Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

柳津虚空蔵村

2009-08-11 23:50:05 | 
 実家に帰っては見たモノの全く予定がない。福島近辺の天気は曇りだが会津方面は快晴らしい。思い立ち、会津に向かうことにする。行く先は柳津虚空蔵村。ここは映画『男はつらいよ 36作・柴又より愛をこめて』のオープニングの舞台となり寅さんが縁日の準備をしたところであり、以前このブログで紹介した会津の『あかべこ』発祥の地である。
 
 隠居の我がオヤジを連れ出しチビどもと4人で出発。途中、私が生まれて初めて湖水浴を体験した猪苗代湖に寄る。



チビどもに多少水遊びさせた後、その先にある日本3大疏水に挙げられる安積疎水の猪苗代側にある十六橋水門に寄り道をした。我がオヤジのガイドに寄ればこの安積疎水が開拓されたことによって水が乏しいため牧草地でしかなかった郡山の地が県下一の都市に発展したそうだ。


 
 ともあれ13:00、目的の柳津虚空蔵村に到着。ここは日本三大虚空蔵尊の一つであり、1,200年の歴史を誇っているそうだ。なんでも唐の国より霊木を授かった弘法大師が帰国を三つに分けて海へ投げ入れ、その一つがこの柳津に流れ着き開山となったそうだ。後の二つは千葉と茨城であるがそれは両方とも海沿いである。内陸部の柳津に流れ着くには日本海の新潟・阿賀野川から遡り只見川に入らなければならない。全く持ってよく分からない逸話である。


 
 境内をブラブラすると流石に歴史的な趣のある寺であった。あかべこの発祥の地らしく最近造られたであろう巨大あかべこが鎮座していた名前は寺から取ったのか『満子』。チビどもは乗りたがったが禁止されていたため適当に戯れていた。



 その後、昼飯がてら立ち寄った道の駅『会津柳津』には何とこの『満子』の旦那の『福太郎』と息子の『もうくん』もいた。絶対最後の方は考えるのが面倒になったと思われ、また命名した人物のセンスが伺われる...。

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