生活習慣症
2007年11月26日(月)
「生活習慣病」を誤って「生活習慣症」と書いたわけではない。あえて、「症」としたのだ。
私は、歯を磨く場所を風呂場としている。湯船に浸かって、ゆったりした気分で十分時間をかけて磨く。歯磨き粉(「粉」とは古めかしい。)もめったに使わない。
それでも、虫歯は右下臼歯がC1で30年程度変化がなく、そういったこともあり、歯医者には20年以上行った記憶がない。
話がそれてしまったが、私がここで使う「生活習慣症」とは、日常知らず知らずに行っていることが、慣れっこになって、日常と違う場面に遭遇すると、とんだ失敗(場合によれば事故)をすることになるということだ。
先にも書いたように、私は風呂場で歯を磨くので、洗面台から歯ブラシを持って風呂場に入る。ところが、磨き終わった後、歯ブラシを元の場所に戻さないのだ。
私としては、どうせ風呂場で磨くのだから、洗面台に戻す必要がないという思いなのだが、妻が余計なことに、毎日洗面台に戻す。
このことで、先日失敗した。23日のブログに書いたが、21日から23日までの入院中、21日に風呂に入った。そして、いつものとおりの行動をしたのだ。
翌日、歯ブラシを忘れていることに気が付き、風呂場を探したが「無い」。清掃をするスタッフが処分したのだろう。歯ブラシごときで、ナースステーションに行って訳を話すのも恥ずかしいので、歯ブラシ1本失うことになった。
広辞苑によると、「病」とは、①やむこと。病気。いたつき。②よくない性癖。欠点。短所。きず。③気がかり。苦労のたね。等とある。
一方、「症」とは、病気の性質。病気。とある。
「症」の意味に「病気」とあり、つまり「病」である。「病」の中には、「よくない性癖」という意味もある。私の今回の歯ブラシの件は、正に「よくない性癖」であり、「生活習慣症」と名付けたのは、まんざら、的外れではなさそうだ。ハッ ハッ ハッ。(しょうもない駄洒落)
今回のことで、私の日常生活の自立度は、10点満点で3±1程度ということが分かった。