旧プチ民宿高橋 山口編

宇宙、日本、宇部

長門湯本温泉の真髄

2010-12-02 00:30:40 | 温泉

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長時間にも渡り、紅葉を撮ったり、息子と松ぼっくりを探していたので、体が芯から冷えました。

今日は湯本温泉に入るつもりで、お風呂セットを用意してきました。つい先日、俺が泥酔した湯本温泉です。

    

長門湯本温泉 アルカリ性単純温泉 PH 9.59 27~46℃

              

ここには公共浴場が2つあります。特徴は以下の通り

         

恩湯 ボロい。源泉かけ流しの為お湯は最高。でも温い。

礼湯 新しい。お湯は混合泉で鮮度にかける。加温してるので、お湯が熱い。

 

俺は最初から礼湯狙いだったのですが、何でか知らんけど12月中旬まで休業らしい。

なので仕方なく恩湯へ。風邪をひく覚悟で恩湯へ。

 

相変わらず建物はレトロです。凄く味のある湯元を代表する建造物。

新しくはないのですが、重厚感あふれる御影石の浴槽の迫力は凄まじいもの。

ラッキーな事に、シャワー周りが改装されてまともになっていました。一安心。

暖かいシャワーを浴びて、体を洗う。体は一瞬でヌルヌルすべすべに。

無色透明でぬるい。ふんわりと硫黄臭が漂う、とろみのあるお湯。新鮮なお湯で絶品です。

 

湯本で最強のお湯はここにあるんです。

 

ここで凄いのは浴槽。深さが1M以上ある。俺がひざで立って、ようやく首が出るくらいの深さ。

息子は溺れてしまいそうなお風呂に大興奮。いきなり「また来たい!」と云いだしたし。

何が凄いかというと、深いので水圧で足や手が痺れてくる。結果として血流がよくなるのが体感できる。

じっと浸かってると力が抜けてしまい、体がその浮力に負けて浮きだすから不思議。

   

しかし、やっぱりぬるい。浸かれば浸かるほど体が冷える。

湯本は元々湯温が微妙であり、その源泉をそのままかけ流す恩湯の冬季は厳しいです。

息子と熱いシャワーを浴びて、決して暖かくない脱衣場で着替えて、早々に退散。

 

とはいえ、さすがは温泉。後からポカポカしてくるのです。

  

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ブーブー云ってしまうけど、何だかんだで毎回その魅力で俺を打ちのめしてくれる恩湯。

建造物といい、山口県を代表する温泉施設だと思う。いやいや、まじでそう思う。

 

       


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