団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

2015「平和の夕べ」コンサート

2015-09-22 07:42:03 | 音楽

2015「平和の夕べ」コンサート

2015年9月22日(火)

 アルゲリッチを迎えての、今年の広響のコンサートです。後日新聞で知ったことですが、彼女は広島へは6度目ということでした。ただ、私の知る限り演奏は初めてです。8月5日の演奏会で、チケットの発売は6月7日。プレイガイドに並んだのですが、僅か30枚しかその店の割り当てがありませんでした。しかも、通常ではA席のところS席なんです。泣く泣く3枚ゲットしました。(wifeと楽友のwife分も含めてです。)もっとも、11日に同じプログラムで東京のサントリーホールでの演奏会はS席が15,000円でしたので、「3倍取るホール」に名前を変えた方が良いと思ったのですが、よく考えると広島での演奏会が相場より安いのですね。

 

 

 2015年8月5日、広島文化学園HBGホール。

 

 

 

 ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番でしたが、この曲はベートーヴェンにしては長い前奏があります。ピアノの出だしも力を抜いたもので、軽やかに始まります。数小節聞いてアルゲリッチのタッチに躍動的を感じました。一番の聴きどころと私が思ったのは、1楽章の344小節目(楽友から教えてもらいました。)のfffです。いきなり甲高い音で「カーン」と響くのです。そしてそれに対比するように、その直前の3度繰り返されるメロディが実に柔らかな音なんです。私はその部分を聴いて、一瞬思考停止してしまいました。(一体この柔らかな音はどこから来ているのだろう・・。)アルゲリッチはこの部分を弾いた時微笑みました。8月11日のサントリーホールの演奏会はTVで放送されたのですが、ここでもやはり微笑んでいました。私には、「どう、このような柔らかな音は私しか弾く事はできないでしょう。」と言っているように思われました。曲全体としては、若きベートーヴェンの瑞々しい感性を感じるものでした。

 

 この写真は少々若過ぎないでしょうか。

 アルゲリッチのメッセージです。

 

 詩の朗読もありました。アニー・ドュトワはシャルル・ドュトワとの間の愛娘ですね。楽友から教えてもらったのですが、アルゲリッチは恋多い女性で、3人の相手との間にそれぞれ一子設けているということでした。

 右端の方でした。アルゲリッチの顔はバッチリ見えました。

 楽員の平和へのメッセージです。

 これ、ヴィオラのトップの安保(アンボ)さんです。彼女は髪が長いですから、それを特色として描いて欲しかったですね。

 少し余裕をもって出かけたのですが、何時も演奏の前に食事をするモーツアルトが40分待ちでした。8.6の前日でしたので、平和公園周辺は内外から多く人が集まります。

 壱というお好み焼きへ入りました。

 野菜・肉・卵(麺なし)550円を注文しました。この店安いです。

 冷蔵発送するということです。

 妻が注文した焼きそばです。

 鉄板に載せて出してくれますので、冷めません。味も良好でした。また次に行きたい店です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする