東京オリンピック2020開催決定
2013年9月8日(日)
2020年のオリンピックは、東京に決まりました。
マドリード、イスタンブールと、東京を含めて、それぞれ問題を抱えた都市ではありましたが、私は東京に決まった要因として、ロビー活動が功を奏したのではないかと思っています。根拠はありませんが、なにせ選挙のような「公職選挙法」はないということですから。「袖の下」文明のある日本として、様々な「手」を使ったのではないかと思います。今後IOC委員に対して、賄賂的な働きかけは禁ずるという方向に行く必要があると思います。
私は、東京オリンピック開催で、消費税を来年4月から8%にアップする決定をしやすくなったと思います。オリンピック開催は景気にはプラスに働きますから・・。
また、そのことと併せて、族議員が活気づき、土建国家再びという野望を抱くようになるのではないかと、危惧しています。なにせ、オリンピックという大義を掲げれば、直接関係のないような公共事業だってすることができますから・・。
オリンピック開催は、景気に対しては、良い影響を与えることは間違いないですし、大多数の国民は開催に賛成ですから、国民のマインドも良い方向に向かう側面はあると思います。しかし一方、消費税増税、社会保障の切り下げによるマイナス要因もあり、複雑です。
ここらあたりは、株式市場がどのような反応を示すかが、一番分かりやすいと思います。
週明け9日、300円以上値上げであれば、今後の景気動向について、相当評価していると、私は思っています。反対に200円もアップしなければ、冷やかに見ているということでしょう。
株式市場が開くのは、あと25時間半後です。
私の予想は、200円から300円の間です。
(2013年9月10日、追記)
・オリンピック・パラリンピック東京開催決定後の9日の市場は、344.42円高でした。「オリンピック景気」を大きく期待した結果ということでした。7年先のことですが、これから数年上昇基調が続く可能性が高いと思います。3万円の可能性はあると思います。