ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

フラワーガール第二弾!

2009年01月19日 | イベント・行事





昨日の日曜日、ヤンゴン市内の某有名ホテルで結婚披露宴があった。

新郎は日本人、新婦はミャンマー人というカップル。

日緬カップルの結婚式に出席するのも久しぶりだ。
(あっ、もしかして8年前の自分の結婚式以来かもしれない。)

披露宴の会場となった大宴会場は300人の招待客で満杯になっていた。

ところで、この披露宴に6歳の娘がまたフラワーガールとして起用された。

前回、教会でやったフラワーガールに味をしめたのか、今回は娘自ら志願し、それがめでたく認められて新郎、新婦と一緒に花篭を持って入場するという役割を与えられた。

本番3時間前の午前7時にホテルに到着し、着付けとメイクアップを始めた。
ミャンマー風のメイクなので、かなりケバケバしくなったが、遠くからでも良く目立っている。

今回の結婚披露宴は仏教式なので、新郎、新婦が入場するときに花を撒く。
(キリスト教式の披露宴では退場するときに花を撒く。)

有名歌手のヘーマーネーウインさんが「ミンガラーアカードー(吉祥の時を告げる歌)」を歌うと、その曲にのってフラワーガールたちが先導し、続いて結婚指輪を持った男の子たち、そして新郎、新婦最後に介添役のカップル、という順番で入場してくる。

その間、わずか3分という短い時間だが、娘は精一杯、重責を務めていた。

披露宴は予定通り恙無く進行し、新郎新婦の入場から1時間後の午前11時に皆で記念撮影をしてお開きとなった。

300人という大勢の招待客の前で自分と同じ日緬カップルが新たに誕生した。

お二人のこれからの幸せを願ってやまない。

ランの花の見本市

2009年01月14日 | イベント・行事

1月13日付のFLOWER NEWS誌より。
(名前はFLOWERとなっているが花の専門誌ではなく、総合ビジネス誌です。)


ミャンマー旅行社協会とホテル観光協会の主催でランの花の見本市がミャンマー国内で2009年から毎年1回開かれることになった。

第1回目の見本市は3月15日から17日まで開かれる予定になっている。
場所はインレー湖畔のパラマウントホテルにおいて行なわれる。

見本市にはカロー、ピンダヤ、タウンジー、ニャウンシュエーなどの町から栽培されたランの花が持ち込まれて展示される。

(引用終わり)

ミャンマーは世界でも大変珍しいランの花の原種が自生していることで専門家の間でよく知られている。

この見本市ではミャンマーの珍しいランの花が一堂に集まる良い機会になるだろう。

日本にはランの愛好家が30万人以上いるそうだが、是非、この機会にランの花を観賞に、そしてインレー湖、シャン州の観光に来てほしいと思う。

インレー湖の風景、自然は本当に素晴らしく一度訪れた人は魅せられてしまう。

この情報を日本のラン関係の雑誌に載せてもらえないだろうか。

日本の歌手がミャンマーでコンサート実現か

2009年01月02日 | イベント・行事

1月1日発行のVOICE誌より。

HIV/AIDS撲滅運動のチャリティーコンサートが来る1月4日にヤンゴン市内のインヤーレイクホテルで開催される。

コンサートの生演奏はミャンマーの有名バンドであるLAZY CLUBが担当し、ミャンマーの多くの有名歌手が登場して歌う予定である。

このコンサートの企画は日本の子どもNGO、「懐(ふところ)」とミャンマーポールスター旅行会社が共同開催するもので、コンサートの収益金はHIV/AIDS患者の支援を行なっているAFXBというフランスのNGOに寄付される。

チャリティバザーは1月4日、午後4時から6時まで、チャリティコンサートは午後6時から9時まで行なわれる。

バザーでは日本のおもちゃや日本の手作りのお菓子が販売される。

チャリティコンサートの入場料は7000チャット。

このコンサートには日本の外川陽子という歌手が歌うことになっている。(↑写真)

