原発ゼロ法案
2018年1月14日(日)
小泉元首相らが、原発ゼロ基本法案の提出を目指し、立憲民主党などと連携していく考えを明らかにしました。
12日の朝日新聞です。
いいね!いいな!をしたくなりますです。
先ごろ、日立の英原発建設に関して、政府は政府系金融機関からの融資を決め、何と政府保障も付けるという「英断」を行いました。これが、ドイツへの建設なら「独断」ということになるのでしょうけど・・。独は既に原発からおさらばしています。
駄洒落の余談はさておいて、政府保障というと、場合によっては、国民負担も生じることになる訳で、一体一私企業に対して税を投入するとは、この国は、資本主義国か?と疑問が湧いてきます。「資本社会主義国家」でありますな。資本に対しては社会的に面倒をみるという趣旨です。
まぁ、どう考えても考えられない事態であります。これも、アベノーマルの一種であります。(「アベノーマル」は誰かの造語でありますが、素晴らしいので使わせていただきます。)
記憶の薄れる先ごろ、中東で太陽発電をするというニュースを見ました。確か日本のコストの10分の1程度だったと薄ら記憶しています。原発の優位なんて、ありません。一部原発建設の巨大資本を儲けさすためのものと思いますです。
さて、この小泉氏の活動ですが、「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」という民間団体が行っています。「原発を即座に停止し、再稼働や新増設を禁止することや2050年までに電力を再生可能エネルギーで賄うことが柱で、核燃料サイクル事業からの撤廃は原発輸出の中止も盛り込んだ。」とあります。いいね!いいな!でありますが、一つ気がかりなことがあります。それは、使用済み核燃料ですね。一体どうすんでしょうか・・。これの見通しも付けてもらいたいものです。
今年の通常国家で法案が審議されることになるでしょうから、要注目であります。
最後に蛇足でありますが、「希望の党と意見交換をする」とあります。私は希望の党に揺さぶりをかけることになり、解党へのテンポが進むのではないかと期待しております。