さこういっぱく

「左後一白」は名馬の証です!

嗚呼・・・幻の・・・

2016-08-29 | 今日のコメント
今日は草野球のお話から・・・
昨年から選手兼監督としてチームを指揮しております。
本当は監督業より選手として出場したいのですが、
チーム事情もあり仕方ないところなんです。
最近は主にDHで出場することが多く、しかも打順は決まって下位打線。
スタメンを決めるのも私の仕事ですので、
あまり自分が出しゃばらず、若い選手を積極的に使っています。
先週の土曜日は久しぶりに2番DHで出場しました。
どうしても勝ちたい相手でしたし、ちょっと我儘させてもらいました。
迎えた3打席目、相手投手はサイドスローの速球派。
まあ、速球といっても草野球ですのでたかが知れてますが・・・。
1打席目は凡退、2打席目こそラッキーな当たりで安打を記録しましたが、
完全に打ち取られており、内容は2打席連続凡退。
3打席目は2死満塁のチャンスで回ってきました。
とにかくストレート1本狙い。上手く拾って安打にしたいと思いました。
2球目にそれはやってきました。
スーッと入ってきた速球は真ん中高めの甘いコース。
振りぬいた打球は右中間に向かって高々と放物線を描きます。
そうです。完璧に捕えていたのです。
打球は右中間のフェンスを軽々超える勢いで飛んでいきました。
満塁本塁打は確実。私を含め誰もがそう思った次の瞬間・・・
あろうことかフェンスの向こうに生えている木の枝に直撃、
打球はグランドに舞い戻ってきました。
えっ・・・マジで!?
思い起こせば試合前のグランドルールで、
「木に当たった場合はインプレー」となっていました。
その時はまさかそんなことが起こるなんて、ましてや自分に起こるなんて
思ってもいませんでしたので、快く了解していましたが、やられました。
大体、年間本塁打なんて1本打てりゃいい方で、それも外野を抜けたランニング本塁打であり、
フェンスオーバーなんてここ8年くらい打ってない中での大飛球でしたので、
本人も大興奮してたのに、嗚呼・・・どーしてどーしてこーなるの??
やはり私は「持ってない」のです。そう思うしかありませんでした。
たかが草野球されど草野球。遊びなのに本気になってます。子供みたいに。
実は我が草野球人生でフェンスオーバーを木に邪魔されるのは、実は2度目というオチつきでした。
オヤジの夢は夏の夜空に儚く消えました・・・。

今週はシラーグランツに期待します。
私が達成できなかった本塁打・・・期待してます。