子どもNGO「懐(ふところ)」
http://sky.geocities.jp/matchan1300sb/index.html

カレン族の正月

2008年12月28日 | イベント・行事

昨日(12月27日)はカレン族の正月に当たり、休日でした。

カレン族のカレンダーで2748年目の正月に当たります。
その前の2747年の正月は今年の1月8日だったから、1年の間に2回も正月を迎えたことになります。

家族で朝4時に起きて、タクシーでインセインまで行きカレン族の新年を祝う祭りに参加しました。

祭りの参加者は皆、綺麗なカレン族の民族衣装を着飾っていました。

会場はある仏教寺院を借りて毎年、行なわれています。

カレン族はキリスト教徒というイメージが強いですが、実際は仏教徒もたくさんいます。

また、民族的にもザゴーカレン族とポーカレン族と別れていて、言語や習慣も全く違うそうです。

さらにポーカレン族も東カレンと西カレンで言語が違っていて、カレン族が使う言語は全部で3種類になり、それぞれの言語でスピーチが行なわれました。

妻は西カレンなので、それ以外の言葉は全然わからないそうです。

歌手のサイン会

2008年12月26日 | イベント・行事


↑Lルンワ(男性)とソンテンパ(女性)

T-HOMEという有名なレコード会社のプロモーション企画として、有名歌手たちによるサイン会があった。

チッカウン、マーイッザ、プースー、ソンテンパ、Lルンワー、ルル、シンポーンなど今、売出し中の歌手たちがずらりと並んでポスターにサインをしてくれた。

今日のお目当てはジョージャー(以前のブログで紹介したことがある)だったが、残念ながら欠席だった。

ミャンマーでは有名芸能人がいても、日本の女性たちのようにキャーキャー騒ぐことはなく、みんな整然と並んでサインをもらっていた。

歌手たちと話すことや一緒に写真を撮ることも自由にでき、ファンとの垣根はほとんどないと言ってよい。

今日、一番印象に残ったのは、男性歌手のLルンワーで、愛想が良く気軽に話しかけてくれて感動した。

彼はなかなか歌唱力があり、前から注目していた歌手の一人だったが、これから応援して行こうと思う。

それから、シンポーンさんも素顔はなかなか可愛かったです!







以前、いきなり妻から「SMAPのナカイ君に会って一緒に話したいんだけど。」と突拍子もないリクエストをされたことがある。

「そりゃ無理だよ。」と説明してもなぜ無理なのか、理解できないようだ。

日本の芸能人は雲の上の人のような存在で、一般人が気軽に会って話すことができないことをミャンマーの人たちは知らない。

日本に住んでいたときミャンマー人たちから
「紅白歌合戦を見たんだけど、どこでチケット売っていますか?」という質問もよく受けた。

ミャンマーでは自分の結婚式に芸能人を呼んで歌ってもらうこともお金を出しさえすれば簡単にできる。

ミャンマーでは芸能人は身近な存在なのである。

クリスマスの雰囲気高まる

2008年12月20日 | イベント・行事
仏教国ミャンマーでもクリスマスのデコレーションやイルミネーションが毎年の恒例になってきた。

ヤンゴン市内の各大型ホテルではクリスマスイブから新年にかけて、様々なイベントを組んでいる。

イベントも毎年どんどん派手、豪華になっていき、入場料が一人100ドルという企画も登場している。
(以前は10~20ドルが相場だったが....)

仏教国のミャンマーでは「きよしこの夜」とか「ジングルベル」などクリスマスソングを学校では教えていない。

しかし、最近の子どもたちや若者はクリスマスソングを英語で歌えるようになってきている。

私営のPRE-SCHOOL(幼稚園のようなもの)がヤンゴン市内に次々とオープンして、子どもたちにサンタクロースの話、クリスマスツリー、クリスマスソングなどを教えているからだ。

12年前、ミャンマーに来た頃は、クリスマスツリーなどどこにも見かけなかったが、今はスーパーなどの飾りつけにも使われるようになっている。

仏教徒のミャンマー人たちがクリスマスソングを歌っているのは、見ていて面白い。

今、クリスマスはキリスト教徒だけのものではなくなった。







歌手シンポーンさん、日本でアルバム発売か

2008年12月20日 | イベント・行事

12月17日、 WEEKLY ELEVENジャーナル誌より。

ミャンマーのポップ系歌手の一人、シンポーンさん(↑写真)の「THE BEST SONGS OF SHIN PHONE IN JAPAN」というアルバムCDが日本で12月25日に発売されることがわかった。

このアルバムはシンポーンの過去にリリースされた12曲によって構成してある。
カバーデザインを日本販売用にアレンジしてある。

「このアルバムは日本のBMI会社から提案があったもので、12月25日の発売日には日本でサイン会を行なう予定です。」ということです。

未だに「シンポーン」と「キンポーン」の区別がつかなかった自分も今やっと顔を覚えられるようになった。

ミャンマー歌手のCDが日本で販売されるというのは初めてのことだと思われる。

演劇コンクールで優勝!

