高樹のぶ子のWEB SIA(SIA=サイア)〜アジアの心の情報を発信する〜

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高樹のぶ子のSIAブログ

2010年03月15日 / 最近の出来事

インド酔いから一夜あけて

土曜日、無事SIA-DAYインド編を終えました。
山口県のふるさとからも、東京出版社からも、もちろん地元の一般の方々、
大学院生も多数のご参加があり、大盛況だったことを感謝いたします。


どんな中身だったかを、プログラムでご紹介いたします。
「第9回 SIA=DAY 高樹のぶ子と浸るインド」プログラム(PDF)


インドは容易には全容をつかめないし、また、庶民の気持ちの中にも入り込む
ことができません。
レクチャーで申し上げましたが、カーストとジャーテイという、宗教や職業と密接に
関わった身分階級制度が、保守的かつ閉鎖的にしています。
一般的には、女性や子供という弱者に、しわ寄せが来ますが、そうした問題に
取り組み、この国の問題点を変えようと頑張っている性根の座った優れた女性達も
おられます。


プログラムを作ってくださったのは大学のアジアセンターですが、必死で最新の
データを集めてくださったものの、データそのものが、果たしてどのように正確に
集計されたものかはいまひとつ不確かです。
ともかく、外務省の公式表示を採用いたしました。


参加いただいた方々は、どんな感想を持たれたのでしょう。


この会のあとで、大学院生20人に「特別講義」をいたしました。
私は彼らを採点する立場なのですが、会を採点される場でもあります。
テーマはSIA-DAYの二部で取り上げた「インドの代理母」の問題でした。
全員に発言していただき、それぞれの立場での意見が出て、大変面白かったです。


撮影や会場運営などでお世話になった方々との打ち上げで、しっかり焼酎を
飲んでしまい、昨日は半分死んでいましたが、ようやく、次の仕事に向かいつつ
在る気分です。


SIAも残すところあと一回、6月のインドネシアのバリ島に行く予定です。
魅力的な女流作家の、美と性と自然をテーマにした短編をめぐり、最後のSIAに
したいと思っています。


みなさま、ありがとうございました。


高樹のぶ子

コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )

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コメント
 
 
 
お疲れさまでした (サイヤ)
2010-03-15 12:12:28
第9回SIA-DAYのご盛会おめでとうございました。

サリーを身にまとった先生はスレンダーでセクシーでした。
先生の2、3m先の真正面から夫婦で拝聴しました。

カーストにも届かない下層階級の作家ヤーダヴ氏の「仔犬」の朗読を、未知なる大国の混沌は自分とは関係のない世界の話だな、と思いながら聞いていました。

代理母や塀のフォトデッセイを見せられると、何だか息苦しくなってきました。塀の外の包みから突き出した動かぬ足。
たまたま先生が“運よく?”遭遇されたのか、日常的なのか。

自分とは無関係と思っていたものが、代理母や子供の臓器売買、少女売春などを聞いて、もしかしたら日本人が関わっているのではないかと不安に思えてきました。豊かな国の国民が貧しい国の最貧困層を喰うおぞましい図。

インドには結論がないから疲れるという先生の述懐は今頃重たく響いてきました。

世界最大の民主国家とか、タタ自動車の躍進、二桁の九九を言える数学頭脳の国民性がやがて世界を席巻する日も近いと思ってましたが、カオスを抱えながら迷走するのでしょうか。

おやつSIAでは、名前を覚えてませんが、雷おこし?や詰め物?を美味しく頂きました。それにチャイが美味しくて「お替りくだチャイ」って二杯も頂きました。

3時間はあっと言う間でした。

あのあと、院生の講義があると聞いて先生のバイタリティに脱帽しました。
 
 
 
