの多い道で、
第1パノラマ展望台まで雑木林の急坂が続き、一気に高度を稼ぐことになる。

     

かすんでいるが対岸は関空である。
ここでYさんが、よく冷えた自家製のトマトと胡瓜の梅酢漬けを
出してくれて、ホッと一息し、美味しく頂く(*^_^*)

植林が多い和泉山脈の中にあって、この山中渓から雲山峰周辺は
自然林のままで、標高こそ490Mと低いが、良いコースだと定評だとか。

雲山峰の名のいわれは、山と渓谷社発行『大阪周辺の山250』では
次のように書かれている。「紀泉アルプスの主峰で、雨ガ森大明神とも呼ぶ。
古くから和泉の海を行く船が航路の目標にした山で、雨の降る前には、
まずこの山に雲がかかることからついた山名である」と。

本格的な山道であるが、道標も判りやすく表示されている。

展望台から 雲山峰へはいくつかのアップダウンのある尾根路を歩く。
化成岩の上を歩く所もある。 雲山峰に近づくにつれ緩やかな尾根路も
次第に登りがきつくなり、まだかまだかという頃にようやく熊笹に覆われた
雲山峰の頂上に着く。頂上はなーんだと思うくらい狭く、
昼食場所の青少年の森へいそぐ。



なんだか今日は足が重い・・・
たぶん朝食が早かったので燃料切れかもしれない(@_@;)
ゆっくり上り下りを繰り返す。あと一息という青少年の森広場へはなかなかだ。
水分補給をしたりしながらみんなの後をゆっくりついて歩く。
仲間の足を引っ張るようなことがあれば、今度から誘ってもらえない(ーー;)

この辺り「六十谷」(むそた)というが、谷がたくさんあることから
ついた地名だそうだ。アップダウンの多いのも肯けるが・・・
1時頃広場到着。座りこんで昼食を・・・ほかのグループ20名近い団体が
先客で、仲間と間違えたのか飴などを頂いたり(^_-)-☆

大きな…1㎝ほどもあるようなアリがいっぱいうろうろしている。
足や靴に入ってこないかと思って落ち着かないが、
頬ばって食べたおにぎりが美味しかった!
先日いただいた子鮎の山椒煮もちょっぴりおかずに入れて持って行った。

この広場からは紀ノ川、和歌山市街が一望できる。紀の川が光っている。


四ツ辻の分岐を四ツ池方面へ向かい、JR六十谷駅へと進むことになるが、
暫く歩くと紀伊駅・六十谷駅分岐があった。
笹ゆりの保存地区になっているが、花はもう終わっている。
笹ゆり…見たかったな~

右折して墓ノ谷というちょっと暗い名前の表示があり、
杉林になり行者堂に下りてくる。
見上げると岩窟の上にお堂があり、役行者石像が祀られていた。


 
行者堂からは墓ノ谷沿いの地道の参道を下り、クッションのよい
なだらかな道を千手川のせせらぎ沿いにを歩く。
この辺りが仲間の2人が言う枇杷街道のようだ(*^^)v

枇杷の木があちこちにあるが、鳥がつついたり、ハイカーが採ったりで、
手の届く辺りの実はほとんどない状態。もう少し旬が過ぎているのかも~
それでもステッキで枝を引っ張ったりしながら、ほんの少々収穫(*^^)v

村里に降り、採りたて野菜を100円で買ったり・・・
ぶらぶら六十谷駅まで歩く。16時15分の天王寺行きに乗り帰途へ。
ずいぶん距離を歩いたと思う。そんなに高い山ではないのに・・・と思うが
しっかりストレッチをして足を休めなくっては・・・
コメント (2)
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