2008年11月30日 | イベント・行事


↑わが娘は村のおばさん役でした。



↑主役の女の子と囃子役の二人

今日は良いニュースが重なった。

この前のブログで紹介した子ども演劇サークルの発表会があったが、なんと娘が参加したサークルが優勝してしまった。
といっても、娘は完全な脇役でただ拍手しているだけなのだが....

参加チームは17チームで、歌あり踊りありでまるで子どもミュージカルのような感じだった。
それぞれのチームは衣装、小道具、化粧など工夫して本格的なものだった。

会場には出演する子どもたちの父兄や関係者たち500人でぎっしりとなった。

中には政府が主催する伝統文化コンテストの優勝経験のある子も参加していた。

1チームの持ち時間は10分で、「環境問題」「サイクロン後の復興」「社会福祉」などをテーマにしたものが多かったが、自分には子どもたちがしゃべる台詞が速すぎてついていけなかった。

娘が参加したサークルはこれで4年連続で優勝したことになるそうだ。

脚本、演出を担当している先生がとても上手で、この先生がいなかったら、優勝はできなかっただろう。

それに、主役の女の子の踊りも脇役、囃子役の男の子2人の演技も完璧だった。

こんなに大勢の観客の前で、堂々と演技ができる子どもたちは本当に芸達者である。
娘も台詞がないながらも、一生懸命笑顔をふりまいていた。

今日はミャンマーの新しい部分を見たような気がした。

来年は娘も台詞がもらえますように。



↑他チームの発表の様子


交通安全ポスター

2008年11月28日 | イベント・行事




先日行なわれた「交通安全展覧会」では交通安全ポスターのコンテスト入賞者の展示があった。

小中学校など子どもたちが描いたポスターはどれも秀作だった。

ところで、子どもたちが絵を描くときに、ミャンマー人の色使いに特徴が見られた。

1.信号は青色ではなく緑色を使うこと。
ミャンマー語では青信号は「セイン(緑色)」であるから、どの子どもも例外なく緑色だった。
日本の子どもなら、青色で描くところだろう。
英語でも青信号はGREEN LIGHTだから、世界的には緑色が普通で、日本人のほうが特殊なのだろう。

2.道路は黒で描くこと。
ミャンマー人には道路のアスファルトは黒に見えるようだ。
自分が道路を描くときは「濃い青色」「群青色」などで描いたと思う。

3.とにかく原色を使うこと。
ポスターということもあるだろうが、赤、黄色、緑など原色をふんだんに使い、絵を見ているだけでまぶしく感じられる。

ミャンマーではまぶしいくらいの色の使い方のほうがいい印象を与えるようだ。

ちなみに、日本の書籍用に使っているクリーム色の紙はミャンマーでは不評である。
クリーム色の紙は光を反射しないので、読書の際に目が疲れなくてよいのだが、ミャンマーではそのような発想はなく、コート紙のように光を反射してピカピカしている紙が好まれるのである。

欧米の人たちは逆にまぶしい色を嫌い、例えば写真集などでも色が少しくすんでいることに気づく。

国によって、また民族によって目の見え方に違いがあるのはとても興味があることだ。

交通安全展覧会で思ったこと

2008年11月21日 | イベント・行事


先週、「交通安全展覧会」なる奇妙な展覧会が開かれた。

主催者は「ミャンマー交通安全協会」とあるが、実態は交通警察の主催である。

展覧会の会場には交通警察官やら、治安警察官やら、軍人などがウヨウヨいて、一般来場者はもしかして自分一人だけではないのかと思えるほどだった。

なんか場違いの所に来てしまったかなと思った。

交通安全に関する展示会ではあるが、道路行政、バス行政、タクシー行政、運輸、船舶、鉄道など広範囲の展示やミャンマー製ジープ、トラックなどの展示があってそれなりに面白かった。

でも、なぜかワイン工場の展示があったり、鍋、やかんなどの金物、即席ラーメンまで販売されていて何の展示会なのかわからなくなった。

この展覧会で何よりびっくりしたのは、交通事故や鉄道事故の本当に生々しい写真パネルがたくさん展示されていたこと。

車同士が正面衝突した事故ではぺしゃんこになった車の中で内臓が飛び出してぐったりとしている人の姿が...