端的で分かり易い内容 (浜田英季)
2010-03-15 12:52:29
端的で分かり易い構成の上、先生のサリー姿や朗読されたアナウンサーがとても素敵でした。最後に流れた♪「イマジン」に思わず涙して、しばらく席を立てませんでした。「イマジン」、「ジョンレノン」、「バリ島」。何の脈絡もない単語のようですが、私には、瞬時に一つの悲しい記憶に辿りつくのです。1980年12月8日、ジョンレノンが暗殺されたニュースを旅行先のバリ島で知った私は、購入したばかりのウオークマンで♪「イマジン」を繰り返し聴いて一人で涙したことを。その日のレギャンビーチの夕日は、特に美しかったように記憶しています。「ニーム」も私には悲劇に聞こえました。次回は9月18日ですね!その頃私は、博多の住人になっていると思います。
 
 
 
いよいよラスト (のあ いちい)
2010-03-15 16:00:15
お疲れ様でした。一区切りですね!

6月のインドネシアのバリ島、がラストですか。

ほんとうに、さまざま。

とても充実した時間を過ごせたのでは、ないでしょうか?!

会わずに、ブログだけのコミュニケーションも良いものですね!

もう、桜、さくら、サクラのシーズンが訪れます!

堪能できるときにしておきたいです!

 
 
 
今回は・・・サリー姿の高樹さんでしたか? (miriam)
2010-03-16 18:42:41
充実したSIA-DAYお疲れ様でした。

今回の高樹さんはサリー姿だったのですね♪
高樹さんの素敵なプロポーションとトークで会場の人たちは魅せられたことでしょう~
私も行きたかったな。。

会場でしか味わえない感覚というのがSIA-DAYにはありますよね。

その空気の中で・・・
涙してしまった浜田英季さんのお気持ち充分に理解できます。

インドは・・・
ひとくくりに出来ない難しさがありますね。
それを
どの様に高樹さんは表現したのでしょう~
とても興味があります。

次回のインドネシア・・・
バリ島ですか?

私が逃避したいところですね。。

バリ島は・・・
なんとなく、
アバンチュールの土地のような印象です。

高樹さん~
大きなお仕事を終えて、、お疲れ様でした~
あまり無理をし過ぎないようにしてくださいね。

身体を大事にしてください。

女は・・・
身体が、、(苦笑)

一番大事なのですから。。
 
 
 
Unknown (ee)
2010-03-17 09:21:00
今年も無病息災でがんばらなくては…
 
 
 
Unknown (リラックス)
2010-03-17 14:10:09
お元気ですか♪
お体大事にお仕事
がんばってください(^-^)
 
 
 
SIA-DAYの感想 (高樹のぶ子)
2010-03-18 11:55:13
先日のSIA=DAYインド編の、参加者のアンケートが届きました。
データなどは外して、感想として書かれたものすべてを、ここに貼り付けます。
個人情報や、他の方に迷惑がかかる文章は無いと判断しました。
もちろん、語句の間違いなどはありますが、参加者の率直な感想として、ここにお見せして問題はないと思います。
そして、この感想を皆様と共有することで、ご参加出来なかった方たちも、さらにインドについて、考えていただく機会になれば、意義のあることだと思いますので。

アンケートを書いてくださった方々、どうぞご了解ください。

・・・・・・・・・・・・

・インドで様々な施設にアクセスしたり、代理母にインタビューできたり、周到に準備されていると感じました。ふっと考え事をして、4枚の写真の1枚を見逃したのですが残念でした。インターネット、ホームページに載せて頂けるとありがたいです。(わがままなお願いで すみません)

・人口が多くて、発展途上国にあるインド、この国を理解することは大変困難なことと思っていました。今回その一端を紹介していただき、理解の一助となったような気がします。代理母になる人とその家族、子供を預かる家庭、どちらもしあわせになるのだったらいいのではないかと思います。
 インドという国を好きだという人と、嫌いという人があるそうだが、私も好きになれない。日本に生れてよかったと思います。これからもインドに注目していきたいと思います。ありがとうございました。
樹のぶ子さんご苦労さま、がんばってください。

