団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

お調子者

2019-08-08 07:38:22 | 政治

お調子者

2019年8月8日(木)

 れいわ新選組の山本代表ですが、都知事選に出るかも・・?ってなことを言っておられます。

 8日の朝日新聞です。

 私は、数日前のBS-TBSの番組でも同様なことを言っているのを視聴いたしましたです。

 

 お調子者でありますなぁ! 誤解があるといけませんので、私は愛嬌があってお調子者のキャラが問題とは思っていません。むしろ仲間内なんかでそんな人がいたら楽しいじゃありませんか。

 

 山本氏は、一方で、次期衆院選挙で100人候補者を立てて総理を狙うとも言っています。山本氏に言わすと、全ての選択肢を排除しないといことですが、何を目的としての「選択肢」かってことです。国の政治を変えるのが目的であれば、都知事なんてことは有り得ません。小池現都知事が都知事選に出る頃一部評論家は、小池氏は最後は国政を目指すのではないかと言っていましたが、この期に及んで、もうそれはないでしょ!

 

 「お調子者」は別として、この方が掲げている「奨学金チャラ」って、一体この方何者とおもっちゃいます。封建時代ではないのですから、徳政一揆なんて世の中の秩序が成り立たなくなります。苦しい人には、償還を猶予しましょう!というのなら大賛成で有りますが、償還できる資力がある方のチャラとは、山本氏は眼力(視力)があるの?って思います。

 

 山本氏のこの考えの延長には、MMTなるものがありますが、これ、私的な理解では、ツケを後世に先送りするってことにしか思えません。私ゃ、私達の世代のツケを次世代に先送りするなんて、不道徳的なことはできませんですわ。まぁ、言ってみれば、借金をして子どもに返してくれってなものですから。

 

 

 7日の朝日新聞です。編集員の原真人氏が、トンデモ発言をしておられます。

 消費税廃止のために法人税を大増税しても同じかもしれない、と宣もうておられるのです。

 

 その理屈ですが、法人税を増税すると商品にそれを転嫁するので、法人税の減とチャラになると言うのであります。

 私ゃ、朝日新聞の編集委員たるものが・・、と思ったのですが、この方は、優秀な方だと思いますので、これから私が書く事は100も承知なはずで、だとしたら、何を意図しているのか、深読みが必要ですぞ。

 

 さて、法人税増と消費税減税がチャラになるとは、allニッポン的数合わせではそうなる蓋然性が高いと、私も思います。totalの税収は同じになるという意味でです。

 ただ、具体的なことを考えてみれば、内容的には大きく違いが出ることが分かります。

 

 仮に法人税チャラと消費税50%がallニッポンの数合せで均衡するとした場合、

①年収5000万円の某会社の役員が1000万円の高級車を買った場合、消費税は500万円也!

②夫婦合わせて年収400万円の、非正規労働者が100万円の軽カーを買った場合、消費税は50万円也!

 年収に占める消費税の割合は、①は1割、②は12.5%!

 1000万円と100万円なのに、税率の占める割合は、低所得の方が高くなります。

 

 くどくど言う必要はありませんが、消費税というのは逆進性が高いので、低所得者に不利になる税制ってことです。

 

 マスだけ見ていたのでは、この違いは分かりません。「ディテイルに真実がある」って、誰か言っていましたが、これだから、重箱の隅をつっつきたくなるのであります。(ハハハッ))

 

 ・・で、「深読み」ですが、どんなに読んでもおバカさんとしか思えませんでした、です。誤解があるといけませんので、私の深読みの力がバカということであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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