「おおむら亭九州工大前店」 福岡県北九州市戸畑区
若松と行く前も行った後も車内にて「昼ごはんを何にするか？」という話題で揉めまくりました。
俺は「ラーメンむらた亭」を提案するも、瞬殺で却下された。
嫁は曽根にある「津田屋官兵衛」か「手打ちそばのもず」を提案。
しかし、若松に向かって走っているので何となく却下な感じ。
そこで俺が母親の好きなちゃんぽん屋「おおむら亭」を提案したら、「3日前に行った！」で却下。
クロワッサンを買ったらそのまま若松で食べようや！という雰囲気になりましたが、色々あり決まらず。
結局母親が妥協？する形でおおむら亭に行く事となりました。
福岡の人はラーメンばかり食べているというイメージがあるかもしれませんが、
実際「うどん」や「ちゃんぽん」もよく食べます。
俺の持論ですがラーメンは当たり外れのレンジが広い。なので外れた時に大火傷する。
しかしうどんとちゃんぽんにそうそう外れはないと思うので、安心して食べられるのです。
また持論その２ですが、絶対ラーメンよりちゃんぽんの方が美味しい！です。
それはちゃんぽんは具と製法の関係上、野菜から強烈な旨みがでるからです。
おいしいし、野菜も沢山取れる。ちゃんぽんは麺類の王様ではなかろうか？と思います。
そうこうするうちにおおむら亭に到着。
俺は10年以上ぶりです。弓道大会の帰りに1人で行ったような記憶があるなぁ・・。
相変わらず繁盛しているようで、テーブルにつけるまで10分位待ちました。
13時前だったのに客足が途絶える気配もなく、店内は黙々と回転し続けてました。
おおむら亭は北九州市内に数店舗展開するちゃんぽん屋で、
市内では「銀河のちゃんぽん」と同じくらい有名。
「自家製めん」が好評で、それがこの店の持ち味となっています。
しかし俺はここのちゃんぽんが苦手。スープが獰猛すぎるんですよね。
ていうのも10年以上前の記憶なのですが。
嫁と母親は唐揚げちゃんぽんを。俺と父親は普通のちゃんぽんを注文しました。
やきそばが気になったけど、久しぶりに来てやきそばを注文するのも失礼な気がしたのでパス。
ちゃんぽんがやってきました。長い間ご無沙汰していました。
スープを飲む。獰猛な感じは無かったが、やはりちゃんぽんにしてはやや濃厚。
強めに効いている胡椒がアクセントになっています。
ここのスープでちょっと変わっているなぁと思った事があります。
ちゃんぽんのスープは「野菜を炒めた脂」に多少犯されてしまうと思うのですが、
ここのちゃんぽんはそれを感じさせない。一貫して豚骨+鶏がらテイストが圧倒的な存在感を持っている。
どちらかというとラーメン寄りなスープ。俺はそんなところを獰猛と感じたんかも。
次に自慢の自家製麺を食べます。
もちもちしています。といっても、明らかに違和感を感じるもちもち感です。
「この麺はどこかで食べた事がある・・・」と気になって嫁に尋ねると「デルジョルノやね」と云いました。
デルジョルノとは横代にある「生パスタ屋」で、「あー、そうやわぁ」と納得。
美味しいのですが、これはちゃんぽんの麺というかパスタの麺ですよ！
断面は丸くて、表面はツルツルで喉越し良好。噛むともちもちとする。
そんな2大スターで構成されるおおむら亭のちゃんぽん。
延々とやってくるお客さんや、店の前に路駐している車の台数を見れば、
その人気をうかがい知る事ができます。
美味しかったです。次に行く時はやきそばを食べてみよう。
「あの麺がソースと絡むのか？」と考えただけでとても気になります。
ちなみにですが、うちの実家はちゃんぽんにソースをかけて食べます・・・・・・。