・インドは一度訪れたことがあったので、とても興味あり有意義な時間を過ごせました。

・インドの認識を新たにしました。こんなにも制度がはげしいとは。貧しさ故に、いろいろな問題が起こるのは、どの国にも言えることですが。

・とても楽しく印度に旅行に行った気分になりました。ありがとうございました。

・カーストがガンジー時代より逆戻りしているということに驚いた。インターネットの取り組みが非常に早かったのがインドだと聞いていたため、今日の話とのギャップにとまどうと共に、歴史の重みがどんなに大きいものかということがよくわかった。それと共に女性・子どもをどうにかして助けたいものだと思う。(あらゆる時、切所で)一番大事なのは教育ではないだろうか。

・樹さんのサリーはすてきでした。インドは今 スバラシー発展途中の国かとおもっていましたが、心(気分)が重い

・いい意味でも、悪い意味でも朗読が印象に残りました。やはり文章が声に出して読まれることで、読書とは違った迫真性、臨場感が立ち上ってくるのが朗読の良いところだと思いました。悪い点は、効果音のタイミングやテクスチャーを慎重に選ばないと逆効果になっているように感じられることでした。
・安価なチケットでこの様な講座を有難うございます。福岡の市民のレベルアップにいいと思います。
重い、深い内容でカースト制と宗教は男性による社会とは。差別制度は60年前と変わらないとの言葉に驚きました。ヤーダブエッセイは実に面白い。
TVに見るとITに強い彼らがそのカーストを乗りこえて早く、何とかしてと思うのみです。まだまだ多難をかかえてはいるが、ジャーティの重要性等、知らない事ばかりで有意義な話で、参加して良かった。次回も楽しみに!

・おやつが美味しかったです

・朗読スバラシかったです

・カースト制度があるということは知ってはいましたが、カーストにも下にアウトカーストの方々が2億人もいるということにはびっくりしました。さらにカーストだけではなく、ジャーティーというものがあること、それからインドでは代理母というものが多く、お金のためにという貧しさゆえの現実もあるということ、インドでも婚活が行われているということ、いろんなインドの現実や問題点について、知ることができました。次回のバリ(SIA最終回)もぜひ参加したいと思います。ありがとうございました。今日のおやつのサモサ、とてもおいしかったです!感激でした。

・インドという混沌とした国を多方面からアプローチしていたところが面白かった。カーストと文学、結婚、宗教…様々な観点や問題点からこの国を眺めることができた。
しかし思うにこれらの見方もまた、バラバラに切り離すことができないだろう。インドとは「混沌」という大きな求心力のある核を抱えた国だと感じた。

・毎回来ているが勉強になる。旅行には行っている所ではあるが、考え、知識を持っていけば更に楽しめる。Indonesia期待しています

・カースト制度が今も残っている中、インドの学校(日本)に通わせている日本人の話(TV)を思い出しました。インドのITビジネスとの、現実の人々との生活、興味深く拝聴しました。

・初めての経験とても心に残るものとなりました。各々の国、人がかかえる歴史、環境、深いものがありますね。とともに、今の我身をふり返り、今一度考えてみたいと…。
問題をありがとうございました。

・構成、内容ともすばらしかった。舞台装飾も含めて。「結論が出ない」という表現でまとめられたのが印象的でしたが、文学者としての素直な立場なのでしょうか。
お世話下さったセンターがもっと長く貢献されると希望していますが…
 
・大変印象深いものでした。インドの見方が少し変わりました。樹のぶ子さんの印象もいい意味で変わりました。今後のご活躍を祈ります。次回のインドネシア論も楽しみです。
 
・インドについて、もっと詳しく理解できるようになりました。感動と深い思考を抱いて、人生や文化を考えるようになりました。
 
・「塀」のフォトデッセイが大変心に響きました。塀を隔ててある性と死の世界に無性さを感じました。神の無力さに…

・難しい問題です


・カースト制度は、現代のほうが強まっているという現実を考えると、非常に重いものを感じさせられる。このような深い問題をかかえる、インドはあまりにも大きく、とらえどころもなく、宗教的な問題、感情的な
 
