団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

トヨタの値上げで他メーカー「音を上げる」

2008-08-26 17:37:19 | 
         トヨタの値上げで他メーカー「音を上げる」

                         2008年8月26日(火)作成

 今日付けの朝日新聞によると、「トヨタ10車種値上げ」という見出しで、プリウス等の値上げが報じられている。

 乗用車に限っていえば、値上げはプリウスとハリアーハイブリッドの2車種、しかも、それぞれ1グレードのみだ。
 値上げをハイブリッド(HV)2車種に絞った理由について、トヨタのアナウンスは「希少金属の使用料が多いHVは、企業努力で原材料を吸収できるレベルを超えている。次のモデルチェンジまで現行価格を維持するのは難しい」ということだ。

 しかし、私はこのアナウンスを素直に受け止めることはできない。「希少金属の使用料が多い」のはプリウスやハリアーハイブリッドの他のグレードもそうであるのに、なぜ値上げしないのかという疑問が生じるからである。


 私の独断と偏見では、トヨタの値上げ戦略は、値上げの先陣を切りトップメーカーとしての役割を果たしたように見せかけて、実はHVを持っていない他社を益々窮地に追い込むということだ。
 注 ホンダも一応シビックハイブリッドを持っているが、トヨタに較べて販売台数がはるかに少ない。

 他社も値上げをしたくてたまらないが、トヨタがHV以外を値上げしなのであれば、中々値上げをする訳にはいくまい。
 つまり、HVを持っているトヨタとの収益の差が益々付くということになる。

 私は、今回のトヨタの「値上げ」で、他メーカーは「音を上げる」のではないかと思っている。
 恐るべし「トヨタ」

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