チハルより

カズハの誕生日に「今日、お姉ちゃんの誕生日なんです」っていう話を担当の看護師さんにしたら、看護師さんが、「じゃ、ちーちゃんからのプレゼントとして手形か足形をとりませんか？」って提案されました。思いもしなかった申し出で「とります！」って答えたら、その看護師さんのお昼の休憩時間を削って写真のカードを作ってきてくれましたただの画用紙を持ってきてくれると思ってたので、感動・・「時間がなくて、こんなのしか出来なくてすいません」って言われたけど、いえいえ、十分ですよ
足形をとって、チハルにペンを持たせて字を書きました手が短いから、すんごい書きにくかったよ
でも、冷静に考えたら、カズハはまだ5歳。こんな紙切れもらったって嬉しくないよね・・。おもちゃやお菓子だったら喜ぶだろうけど・・
あんまり喜ばないこと覚悟でカズハに「これ、チハルからお姉ちゃんにって」って渡したら「うわあーチハルもくれたの？お・た・ん・じょ・う・び・お・め・で・と・う・だ・い・す・き・・・大好きだってーお姉ちゃんもチハルのこと大好きだって言っといてねー」って予想外の大喜び「嬉しい？」って聞いたら「当たり前じゃんチハルがくれたんだよっ」って本気で喜んでいるようでした
今も食卓の横の良く見える場所に貼って、いつも眺めています
私がカズハなら、あんまり嬉しくないと思うんだけど・・。
何だか、とってもいいお姉ちゃんになっててビックリでした

それから「足形とりましょう」って提案してくださったYさん（Yって多いんだけどね）ありがとう休憩時間を削ってまでカード作ったり、足形とるのを手伝ってくれたりして、その気持ちが本当に嬉しかったです