医療崩壊
2021年08月10日(火)
既に医療崩壊の状況と思います。しかし、政権はもとよりマスメディアもこの事実を認めていません。一部認めている評論家がいますが、少数です。多数は「逼迫」の表現に終始しています。
現状認識できなければ、正しい対策はできませんですワ。
数日前、訪問診療の医師のTVインタビューを視聴しました。この医師は既に医療崩壊の状態であると明言いたしました。コロナ医療最前線の現場の医師の認識を共有すべきであります。
と同時に、この医師は、在宅患者に適切な医療を施こせば、十分対応できるとも言われていました。ただ現状は、「在宅療養」という名の放置により、医師にアクセスできない在宅患者が多数います。この医師は、診療所医師が主治医となるようその仕組み造りが必要と提案しておられました。全く同感であります。
私は、このブログで、ワクチン接種は診療所医師の活用が鍵になると言ってきましたが、在宅療養者への医療も診療所医師の活用がキモであると思うのであります。
ただ、東京の感染爆発は尋常でありませんので、診療所医師がいちいち往診をしていたのでは、間に合いません。羽鳥モーニングショーの玉川さんが主張しているように、大規模の緊急的施設を造るべきであります。
私も昨年の4月そのアイディアをアップしたことがあります。
大規模施設では様々な効果が発揮できると思います。
効率的に医療を施すことができます。往診に比べて何十倍も効率が良くなると思います。
患者自身の安心に繋がります。急変した場合でも即対応できますので。また、家庭内感染を防ぐことができます。
軽症の患者に早期に抗体カクテルを点滴すれば、中等症以上への進行を防ぐことができます。
09日の赤旗です。
菅首相はオリンピックが感染の拡大に繋がっていないという趣旨のことを宣うておられますが、そんなことはエビデンスがないので断言できないのであります。
五輪組織委員会には、国、東京都、他自治体から職員が何千人というオーダーで派遣されています。厚生労働省の職員、東京都で言えば保健衛生部門の職員も多数派遣されているハズであります。保健所は、スタッフの不足・疲弊で十分機能していません。組織委員会などへ職員を派遣できる状況では全くありません。→これは、感染拡大の大きな要因になっていることは断言できます。例えば、感染者の追跡調査が行われなければ感染拡大に繋がるのであります。
コロナ対策とオリンピックを同時並行で行うことはどだい無理であったのであります。その付けは、来週あるいは再来週の感染者1万人超となって現れることになると思われます。
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