団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

またやーさい!

2015-07-02 11:57:47 | 社会

またやーさい!

2015年7月2日(木)

 昨年10月末から、ヤフオクの取引をしておりまして、はまっています。私の発想としては、「まわす」ということです。今の自分には不要だが、今必要な人がいればまわすということなんです。これ、誰もまわす人がいなければ、ゴミになりますからね。世の中としても、非常に効率的です。

 昨年の10月末からし出しまして、現在までで、200件程度の取引をしたでしょうか。文字通り北は北海道から南は沖縄まで、全国の方がお相手になっています。

 今日の本題の、「またやーさい」とは沖縄の言葉で、「またね」といった意味です。

http://i-uchina.com/talk/post745/

 

 最近、沖縄の人との取引がありました。商品を送るのにその方の住所を見たら糸満市とありました。沖縄戦から70年となる「沖縄全戦没者追悼式」が行われた所です。この追悼式は毎年行われていますが、糸満市で行われていることも、糸満市が何処にあるかも知りませんでした。何の偶然か知りませが、糸満市の方の取引を行っている最中に、この追悼式があったのです。

 という訳でこの式典に少し関心を持ちました。

 翁長雄志沖縄県知事は、「強制接収された世界一危険といわれる普天間飛行場の固定化は許されず」『その危険性除去のために辺野古に移設する』との考えは、到底県民には許容できるものではありません」、「政府においては固定観念に縛られず、普天間基地を辺野古へ移設する作業の中止を決断され、沖縄の基地負担を軽減する政策を再度見直されることを強く求めます」と平和宣言で述べました。

 これに対して、ヤベー首相は、「普天間基地の危険性を除くのには辺野古への移設が唯一の解決手段」と平素力説しているにも関わらず、沖縄県民を前にしては辺野古基地移設問題について一切述べることができませんでした。これって、沖縄県民の民意に恐れおののいているということでしょう。一国の首相として、何と情けないことか!

 また、「この3月に西普天間住宅地区の返還が実現した。今後も沖縄の負担軽減に全力をつくしていく。」と述べましたが、何と空疎なことか! (参考までに、西普天間住宅地区を含む『嘉手納基地より南』の基地が整理・縮小されても、米軍専用施設面積の全国に占める割合はわずか0.7%しか縮小されず、基地負担軽減などと言えるものではありません。)

 

 私は、この方にヤフオクの取引ナビで沖縄への連帯の気持ちを伝えました。(通常、取引に関することですので、そんなやり取りはしません。)


 余談ながら、この取引期間中に、糸満市で沖縄戦70年戦没者追悼式が行われましたが、恥ずかしながら、糸満市が何処にあるのかまた平和の礎がこの場所であったなどということを知りませんでした。この度のあなたとの取引を通じてそういったことを知ることになり、少しでも沖縄について理解が深まったのではないかと、感謝の気持ちです。
 安倍総理大臣は、「沖縄の基地負担軽減に全力を尽くす。」と述べましたが、オール沖縄県民が反対している辺野古への基地移転作業を強行していて、この二枚舌には驚くばかりです。

 この沖縄戦では沖縄の四分の一方が犠牲になられたとは、胸の潰れる思いです。糸満市にお住まいの貴方の関係者にも犠牲になられた方がおられると思います。心から、追悼の気持ちを捧げます。

 

 これに対して、相手の方から、取引ナビで次のようにレスがありました。

 

 本土のメディアではほとんど報道されない米軍関係者が起こした事件が沖縄では毎日のように起きております。
 悲しいですね・・・

 でも、〇〇 △△ 様

 沖縄に関心を持って頂き(沖縄風に言うと)ありがとう~ね!

 またやーさい!

 

 余談ながら、この方のヤフオクでの最初の取引相手は私だったのです。これも何かの偶然でしょうか。私は、ヤフオクの取引を通じ、沖縄への連帯の気持ちを伝えることができ、取引以上の価値を得たと感じました。

 

 


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