団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

京都府立図書館

2022-07-13 07:34:35 | 行政

京都府立図書館

2022年07月13日(水)

 16日(土)午前8:58から、BSプレミアムで、「ザ・バックヤード『京都府立図書館 日本最古の公立図書館の秘密』」という番組が放送されます。初回3月27日に放送された再放送です。

 私は、この番組を視聴し、図書館造りって、「百年の計」だと思いました。

 現在、広島市では、中央図書館の移転計画が大きな問題となっています。この問題を考える上で、示唆を与えてくれる番組だと思います。

 

京都府立図書館 (pref.kyoto.jp)

 

 

 

 1575年に設立されたオランダのライデン大学図書館です。昔は、図書館は「特権階級」が利用するものだったんですね。

 

 

 イギリスでは、1857年大英博物館図書室が「公共」図書館として誕生しました。

 

 日本初の公立図書館「集書院」は、1873年開設されました。イギリスにそんなに遅れていないですね。集書院は、京都府立図書館の淵源とされています。

京都集書院 - Wikipedia

 

 京都府立図書館は、1898年開設ですので、124年!経っています。

 

 1階の閲覧室です。高さは2フロア分以上あるのではないかと思います。

 

 

 建物そのものは古いですが、本の検索引出しシステムは最先端の技術となっています。100年以上の風雪に耐えるのみならず、進化しています。

 

 広島市の図書館移転計画は、第3セクターの経営を楽にする目的で、駅前福屋デパートビルに「間借り」するような形になっています。要するに「お金」ですよね。

 一方、紙屋町では再開発が行われていて、巨額のお金がつぎ込まれることになっています。この「再開発」って、民間ディヴェロッパーがやるようなことだと思うんですよね。図書館って「公共」です。優先順位がどちらが先かは、自明です。

 

 広島市行政が、図書館に対してどのような役割と責任を果たすベキか、厳しく問われていると思います。

 

 

 


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