文書開示請求に大半黒塗り「ひどい」
2020年7月14日(火)
wifeが、「雅子」という名前の付いた人は、偉いと言うのであります。最初に挙げたのが、現皇后であります。外務省の職員でありましたからなぁ。次に挙げたのが、小学校の同級生で転入してそして転出した人であります。何がどう偉かったのかまでは分かりませんが、wifeから見たら「偉い」と思ったのでありましょう。(笑)
どうして、wifeがそのようなことを言ったかと言いますと、森友事件で自死した赤木さんの奥さま雅子さんが、実名で裁判に臨むと公表したからであります。
国と当時の理財局長(佐川氏)に損害賠償を求める裁判です。赤木さんの自死と、文書の改ざん指示の因果関係が争われるものと思われます。
雅子さんは、公務災害認定の経緯や理由がわかる文書の開示請求をしたのですが、大半が黒塗りだったと言います。
「何これ、ひどい!」雅子さんの気持ちが爆発したとあります。
7日の朝日新聞です。
先の「黒塗り」は、人事院ですが、この記事にある「1年延長」は、近畿財務局の文書です。
1年延長なんて、常識的には、考えられません。こういう決定を平然と行う行政って、誰が考えても問題があります。私ゃ、このような非常識(つまり違法以前の問題)な決定を行った職員に対する懲戒処分を法定すべきと思います。
私事で恐縮でありますが、私も最近公文書開示請求を行いました。
①まず、「大量」ということで、1か月延長するという文書が来ました。何をもって「大量」とするのか説明がありませんでした。つまり、「理由」なき「大量」であります。行政の恣意でいくらでも「大量」とすることができるのであります。
②一部黒塗りがありましたが、常識的に考えて非開示理由になるとは到底思われないものでした。→ただ、これについては、審査請求する道が開かれていますので、対抗できます。→私は審査請求までは行いませんでした。
③ ①の「延長決定」ですが、これ行政処分ということになっていないんですね。②は行政処分ですから、審査請求できるのですが、延長決定には審査請求できません。裁判を起こすことはできますが、裁判はハードルが高いのであります。
雅子さんは、重大違反として裁判に望んでいるのであります。
④ ③のように審査請求はできないのですが、私はあえて審査請求の様式により文書を提出しました。普通なら、これに対して行政側から何らかのアクションがあると思われますが、何にもありません。例えて言うなら、電話で不服の旨を申し立てても、一切返事がなく一方的に電話を切られるようなものであります。極めて不誠実な態度と言わざるを得ません。
話が逸れてしまいましたが、私は雅子さんの裁判の勝利を確信しております。何故なら、(ちょっと論理的ではありませんが)雅子さんが「本気」だからです。審査請求をしなかった私とは違うのであります。(ハハハッ)
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