Wild Plant

Colonel Mのブログ

垂木掛け

2019年06月07日 | DIY
と言ったと思いますが



ここの事です。
隅木に、文字道理、垂木を掛ける仕口です。
隅木に対して、隅木勾配を90°逆に取っているので
立水に切り込んでいることになります??
見た目に変ですが、そういう事です。
で、鉤込んだ深さの、下側の面は屋根勾配に上向きに削り上げ、
絵で見えている縦の面は、丸鋸の刃を45°に傾けて切り込んでやれば
良いのですが、反対側の立ち上がり部分は、
仕上げをするのにノミが入れ難いのでチョッと面倒かもしれませんね
でも、ここは後の兼ね合いもあるので頑張っとく方が・・・・(人好き好きかな?)

まっ、これで隅木の加工の要領はだいたい行けたと思うのですが(多分??)
加工する前に、墨付けが出来なければ、どうするかが解っても
何処にするかがわからなければ、ただの役立たずですね

なので、私の勝手な妄想手順ですが・・・
まず、柱芯の位置をこの要領で上面の木刃に移して
ここを基準に、登と下りの長さを取って隅木の全長を決めます。
勿論、平面の正の長さに対角の√2を掛けて、更に対角勾配の伸び率を掛けて
算出して下さいね
で、軒先はこれとこれで出した奴でOK
棟の方はこれで大丈夫で
取敢えず隅木の側面に古賀絵里の墨を打って(小返りや!)やったら
問題は、今日の垂木掛けの位置ですよ



この図面の様に垂木の位置は、桁の通り芯に合わせて、450mmピッチで割り付けてありますが
隅木に対しては45°振って有るので、隅木の横面に付ける場合は隅木の木刃の半分と隅木勾配の
伸び率分位置がずれます。
この絵の場合だと60÷伸び率の0.96225として伸びる方向に計算して62.3538となります。
僅か2mm程度の事で、長い垂木ではさしておかしく見えないかもしれませんが
短い垂木では、桁に鉤込んで有る、垂木受の鉤込みと位置が合わなくなって
垂木が桁や鼻隠しに対して直角に降りてきていないのが、バレバレになるので
注意して下さい。(素人が偉そうに言う事か!)

てな感じで、隅木は大体行けたかな?
まっ、まだ細かい事は色々有りますが

取敢えずです。
コメント
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