食料安保
2022年06月22日(水)
1か月くらい前従弟と会食し、尋ねたのであります。食料危機になった時、サツマイモはすぐ栽培できるのか?と。従弟は言いました。簡単にできる! それで安心し、その日は、満腹・満足したのであります。
しか~し、そんな呑気な状況ではないようです。
16日の朝日新聞です。
食料の自給率37%。1965年度の73%から半減しています。歴代自民党政権のノー政であります。「ノー政」とは海外から食料を調達すれば良いという政策ですね。
この農林水産省の資料を見ると驚愕します。鶏卵1.5カ月に1個!多分飼料が輸入であることを考慮した結果でしょう。昔の飢饉とは違いますが、今様「飢饉」であります。
一方、食品ロスが年間522万トン。これは、国連世界食糧計画が世界各国に行った食料支援440万トンを大きく上回っています。→一口でいうと「愚か」であります。
日本の水田面積は236万ヘクタールで、50年前に比べると100万ヘクタールほど減っています。(約3割の減少)→二口目も、国の減反政策の「愚か」であります。
キャノングローバル戦略研究所の山下一仁研究主幹は「農地を集約してコストを下げれば、輸出の道がひらく。全ての水田でコメを作付けし、増産する方向へと方針転換するべきだ」と言っておられます。私はほぼ全面的に賛成であります。「ほぼ全面的」というのは、無理に農地を集約する必要はないと思うからです。
政治で農政を変えることができます。自民党にノーを突きつけたいであります。
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