団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

脱「しがらみ」による「政界再編」

2007-07-24 18:37:57 | 政治

脱「しがらみ」による「政界再編」


2007年7月24日(火)


 29日投票の第21回参議院議員選挙は、民主党の独り勝ちになりそうである。
 民主党が過半数を制覇し、議長など主要ポストも手に入れることになると、巷間言われているように、「政界再編」ということになりそうである。
 早ければ今年中の解散総選挙という可能性も現実味をおびてきた。

 今回の与党の不振は、「年金問題」他いくらでもあるが、大きな要因として、安部総理大臣の政権運営の稚拙さがあるのではないだろうか。
 例えば、不祥事を起こした閣僚を擁護し続けた。罷免をしておれば、こうも内閣支持率の低下はなかったと思われる。

 安部総理大臣は、国民向けには罷免した方が良いことは百も承知のはずである。しかし、それができない。主要には派閥政治の「しがらみ」からであろう。
 ちなみに、小泉前総理大臣は、その「しがらみ」がなかった。

 一方、多くの国民にも「しがらみ」はある。「選挙は政策で」と建前では誰しも言うが、実際は「しがらみ」による投票行動が多い。
 利権による「しがらみ」、縁者による「しがらみ」、帰属団体への「しがらみ」等々。

 ところで、私の見通しは、団塊の世代の大量退職により、脱「しがらみ」が進むであろうということである。
 例えば、かつての企業戦士は「企業は儲けすぎだ!」と告発し、元公務員は「税金が高すぎる!」と叫ぶようになる。かつての帰属団体に対する「しがらみ」どころか、反旗をひるがえすようになるのである。

 団塊の世代の大量退職により、脱「しがらみ」が進み、真の「政界再編」が起こると予想する今日この頃である。

 


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