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パーカッション奏者(打楽器)大久保宙BLOG
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中途半端なプライドは踏みつける、プライドを持つなら持ち続けろ、ミュージシャンと職業は甘いが甘くない

2013年03月24日 | イベント報告
中途半端なプライドは踏みつける、プライドを持つなら持ち続けろ、ミュージシャンと職業は甘いが甘くない

意味の分からないタイトルですみません。
そして書いている文章もよくわかりません。

今週はレコーディングやプライベートレッスンが続きましたが、やはり1流と言われるミュージシャンは
かなりの練習をしているし、自分というものを持っていると実感させる1週間でした・・・逆に中途半端
なプライドを持っている人も多くレッスンに来たなーと思いました。

本人にも伝えたのでここに書きますが、結構私のところに来る生徒で多いのが吹奏楽で全国大会で金賞を
とって自信のある生徒・・・日本一になることはすごいことだと思います。ただ日本一になった=自分の
レベルが日本一だと勘違いしている人が多いです。もちろんみんなセンスがいいなと思うところも多いです
がねー・・・ もう1人音大生・・・中には主席で卒業しましたという人もいましたが、やはり学生です。
特に私が行っているようなハンドパーカッションは全くレベルが違います。

なにが言いたいかというとその生徒が延びる分岐点はここからなんです。 ここで私がセンスはいいけど
まだ普通の学生レベルだね指摘したときに、おーまだまだなんだー もっと上手くなるんだと、こちらの
情報をどんどん吸収して上手くなるか。 もう1つは私は日本一よ主席で卒業なんだから、おまえにそこまで
言われる筋合いはないって思うか、あとはさらに上で、もう自分は他人の意見を聞かずに自分のやり方だけで
プロになるよって思うかですね。

私個人としてはずるい人間になれと思っています、吸収できるものはどこからでもどんどん吸収してしまえば
いいと思っています。

ぼくはどちらのタイプの人間(生徒)であっても自分のところに来た生徒なので協力は惜しまないです。
大久保宙の技は全部盗んでやろうというタイプでも、大久保宙はたいしたことない、すぐに超えるから待ってろ
っていうタイプでも協力をもともめられたら協力しますよ。



うまいと思っているが、うまく出来ないレコーディング。

たぶんプロを目指していて、自分が相当うまいと思っても、最初に挫折感を味合うのがレコーディングです。
レコーディングとライブはまったく違うと思っていいです。(私は全然一緒だという人がいれば、もう相当な
人です)いままで自分は相当うまいと思っている生徒がレコーディングで苦労したり、落ち込んでいるのは
相当見ています。私の中のCDとレコーディングの違いですが。

今回のVientoAzul ファーストアルバム、【Atelier Sonore 】
を例にすると、基本的にレコーディングは1発録音です。CDはやはりライブより丁寧に演奏しています。もしライブの
ようなスタイルで演奏したら、リズムがよれよれに聞こえてしまうでしょう。逆にライブでは基本的に全身で演奏って感じです。
音だけでなくパフォーマンスなどもありますしね。

現在の多くのCDは打ち込みが中心だったり修正が主流になってきているのでほんとうにきちっとしたリズムが流れています
から少しでもよれたりしたら下手って感じちゃいますからね。

ただ音楽という職業が甘いと書いたのは 上手いからプロになれる世界ではないということ
甘くないというのはどんなに上手くてもプロになれない人が大勢いるということ

じゃー あなたどう進む?

音大主席の人にプロって上手いですねーって言われた・・・ちなみに私は日本の音大に入れなかった
落ちこぼれですよ。ちなみに私のところのスタッフは演奏家ではないですが打楽器で吹奏楽で6年全国一になっています。

大久保宙

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