地震の被害はとても甚大ですよね。なんか、さすがにしょんぼりしてしまいます・・・。
こんな呑気なブログを書いてて良いのか?なんて自分へ問いかけてしまいます。
ていうか、結構本気で考えてたりもします。他の人を不快な思いさせるんじゃないかと・・・。
それに相反するのですが、実はこのブログのコンセプトは「未来への自分への記録」なんですね。
自分がその時思った事を綴って、数年後「あー、そんな事もあったなぁ・・・」と思うのが目的の1つなのです。
なので、思った事はかかんといけんのです。
と、考えた結果、思った事を書いてみます。
福島の原発は大丈夫なのか、とても不安です。
こちらは人災なので、何が何でも問題を回避しなければなりません。
知ってビックリしたけど、福島第一原発の1号炉と2号炉はT芝が作ったそうじゃないですか?
なんかあったら、天国の清志郎にボロクソに云われるのでしょう。
事業主の電力会社、受注下の原発製造メーカ、そして政府。
全然足並みが揃って無いし、自分たちの首を絞める結果どころか、
関係ない人々を巻き込んでしまう恐ろしい大災害を招こうとしている。
俺はこれ以上の事が起きない事を、ひたすら祈り続けます。
俺も30超えたいい大人だし、大震災が色々な事を考えるきっかけにまだまだなりそうです。
旦那がT芝の社員ですから耳に痛いです。
社内でも「被災地はあんなに大変なのに俺たちは何も変わらず仕事をしてるがいいのか!?」という話題が出ているようです。"T芝"の文字が刻まれた炉がテレビに映る度に苦い思いがするのだと思います。
ですが、T芝も岩手に工場がありそちらも被災しております。
今後全国各地の工場から応援部隊が編成され、復興支援に向かう予定。。とのことです。もちろんうちの旦那も行く可能性がありますので、妻として、その時は快く夫を送り出す所存ではあります。
私の現在の職場であるS日鐵も岩手の釜石に工場があり、かなりの被害を受けました。
そちらの社員の方とも連絡がとれずひたすら連絡待ちの状況とのことです。
西日本の私たちができることと行ったらお金をおくることしか出来ませんが、出来る限り最大限の金額を家計より捻出したいと思います。
私はT芝のものではありませんが・・。おそらく"T芝"の社証を身につけているものは皆今回の事態をかなり苦しい気持ちで見守っていると思います。
T芝が加害者の一端ではあるのかもしれませんが、同時にT芝の者もまた被害者であるというのも忘れないで頂けると・・私個人の考えとしましては有難いです。
最後に、この度被害に遭われましたかたのご冥福をお祈りいたしております。
特にT芝を責めているつもりは無いです。誤解させてたらごめんなさい。
1号炉と2号炉を(詳しくは1号炉はGEとの協業)T芝が納めたという事を知って、とある事を思い出したのです。
それは何かというと、古い話なのですが・・・・。
昔、忌野清志郎が反原発の歌(サマータイム・ブルース)が入ったアルバムを作成したけど、
リリース寸前で発売禁止になったんですよ。
それはレコード会社の親会社であるT芝が、そういう事情で発禁にしたんですね。←あくまで噂ですが。
たしかに原子力ビジネスの考えに反する物を、その会社名義じゃ出せんでしょう。
清志郎は「安全だという根拠が無いものを作ってどうするんだ?」と歌ったわけです。
それは日本に対してのメッセージだったんだと思います。
しかし、そんな俺はどちらかというと原発賛成です。
エネルギー資源の乏しい日本にとって、原子力という選択肢は必然だと思うからです。
ただ、今回の事件により、清志郎が歌っていた事の方が正しかったのかな?と思いました。
彼は「彼はそんな狭い島国にそんなものをたくさん作ってどうするんだ?」と歌ったのですが、たしかにその通りかもと。
日本の電力消費量は増えていますが、政府の働きかけや国民の意識で、それを少なくするという手段はなかったのかな?と。
等など、色んな事を考えたのです。
話は戻って、今回の問題は納めたメーカーではなく、事業主に問題があるような気がします。
詳しい事はわかりませんが、事業主が(多分)隠蔽しようとした結果、このように事態が大きくなったのでは?と。
1号炉に海水を入れる時点で、全てを廃炉にする決断を下し、
全炉に海水を注入するようにしていたらこんな事にならなかったんじゃないか?と。
あと、各炉の製造メーカーが違うというのもどうかと思います。万が一の時の対応にムラが発生しますよね。
きっと、各メーカーの成果を考えての結果でしょうけど、安全性をあまり意識していないと思います。
ていうか、この辺りは政治的な背景があるのかもしれませんね。
なので、結果として技術屋がかなり気にせざるを得ない結果になるのも理解できます。
それはT芝がどうこうではなく、日本の原子力に対する考え方が微妙だっただけなのでは?と。
これからは、日本の技術力を信じるしかありません。
これこそ私は何か出来るわけもなく、わが国の技術を信じるしか方法が無いのです。
そんな事を考えた上で、あの記事を書きました。
旦那様に、よろしくお伝えくださいな。
私も別にT芝庇護派!という訳でもないんですけどね・・。
私自身も今回の地震があるまではどちらかと言うと原発賛成派でした。地域経済の発展になるし、そうそう危ないこともないだろう・・なんて考えていたんですね。今考えてみるとかなり甘ちゃんな考えでした。上関の原発に関しても思い切り地元なのであのあたりの地域の発展になるんならば、まあ・・くらいの気持ちでしたし。
こちらこそコメント欄に変なこと書いてしまってすみませんでした(汗
SEなんて災害時は本当に無力ですね。こういう緊急時にこそお役にたてるようなエンジニアでありたかったです。10年、20年後の未来を見据えて役にたてる人材でありたいと思いました。
長々とご迷惑おかけいたしました。
個人的には岡村さんと絡めたので、ある意味ラッキーでした(笑)
またそのうち、宇部かどこかで飲みましょう!
こっちじゃよく上関の話になりますよ。
地震がおきてから、全員原発反対派になったような気がします。
いくら山口には地震がこないと云われていても、さすがに反対するのが普通だと思います。
俺も地震が起きる前までは「上関は住民税が安くなるやろうし、ええやん!」
位にしか考えてませんでした。言い方は悪いけど、考えるいい機会だったと思います。
SEも縁の下の力持ちなので、間接的ですけど絡んではいると思いますよ。
技術者を支える技術者だと思うし、個人的にステキな仕事だと感じています。
まぁ、また飲みましょうよ(笑)鳥よしにでも行きましょう!
そんな感じで、今回はある意味がこのブログが役に立ったという事にして、しめたいと思います(笑)
また、よろぴくです☆