 
 
↑の続きです (高樹のぶ子)
2010-03-18 12:02:55
・カースト制度は、現代のほうが強まっているという現実を考えると、非常に重いものを感じさせられる。このような深い問題をかかえる、インドはあまりにも大きく、とらえどころもなく、宗教的な問題、感情的な問題、が絡みあい、解決にはほど遠いようだ。私には、恐ろしい気持がする。代理母の問題も全てに貧困と女性の地位の低さがあると思う。人間の痛みは表面的な事では理解できない。おそろしさや苦しみを表現出来ないという悲しさも感じた。
 
・こんにちは、今日はありがとうございました。私は10年ほど前、インドにて生活していましたが、その後ミャンマーに行きましたら、なんとミャンマーにての生活の方がよくて、去年日本に帰ってきました。
名古屋から今年の初めに福岡生活になりました。久しぶりのインドのにおい、チャイー?おいしかったです。ベジタリアンの為、サモサは食べませんでした。ベジタリアン用のサモサもお願いします。ズーズーしいかな?日本語がへたですみません。今日の女の人はどういう人ですか?もしよかったら教えて下さい。

・なかなか海外に行けないので、いつもSIAは楽しみにしています。こういった企画がもう少し増えると嬉しいです。女性の持参金、代理母何でもあるインド、いろいろ考えさせられました。


・今までのSIAの中で一番良かった。インドは結論のない、原初の世界。何も言葉は要らない国だと思う。

・初めて参加しました。インドの実情を知ってびっくりしました。次回も又楽しみにしています。担当者の方々おつかれさまでした。樹のぶ子様の素晴らしい人間性にふれて、本当に、本当に人としての命…色々とあらためて考えさせられました。

・難しい問題をよく理解させて貰いました。カースト等、知っているつもりでいたことも、実は知らなかった、びっくりってことが沢山ありました。

・未知の世界のインドの人間に対するさべつがあるとは、今日初めて知り、現代の日本で生活する人としてちょっとショックでした。人間は平等であるべきだと思う!

・もし日本でもインドと同じカースト(ジャーティ)があったなら、私はこの会場にはいないと思うと、日本で生きている今が幸せだと思いました。

・代理母の問題は非常にショック!

・インド社会の真実をみたようでした。経済成長と人々の心、複雑です。

・口調がわかりやすく、興味深く話がきけました。とても良かったです。

・インドの現実を知るのにとても良かったと思う
 

・インドは知らない国。マスコミも余り取り上げない。毎回楽しみにして参加しておりま
 す。「知る」喜びを満喫しております。

・驚異的な発展をするインドの表と裏を、かいま見た気がします。宗教からの差別やカースト制度の現実をどう捉えていいか考えさせられます。

・インドがよろしくない状況でないのはわかるが、結局のところ、何が悪いのか分からなかった。おそらくインドの混沌というものが原因でわからなくて当然なのでしょうね。

・対談映像の最後に訳された内容は深く考えさせられる。彼がもしカーストの上位に位置する人であるなら、現在とは異なる考え、活動をされているのか…。ニームの朗読すばらしかったです。何となく、インドの混沌と不条理を感じることが出来たような気がします。
 
・インドの代理母の存在の多さには多少驚いています。こういうことは貧困が隣り合わせにあるということを改めて認識させられました。

・いつも、多分、行くことがないであろう国のことが情報がきけ、楽しいです。樹のぶこさんのインドでの疲れと無力感が心に残りました。

・大へん良かった。今度から再々拝聴したいと思っております。                       

・福岡に住む者として、アジア共同体の一部として、このSIADAYが続けられる事に深い意義を感じます。文学・文化を通しアジアにもっと目を向ける時期である様に思うのですが…。次回のインドネシアにも期待しております。樹先生を始めスタッフの皆さん方のご苦労に感謝し、皆様方の益々のご活躍を祈ります。心から感謝して