とてもブログでは紹介できない悲惨な写真が「これでもか」というほど展示されていた。

日本ではこんな写真の展示はあり得ないだろうが、見学した人は交通事故の怖さを思い知ることになり、それはそれで十分な効果があるだろう。
ぜひ、乱暴な運転を繰り返しているバスの運転手たちに見せたいものだ。

ところで、なぜ自分がこの展示会にわざわざ行ったかというと、ミャンマーに「交通マナー」や「交通規則」に関する教本、マニュアルがあるのか知りたかったからだ。
結果は残念ながら、そのような本はなかった。

このような展示会を開くことも意義はあると思うが、それよりも先に運転マナーというものを教育してほしいと思う。

いつも頭にくるのは歩道を歩いているとき、小さな路地に入る車が減速もしないで目の前へ突っ込んで来ること。
これは危なくてたまらない。

日本では右折や左折の車が横断歩道を横切ろうとするとき歩行者がいる場合は、歩行者を優先させないといけない。
無理に突っ込んで歩行者を退かせば道路交通法の違反になる。

雨の日、路上にぬかるみがあり車が通ると泥がはねてしまうが、歩行者に泥をはねることはこれも道路交通法の違反になる。
ミャンマーではそんなことお構いなしで、歩行者が気をつけないと泥だらけになってしまうのだ。

以前、市内バスに乗って運転席のすぐ側に座っていたとき、前方にお婆さんが横断歩道を渡りかけていたのだが、バスは減速するどころか逆にエンジンをふかしてお婆さんを脅かし、その音に驚いたお婆さんが後方に腰を抜かしてひっくり返ると、「あはは..ひっくり返ってやんの」と車掌と一緒に大笑いしている運転手を見た。

ミャンマーの運転教習所では運転マナーなど何も教えていない。
まずは、運転マナーの教本を作成して、教習所で教えてもらうように運動するしかない。

母校の文化祭

2008年11月19日 | イベント・行事

毎年11月の後半に入るこの時期になると、何となく気がそわそわしてくる。
なぜかというと母校の文化祭(外語祭)が開かれる時期だからだ。

今年の外語祭は11月20日から24日まで行なわれる。

インターネットの普及のおかげで、ここミャンマーから母校の文化祭の情報が見られるというのはすごいことだ。

この外語祭の特徴は何といっても各専攻語で行なう語劇があること。

今から遡ることちょうど25年前の11月19日と23日(しっかり日付も覚えている!)、映画にもなったあの「血の絆」をビルマ語で上演した。

ビルマ語学科は学生数が少ないので、学生一人がたくさんの役割を担当しなければならない。

自分は脚本、演出、監督、主演を全てやった。
今でも当時のことが懐かしく思い出される。

今年のビルマ語学科によるビルマ語劇は11月24日(祝)の午前10時から11時半まで行なわれる。
今年の出し物はコメディ「ヤンゴンの男とマンダレーの女」だそうだ。

語劇のタイムスケジュール

http://www.gaigosai.com/gogeki86info.html

また外語祭では25カ国以上の各国料理店が出展する。
毎年4万人以上の人が見学に来る大きなイベントになっている。

皆さん、ぜひ見学に行ってみてください。
語劇は字幕スーパー付なのでビルマ語がわからなくても大丈夫です!

アクセスについて
JR中央線「武蔵境」駅で下車後、西武多摩川線にお乗換えください。2駅目の「多磨(東京外大前)」が大学最寄り駅となっております。多磨駅からキャンパスまでは徒歩5分です。

↓の写真は昨年の語劇の様子です。(ビルマ語劇ではありません。)




昨日はダザウンモン満月の日

2008年11月13日 | イベント・行事

昨日は10月のダディンジュ満月の日に続いて、仏教徒にとって大切なダザウンモン満月の日だった。

この日にはお坊さんのために袈裟や日用雑貨を寄付したり、蝋燭に灯をともしたりする習慣がある。

この日は日本語学校も休みで、9月から1日も仕事を休んでいなかったので、久しぶりに休養が取れて良かった!

もう一つ、この日にメザリィ(という野菜)のプー(つぼみ)のトゥッ(和え物)を食べると、一生病気にならずに健康でいられるという伝説(迷信?)がある。

食べる時間は深夜12時に食べるとご利益があるというので、その時間まで仮眠をとり、12時ぴったりになって(つまり今日の未明)お茶と一緒に食べた。

味は何ともいえないにが~い味だが、たまねぎのスライスと共に食べるとおいしく食べられた。

これで一生、健康に過ごせるぞ!

