大久保 宙さんのブログにて
http://blog.goo.ne.jp/alfaspider_1975/e/a975f1233b72fa761054fe99bdec6a2f
この記事のなかに
「たぶんプロを目指していて、自分が相当うまいと思っても、最初に挫折感を味合うのがレコーディングです。」
ってのがありますが、これは本当に納得。
自分自身はもちろん、実際にプロの現場やアマチュア、インディーズなどいろんなところでレコーディングを見たり担当したりしてきましたが、レコーディングは本当に上手いかどうかがわかるなって思いますね。
例えばパート別に見ると
・ボーカル 音程が合わない、響かない
・ギター ソロやメロディーが合わない、アルペジオがバラバラ、コードチェンジがスムーズじゃない
・ベース 音量バランスが合わない(特に、指→ピック→スラップなど)、リズムが合わない
・ドラム リズムが合わない、音のバランスが悪い(一部小さくなったり、大きくなったり、音色が変わったり・・・)
スタジオではうまくいってたのに~ライブではうまくいってたのに~レコーディングするとイマイチ?ケッコーありますよね。
ちなみにレコーディングで個人的に、いつも苦戦しているなーと思うのが、ドラムですねー。
ギターは歪ませちゃえばけっこーごまかせる、ベースもそんなに派手にやらない人だと無難に終わる、でもドラムだけはシンプルにやっても、派手にやっても、遅くても早くてもすぐにぼろがわかりますね。
宙さんもいってるとおり、「なんとかで賞を取った!」とか「音大にでた!」という方はけっこー自信家が多く、撮ってみたら絶句してる方、けっこー多いですね。
そんでなぜか「撮り方がわるい」とエンジニアのせいにされる場合もあるんだよね(笑)
そんな方に一つ質問をするなら・・
あなたの耳は完璧ですか?
ってことなんだよね。
ライブやスタジオで聴いてる音、それは本当に完璧ですか?
初のレコーディングで完璧に演奏できたって方は少ないんじゃないだろうか?
例えば、全国のコンテストで優勝したって方も初めてのレコーディングではかなり落ち込んだと言ってましたね。
俺も初めては本当にずたぼろでしたよ・・・たったの16小説ぐらいのギターソロに3時間かかりましたよ・・・
でもレコーディングをきっかけにかなりうまくなる方もいるのは事実。
ちなみにレコーディングでエンジニアが悪いいう方けっこーいるそうです(笑)(知り合いの元エンジニア談)
僕も「スタジオが悪い」「エンジニアが悪い」「機材が悪い」って何かのせいにしてる人けっこー見てますね・・・
ちなみに、一番多いトラブル
ドラムを最初に撮ろう→なかなかうまくできない→レコーディングの時間が足りなくなるので妥協→その後のパートも時間がないので妥協→急いで済ましてできたら微妙→
本当によくあります。
プロだと1曲作るのに丸一日なんてよくあります。数日なんてのもよくあります(パート分けてとかね)それを6時間で2曲とかってけっこー難しいんですよね。
初レコーディング、あなたはどうでしたか?
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