・大変充実した時間が過ごせた。カーストについてもっと調査(研究)してみたい気持ちになった

・ soakの単語に沿う様々な演出、現地のLocalな感情など日本にいながら伝えていただき、ありがとうございました

・結局は何も変わらないインドを女性の視点で鋭く描き出されたと思いました。素晴しいSIAでした。

・SIA2回目の参加であるが、前回同様、聴講していると、なぜか、胸が苦しく感じてしまった。同時に興味深くもあったが…。昔、教科書で学習した位の知識しかなく、小説、エッセイで読み知った以上に、今日の現実を知る事が出来、よかったと思う。そして朗読に感心してきいていた。

・今回のフォトデッセイはテーマが深く明快だった。感動し、示唆を受けました。対談の樹さん、
ファッションも適切。問題点をえぐり出していました。

・インドにおける差別について、知見を広めることができました。日本における差別と合わせて深く考えたいと思いました。

・以前、インドを取り上げて欲しい旨、アンケートに要望したが、今回のインド編は、私の期待に十分応えるものであった。重いテーマも受け止められた。

・インド作家の「小犬」に書かれた内容、人間の生きることについて重いかだいを感じた。

・すごくおもしろかった。中々カーストという現実を見る機会はない。日本に住む私からしたら“ありえない”と思いますが、自分がインドに生まれてて、高い身分だったら肯定するかもしれません。非常にナイーブな問題を真正面から取りあげてくださり、ありがとうございました。

・インドの国がかかえている奥深さが実感できました。代理出産や最新端のパソコンを創り出す、創造性を持つ人々がいること等

・「神々」とは人の外にあるのではなくて、内にあるものと思う。「神よ(は?)何もしなかった」という言葉は、この点からは少し理解できなかった。

・大変興味深く(総て)見ました。良かったです。全部良かったです。

・経済・技術大国のイメージを持っていたが、多民族の大国であるが故の治世の難しさを痛感した。女性の地位の低さには驚いた。命の重さを認識した。SIAには何度も参加しているが、毎回新鮮な発見がある。樹先生に感謝!!

・今日はインドの話ということで、どんな話を聞けるのだろうかと期待していました。カースト制についての話は差別という世界共通の問題について考えさせられました。

・分かり易くて、とても素晴しい講演でした。9/18インドネシアも楽しみです。

・代理母が盛んに行われているのにアウスも平然と行うとは、命とはなんなんだと思う。

・私にとっては前回の韓国とちがい、あまり興味のない国、ではあったのですが、だからこそ、共有できないだろう(ヒンズー教受け入れがたい)と思う考え方の違いを少し感じることができれば、と参加を希望しました。インドにはまる人がいるのは何故だろう。
朗読された「仔犬」身分制度に対する真理のつまった作品と思いました。“赤ちゃんでは身分はわからない”に肯定しながら、カリジャンの女がひきとろうとする時「それは最善ではない」と思い。政治を動かしている人が、治めやすいがためだけに残っている、維持されている制度。おやつおいしかったです。
 
 
 
 
やはり・・ (乃阿一葦)
2010-03-18 14:17:10
やはり、という思いが充満してきた。
遠藤周作『深い河』 そして、曽野綾子『人間の罠』を思い出した。

コメントなしの現実世界。それが、ほんとうのところ。そんな世界を思わざるを得ない。

拒否しようがそこにある現実。宗教も科学もカーストも貧困も。
そこから、歩き始めなければ、何も始まらない。カオスを前にして。

どんな生であろうと、そこにある。

―若い時、私は人並みに、人間は自分の将来を自分で決めるのだというふうに考えていた。確かに、青年の希望はその方向づけをするが、一生は決して、誰の力によっても決められるものではない。人間は、運命の罠のようなものにかかって一生を生かされるのである・・
          曽野綾子

私も、ここに一つの見方を置かざるを得ない。

     一葦
 
 
 
一言 (一読者)
2010-03-22 23:32:14
アンケートを書いた人の了解を得ずに全文を掲載するのは非常識なのではないか?
 
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