サッカーGRAND ROYAL CHALLENGE CUP 08

2008年11月11日 | イベント・行事

11月11日から21日まで、トゥワナ競技場においてサッカーの国際試合が行なわれている。

出場チームはミャンマー、マレーシア、インドネシア、ベトナム、韓国、バングラデシュの6カ国を代表するチームである。

GRAND ROYALというのはミャンマーのウイスキーメーカーで、ミャンマーの一民間企業がこのような大きな国際大会が開けるほど力をつけてきたという証になる。

他のスポンサーとして、
エアーバガン(ミャンマーの民間航空会社)、カンボーザ銀行、アルパイン(飲用水のメーカー)、CALSOME(麦芽飲料のメーカー)、レーザー(歯磨き粉のメーカー)、ゴジラ(蚊取り線香)など今、ミャンマーで元気な企業で占められている。

こちらのほうも大いに盛り上がることが予想される。

ところで、この写真のように最近、広告のデザインがとても上手になったと思う。
登場している人物(モデルさんだと思われる)も表情が生き生きとしているし、ポーズの決め方もバランスが取れてよい。
色のデザイン構成も文句のつけようがなく、全体的にうまくまとまっている。

しかし、同じ雑誌内の他の広告ではまだまだ技術が足りないもの(色使いがおかしい、写真のとり方が下手)もたくさんある。

広告デザインコンテストが開かれると面白いと思う。

コンサート情報

2008年11月11日 | イベント・行事

明日11月12日はダザウンモン満月の祭日で仏教徒にとって特別の日となる。

パゴダ参りの後はコンサートというわけで、ヤンゴン市内各地で芸能人たちによるコンサートや青空市場、お祭りが行なわれ賑やかな一日となる。

写真看板は今、流行のHIP HOPのコンサートで、サイサイカウンラ、イェーレーなど若者に大人気の歌手が登場する。

コンサートの場所はカンドージー湖内のステージで、公園内では他にもさまざまなイベントが開かれ、大混雑になることが予想される。

この日に食べると一生病気にならないと言われるメザリープーも販売される。

ウエディングフェアー

2008年11月09日 | イベント・行事

「DREAM WEDDING FAIR 2008」がチャトリアムホテル(旧日航ホテル)で行なわれた。

ミャンマーでも最近ウエディングビジネスが盛んになってきている。
会場は観客でぎっしり満員だった。

7年前に自分たちの結婚式もここでやったので、懐かしくなった。

当時はまだウエディングビジネスもなく、ドレスを借りるにも今のように豪華で綺麗なデザインはなく、仕方なくオーダーメイドを頼むしかなかった。

スーレーパゴダからバスで1時間離れたインセイン町にあるカレン族の人たちがたくさん住んでいる地区のドレスメーカー(といってもただの民家だが)まで何回か足を運んで3ヶ月がかりでやっと完成した。

しかし、デザインをドレスメーカーの人に任せてしまったのがいけなかった。
出来上がった衣装は綺麗なのだが、すごく地味で華やかさが足りなかった。
完成したのが結婚式の1週間前だったので、本当に焦った。

そこでオーダーメイドの方は教会での結婚式に使うことにし、披露宴用のものを急遽、妻の遠い親戚の人から借りることにした。

インセイン町に住むその親戚の人の家へ行き、お蔵入りしていたドレスを出してもらったところ、本当に綺麗で豪華なウエディングドレス(大きな花の刺繍が入っている)だったので二人で大喜びした。

しかし、その喜びもつかの間、約束した結婚式前日に借りに行ったところ、「やっぱり貸すことができません。」との冷たい返事。
(貸すことができない理由は未だに不明のまま。)

妻は大ショック、半べそ状態だった。(結婚式はもう翌日に控えている。)
しかし、自分はあきらめなかった。
もう一度市内の貸衣装屋を探し回ったところ、一軒だけウエディングドレスを貸す店が見つかった!

その店に入ったときはもう午後4時半を過ぎ閉店時間ぎりぎりだった。

慌てて探し店の中に飾ってあった衣装の中から一番豪華なものを選んで決め、レンタル料を払うとそのまま衣装を持ち帰った。

その店の人に言われた。

「結婚式前日のしかも閉店時間ぎりぎりで借りに来たお客さんはあなたがたが初めてですよ。」