団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

大井谷の棚田へ行きました 10年前に心配したほどのことにはなっていませんでした

2020-12-29 11:29:44 | お出かけ

大井谷の棚田へ行きました 10年前に心配したほどのことにはなっていませんでした

2020年12月29日(火)

 11月24日、島根県𠮷賀町にある大井谷の棚田へ行って参りました。10年前に心配したほどのことではありませんでした。耕作が行われていたのです。

 

 

 津和野町と𠮷賀町の文字が見えますが、その中間当たりに「大井谷の棚田」とあります。




 稲刈りは済んでいました。











 ここが棚田の全景を見渡せる所なんですが、ほとんどの棚田は耕作しているようでした。







 自治体が、意識的に保存の取り組みをしているようです。大切なことと思います。

 

 10年前に訪問した時は、棚田を耕作している方がおられて、お話をしたのですが、後継者がいないことを危惧しておられたのです。

 

        ↓

 

              柿木村の「大井谷の棚田」

                               2010年5月26日(水)

 私達が訪れたのは、田植え時期でした。70歳台後半と思われる農作業をしておられる方に聞くと、悩みは後継者がいないということでした。あと5年もすれば、この美しい棚田(約700枚)は、荒野になるのではないだろうか、と。
 日本全国どこでも起こっているこの現状を、誰もが憂いていると思いますが、解決の動きが見えません。

 私は、皆(特に農業をしていない人)がこの問題を認識するというのが一番重要と思っており、そのためには、「水田を守るための税」の創設が必要と思います。


2010年5月15日、島根県吉賀町柿木村。








 見学者のために展望台が作ってあるんです。










 
 水耕は食料問題と同時に環境問題とも言われています。田圃が保水効果があるからです。
 自然環境の問題は、ジワジワとくるので、コロナと違って、なかなか認識し難い面があります。ただ、気付いた時には「時既に遅し」ということになる可能性が高いと思います。
 
 非常に漠然として問題提起ですが、人の欲望をコントロールすることをしなければと思います。
 
 
 
コメント
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