団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

租税特別措置法改正案(話題)

2008-01-08 18:04:04 | Weblog
            租税特別措置法改正案(話題)

                            2008年1月8日(火)

 道路特定財源である揮発油税などの暫定税率を延長する租税特別措置法改正案が注目を集めている。テロ特措法が決着すると、次は間違いなくこの問題が国会の焦点になる。

シナリオ1
 民主党が延長に反対しているから、3月末までの成立は困難。4月以降ガソリンが1ℓ約25円安くなる。

シナリオ2
 先行処理案。テロ特措法で行おうとしている衆議院「再議決」を狙うものである。そのためには、1月末までに参議院に送付する必要がある。

シナリオ3
 暫定税率を元に戻し、新たな税、例えば「環境税」を創設する。

 シナリオ1の場合、歳入欠陥が生じるが、特定財源であるため、その分道路が造れなくなるだけだ。
 真に必要な道路は、一般財源で造ればよい。

 シナリオ2は、テロ特措法で相当な批判を浴びるから、よほどのことがない限り取り得ない。

 私は、シナリオ3がベストだと思うが、法案が間に合うかどうか心配だ。優秀な官僚もいるだろうから、既に準備はしているだろうが、「民意を含めての合意」ということになると、難しいだろう。

 3月末時点での確率は、シナリオ1が90%、2が10%、3が0%と見る。

 しかし、ガソリンが25円安くなる状況が永続的に続くとは思えない。
 25円を誰がどれだけ分捕るかが焦点になる。
 道路利権に群がる政治屋を多く抱えている自民党である。10円から15円はやっぱり道路にもっていくだろう。環境が5円から10円、家計が5円と予想する。
 通常国会で審議され、施行は来年度からか。

 以上は私の空理空論であるが、25円を道路のみに使うというのは、「グー」ではない。「愚」だ。

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2 コメント

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Unknown (亀さん)
2008-01-27 21:21:53
暫定税率どうなりますかねー?
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亀さん え (windy)
2008-02-16 10:07:20
 議長斡旋がでましたので、与野党妥協の産物になりそうですね。

 4月からのガソリン税の引き下げはなし。その代わり、1年後をめどに、特定財源を見直す。

 ってな感じでしょうか。
返信する

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