Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

車中泊アイテム

2009-08-16 23:54:04 | 
 愛車ジムニーで山行等に出た際、一番困るのは宿泊である。夜の遅い時間に登山口近くまで移動し、朝待ちで仮眠を取る際、サイドブレーキを解放し、無理矢理足を折り曲げて助手席に眠るのであるが、しばしばこの窮屈な空間から無事起き上がれるのかというふざけた恐怖に駆られる。またリクライニングが可能な場合でもどうにも満足感が得られない。仕方がないので時間があり、場所が確保できる場合はテントを張っているがこれからテント縦走となると朝露に濡れたテントはやたらと重い。

 新高湯温泉を出ると1台のジムニーが止まっていた。運転席の外に登山靴が置いてあっため西吾妻の状況を聞くと途中雨にあったがその後雲の上に出て山頂は晴れていたらしい。そんな話をしていると気づいたことがある。助手席が倒されその上に一枚のコンパネが渡され、登山用のリッジレスト(マット)が敷かれていた。どうやらベッドのようである。興味が引かれたため聞いてみると車内で眠れるように自作したとのことである。縦180cm、横40cmとのこと。車の型は違うが私のJA22でもどうにかその大きさで出来るはずとのこと。翌日早速作ってみることにした。

 13日午前中、家の物置を探す。父親が言うには古いコンパネが数枚あるはずである。しばらくして見つけ出したがそれは埃まみれの古い物であった。庭先に広げ水をかけて洗い始めるとチビどもが関心を示す。暑さにぴったりのお手伝いと称して道具を渡すと喜んで板を洗い始めた。


 
 洗い終え、天日で乾燥させる。その後そのまま車に入れてみるとちょうどいいサイズであった。それでもダッシュボード下の空間に突っ込めるように頭の部分に若干ノコギリを入れるとあっさり完成となった。




 試しに寝てみると丁度いい具合である。夏の時期の網戸等の問題もあるが車内で仮眠をとれるにはいいアイテムの作成となったのであった。

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