思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

北海道への移動手段の選択肢から、鉄道が……

2015-08-24 23:59:59 | 交通・地理
23日に「ブルートレイン」の「北斗星」が引退、という報道があったものの、その最後の運行をまったく観に行けなかったのが少々心残りではある。忘れていたわけではないが、いつの間にか……。
報道は例えば、上野駅発のほうは毎日新聞で、上野駅着のほうは朝日新聞で、とか。「北海道ファンマガジン」の記事も結構詳しい。

僕は北斗星は、1999年7月に短期間だが北海道東部へ自転車旅に行った帰りに1度だけ乗ったことはあるが、それ以降はたまに東京都内の田端・日暮里あたりで走っているのを見かけると旅情をそそられるものの、ご無沙汰続きであった。

今春に開業の北陸新幹線や、そろそろ試運転が始まった北海道新幹線、それに夜行高速バスやLCCの普及の影響もあってか寝台特急列車が年々廃れているが、そうなるのも仕方ないのかも、と渋々受け入れるのにこれまた時間がかかりそう。
まあ北斗星の廃線の場合は今後の北海道新幹線とともに「カシオペア」と運行区間がかぶっているせいもあったのだろうが、そうしたら来年あたりに北海道新幹線と入れ替わりで廃線が危ぶまれているカシオペアに乗ろうかと考えたがかなりの高級仕様で、貧乏人には辛い運賃で……。

ということで、北海道新幹線が開通してしまうと同じ区間の在来線の第三セクター化もしくは廃線、という流れが近年の他路線の変化を見れば濃厚なので、僕個人的には今後の北海道へ行くさいの公共交通の選択肢から現実的には鉄道はほぼ消えた、のかもしれない。新幹線は貧乏人には贅沢すぎるから。(大洗・新潟などからの)フェリーか、LCCか。鉄道好きとしては寂しいが、現実を受け入れるしかない。それに現在はLCC、ジェットスターやバニラエアのセール利用で地元から札幌あたりまで安ければ片道5000円程度で行けるようになってしまったからなあ、どうしても比較的安く行けるそちらに気が向いちゃうよなあ……。


そういえばあまり関係ないが、今日が命日の亡父も仕事でも旅でも全国各地へよく出かけていたものの、寝台特急を利用したことはほとんどなかったと思うが、近年の東日本の交通の激変ぶりは(東日本大震災も含めて)想像できなかっただろうなあ。
その代わりにと言うのもなんだが、今年もあまり旅できなかったものの、ここ数日で10月から12月にかけて長期間ではいろいろ支障があって無理なので短期間になるが小さな旅の計画をいくつか立てたので、なんとかすべて遂行したいものだ。
というか今後は、亡父の命日は翌月以降の旅に思いを馳せる日にしたい。

「ブルートレイン」ではないが、まだなんとか残っている現実的な寝台特急では2002年2月に1度だけ乗ったことのある「サンライズ出雲・瀬戸」(交通新聞社の記事が詳しい)に、来年以降に再び乗ることも検討しよう。


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