ミャンマー・日本語学校ブログ

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ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

シンガポール留学フェアー

2008年09月07日 | 日本語学校




9月6日、7日の二日間、トレーダーズホテルにおいてシンガポール留学フェアーが行なわれている。
昨日、初めて行ってみた。
自分が行ったのは午後4時頃で、終了間近だったので人はそれほど多くなかった。

このフェアーはシンガポール政府とミャンマーの留学斡旋業者(SMART RESOURCES CONSULTANCY SERVICE)が主催している。
大学、専門学校に留学する場合、斡旋費用は無料だそうだ。

説明会にはミャンマー青年が多数来ていたが、みんな英語でペラペラ話している。
英語が堪能な若者たちは初めからシンガポール、オーストラリア、イギリス、アメリカへの留学を考えていて日本留学は念頭にないのだろう。

自分の学校に来る生徒たちは英語が上手ではないので、ミャンマー人若者たちは英語の能力が劣っていると思っていたがそうでもなかった。
逆に言えば、英語が苦手な学生が日本語を習いに来るのだろう。

AT-SUNRICE GLOBAL CHEF ACADEMYという専門学校のプレゼンテーションを聞いた。
パワーポイントを使用しスクリーンに上映しながらプレゼンテーションするやり方がとても上手でびっくりした。本当に分かりやすかった。
プレゼンターは斡旋業者のミャンマー人スタッフだが、実に英語が流暢。

この専門学校は世界で通用する一流シェフを養成する学校だそうだ。
申請費用 S$500  (約37,500円)
授業料 S$23,400 (約1,725,000円)
授業期間 15ヶ月
1週間のうち2日は講義、5日は一流ホテルで実習。実習手当てS$500が毎月もらえる。
授業料は日本の料理専門学校とほぼ同じかやや高い。

少人数限定とはいえ、授業料はかなりの高額なのでびっくりした。

入学資格はミャンマーの高校を卒業していること、年齢が18歳から30歳まで。
英語の資格は必要ないが、講義が理解できる最低限の英語力が必要。
インターネットを利用したオンラインインタビューを実施という。

日本の大学や専門学校でここまでやっているという例は聞いたことがない。

日本は完全にシンガポールに負けていると実感した。

<留学フェアーに参加した大学、専門学校のリスト>
1.AEC BUSINESS SCHOOL/AEC EDU GOUP
2.AT-SUNRICE GLOBAL CHEF ACADEMY
3.BRADFORD-REX SCHOOL OF HOSPITALITY AND MANAGEMENT
4.EASB INSTITUTE OF MANAGEMENT
5.ERC INSTITUTE
6.FTMS GLOBAL-FTMS SCHOOL OF HIGHER LEARNING
7.JCU SINGAPORE
8.KAPLAN SINGAPORE
9.MANAGEMENT DEVELOPMENT INSTITUITE OF SINGAPORE (MDIS)
10.NANYANG INSTITUTE OF MANAGEMENT
11.PCB ACADEMY
12.RAFFLES DESIGN INSTITUTE/RAFLES EDUCATION COLLEGE
13.SHATEC INSTITUTE
14.SINGAPORE INSTITUTE OF MANAGEMENT
15.SINGAPORE MANAGEMENT UNIVERSITY
16.SP JAIN CENTER OF MANAGEMENT
17.SSTC SCHOOL FOR FURTHER EDUCATION
18.ST. FRANCIS METHODIST SCHOOL
19.THE STANSFIELD GROUP
20.TMC ACADEMY
21.TOURISM MANAGEMENT INSTITUTE OF SINGAPORE
22.WASHINGTON COMMERCIAL AND LANGUAGE SCHOOL