団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

萩原麻末ピアノコンサート

2012-08-05 07:30:02 | 音楽
                         萩原麻末ピアノコンサート

                                                    2012年8月5日(日)

 このコンサートは一種独特の雰囲気がありました。地元ならではでしょうか・・。
 聴衆が「音楽好き」というだけではなく、ジュネーブ国際音楽コンクール優勝という「英雄」を見ようと駆け付けた方もいるのではないかと思わされたのです。それは、第1曲目の楽章間で拍手が起こったことでも表れていたように思います。


 この演奏会のことについては、5月10日でアップしました。
 チケットの前売り券購入のため並んでいたら、麻未さんのお母様とお会いしたのです。
 何という、偶然でしょう。演奏会の本日もお母様とお会いしたのです。私が声をかけたのですが、前売りの時のことを思い出していただきました。

 お母様は娘のために、多くの方と挨拶をしておられました。



・リスト          「愛の夢・3つのノクターン」より第3番「おお、愛せるかぎり愛せよ!」
・リスト          ラ・カンパネラ
・エルガー         愛の挨拶作品12
・ダヴィッド・ポッパー   ハンガリー狂詩曲作品68
・ラヴェル         ラ・ヴァルス

・R・シュトラウス      チェロ・ソナタへ長調作品6


・ピアノ  萩原麻未
・チェロ  カーリン・バーテルス
 バーテルスは、パリ国立高等音楽院で、麻未と同窓だった人です。



・2012念8月3日、広島市中区広島県立文化芸術ホール


 ラ・カンパネラでは、びっくりしました。
 ラヴェルやドビュッシーを思わせるような軽やかさがあるのです。
 後半の圧倒的なテクニックの部分でも、他の奏者のような重厚さはあまりありません。これがフランス風なのでしょうか・・。


 ラ・ヴァルスでは迂闊にも、ウトウトしていて、ハッと目が覚めた時の萩原の手の動きが今でも残像に残っているようです。

 R・シュトラウスの管弦楽曲は、聞いてすぐ分かる程独特の曲ですが、このチェロ・ソナタは、シューマンの曲と言っても分からないほど、ロマン主義的な曲と感じました。











 来年1月6日には、三原市芸術文化センターポポロホールで単独リサイタルがあります。
 髭の館長にもお会いしたいので、是非行くことにしましょう。
コメント
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