団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

ゴルフR

2011-02-09 18:05:08 | 
                         ゴルフR

                                             2011年2月7日(月)

 エンジンスターターを回すと、「ボーッ」という、あたかも猛獣が調教されてなるものかと、唸り声をあげるような響きがします。(シロッコと同じ排気系だと思うのですが、シロッコの方は「ボロローン」と軽快な音でした。)

 方や調教師は、この猛獣を服従させるために、改めて鞭(シフトレバーに当たるでしょうか。)などの操作関係をチェックするのです。
 すると、「?」。シフトレバーをSモードにすると、アイドリング回転数が上がるのに気が付きました。


 これはDモードで、アイドリングは800回転位です。



 Sモードにすると、1100回転位に上がります。



 Sモードにしてエンジン回転が上がるのは、あたかも、クラウティングスタートで、飛び出さんとばかりに腰を浮かした瞬間のようです。

 思わず、この猛獣は中々手ごわい!、と息を飲み込みました。


 2.0ℓと6速DSGを組み合わせた0→100の加速タイムは、5.5sec! 間違いなく、私が今まで乗ったことのある4輪車で一番の速さです。
 もっとも、私はホンダのスーパーブラックバード1100に乗っていて、0→100 3sec!台を経験してますけど・・。



 思い切ってアクセルを踏んづけてみます。VWご自慢のさすがのDSGもキックダウンに「間」があります。それは1secもないと思うのですが、いざという加速の欲しい時に、1secは長いのです。もちろん、パドルシフトでシフトダウンして加速すれば、良いのですが、このパドルシフト、ハンドルを回している時は使い勝手が非常に悪いのです。


 

 このゴルフボールのようなシフトレバーが、超優れものです。Dモード位置から左下方向にレバーを引っ張ると、瞬時にSモードになり同時にシフトダウンするのです。
 私のⅥでは、シフトレバーはT字型になっていて、一旦Sモードにしなければ次のシフトダウン操作ができません。つまり、瞬時の操作ができないのです。このゴルフボールには本当に、唸りました。この手を使えば、猛獣ももう唸らなくなるでしょう。楽しくて楽しくて、約10キロの試乗中何度も繰り返し、そのGの快感に酔いしれました。


 4WDということですが、私には2WDとの違いは、少し挙動が「硬いかな・・」という位しか分かりませんでした。
 ワインディングで、コーナーに突っ込んでみたかったですね・・。




 プライスタグは、505万円ですが、2WDにして、350万円なら、間違いなく欲しいです。350万とは、まぁ、妄想の類です・・。
 調教師にはなれそうもありません。















 赤のゴルフはⅤのGTI












 VWはウィンカーが左にあることを「国際規格」と言ってますが、国際規格でも使い勝手の悪いのは右に変えた方が良いです。
 車を運転する際一番操作をするのは、勿論ハンドルです。次は、スポーティ走行の場合はシフトレバー、次がウィンカー、最後がウォッシャーです。
 つまり、よく操作するものを同じ側にするのは使い憎いということです。左ハンドルではウィンカーが左にあるのは合理的ですが、右ハンドルではウィンカーはシフトレバーの反対側の右が合理的なのです。
 私は、右ハンドル車でウィンカーが左の方が使いやすいという人に会ってみたい。(相当怒っています。)

 

・2011年1月29日、広島市内のVWディーラー。