団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

領土問題

2012-08-27 17:53:08 | 政治
                          領土問題

                                                   2012年8月27日(月)

 私は、地球上に国境をひくなんて、ナンセンスだと思っています。
 国でも個人でも同じですが、地球上の有限の資源を、誰か特定の者の所有にすることは馴染まないと思うのです。

 例えば、地球上の空気に誰かの所有権を認めるということは、誰しも「考えられないこと」と思うでしょう。
 有限の資源は、「みんなのもの」なのです。

 日中、日韓、日露の間で領土問題が焦点になっていますが、私はこの問題の解決は、この「みんなもの」という考え方をする人が両国の多数派を占めるようになってのみ、解決が可能だと思っています。

 まぁ、それまでは、事を荒立てず、事実上の「棚上げ」が知恵のある対応ではないかと思います。
 もちろん、尖閣諸島への不法上陸は、日本の国内法を適用することは当然ですけど・・。


 
 北方領土は、第二次世界大戦のどさくさにまぎれて、不法にソ連(当時)が略奪したものです。また尖閣諸島は、近世どころか現代社会になっても中国は領有を主張してこなかったものが、資源があることに着目して1970年頃領有権を主張するようになりだしました。このことのみでも、日本に領有権があることは明白でしょう。


 ただ、竹島については、韓国の施政権が事実上日本に握られている頃、日本領土に編入したということですから、微妙な問題があると思います。韓国の主張も十分聞いてみる必要があるでしょう。
 マスコミは、竹島のみならず、北方領土、尖閣諸島を含めて、相手国の主張を報道する必要があると思います。
 それこそが、冷静な判断を生む基礎になると思うからです。


コメント (1)
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