旧プチ民宿高橋 山口編

宇宙、日本、宇部

方言好きのどうでもよい話

2010-07-27 23:48:32 | favorit

俺は不器用な事に標準語もしゃべれず、移り住んだ土地にもなじめず、

多分永久に小倉弁をしゃべると思います。

小倉弁=北九州弁と思われがちですが、実はそんなことはありません。

 

北九州市内でも旧小倉と門司は豊前国。戸畑と八幡と若松は筑前国。

今は同じ街ですが、100年ちょっと前はちがう領域だったのです。

なので小倉と八幡は当然しゃべり方が違う。福岡弁の代表格の「ばい」は小倉では使いません。

 

俺は学区が関係ない高校に行ったから、クラスの連中は市内はおろか下関や宗像や添田や直方の人間が居ました。

そこで色々と方言トークしてたりしたから、今の俺は方言が好きなのかもしれません。

 

とはいえ、小倉の人間全てが俺のようなしゃべり方をする訳もありません。

小倉もモノレール沿いと日豊線沿いと鹿児島線沿いで異なるような気がします。

そして何が正しい小倉弁なのか?俺もよくわかりません。

 

小倉人でも不思議な言葉使いする人がいますが、俺も小倉じゃ使われないと思われる言葉使いをします。

それは「~ない」です。「どうぞしてくださいな」といった風に、相手をもてなす時に使います。

滅多にないですが、俺が友達にラーメンをおごる時「まぁまぁ、食べないや」といってると思います。

「ビール飲みなよ」は「ビール飲みないや」。「好きにしてよいよ」は「好きにしーないや」といった具合。 

 

たまに自分でも気になっていたのですが、こないだ日田に行った時に少しなぞが解けました。

 

Imgp48971

 

多分ですけど、大分弁なのでしょうね。

俺は母親は小倉から出た事ありませんが、父親は大分県境に程近い豊前市出身です。

なので、知らぬ間に父親から受け継いだのでしょう。思い出せば、父親しか使ってないないような気がする。

  

  

親から、故郷から授かった「小倉弁」。俺は東京に行っても、NYに行っても、アンカレジに行っても、小倉弁を使います。

色々と移り住んだので、かなり崩壊しておりますが。

 


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