団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

首相、異例の賃上げ要請

2013-02-14 17:52:00 | 政治
                        首相、異例の賃上げ要請

                                                     2013年2月13日(水)

 安部総理大臣が、経済3団体トップと会談し、デフレ脱却に向けて「異例の」賃上げ要請を行ったと報じられています。(13日、朝日新聞)


 安部氏は、国会の答弁で「経営者に、収益があがれば賃上げを要請するという形で協力していただきたい」と答弁させられ、それを実行に移したと見られます。


 仮に、追及されて仕方なく行ったとしても、それは大いに結構なことと思います。

 
 しかし、経済界は「業績のよい企業なら」と応じるなど、冷たい対応です。
 経済界自身が、安部氏の本気度を感じていないからだと、邪推するのは私だけでしょうか・・。


 安部氏が賃上げに本気なら、他者に頼む以前に出来ることがあります。

 ① 最低賃金を当面1000円程度に引き上げること。
 ② ヨーロッパでは当然になっている、同一価値労働同一賃金にすること。


 今のデフレは消費不況で、その原因はワーキングプアーと称される低賃金層が増大したことが大きな要因です。

 ①、②等の対策を行い、この低所得者層の引き上げを図ることこそ、日本経済を再生する切り札と、私は確信しています。


 どこにお金があるか?
 
 最近のネットで、私はやたらと企業の内部留保の活用という趣旨の提言をみます。
 日本は。貯め込みばかりで投資に向かわないというのがその大方の趣旨ですが、私は労働者の賃金を引き上げることも、「投資の一部」だと思うのですが・・。消費が増えれば、企業の売上も増え、利益も増えるのですから。私の珍論に共感する人はいないのでしょうか・・。

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