思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

札幌市電ループ化工事

2015-11-22 23:59:59 | 交通・地理
札幌市内というと、噂は小耳に挟んでいた札幌市電(路面電車)のループ(環状)化の工事はたしかに進んでいて、来月20日(日)に開業だそうで。


参考 : 札幌市PDF「路面電車ループ化の開業について


それで、先の札幌滞在中に路面電車を一度だが利用したついでに、すすきの付近でその工事中の様子をちらっと覗いた。前回の投稿とは別項にして写真を10枚ほど。観に行った10日(火)と11日(水)は朝から雨だったので良い写りではないけれども。
来月に開業したあとはふつうにバンバン運行して当たり前の風景になってしまうので、その前の工事中の写真のほうが貴重かなと思ったもので。僕も路面電車のレールの(車道のアスファルトを剥がすほどの)敷設工事なんて今回初めて観たし。お金はそれなりにかかっているものの、工事自体は車道の片側1車線ずつを潰して経路を確保できれば平成の時代でもそんなに難しくはないのかね、という印象。この工事の場合は大通りの両端に外回りと内回りの線路を分けて新設部分のみ複線化だが、そりゃそうだ。



すすきの停留場。


すすきの停留場からの北への延伸区間。


延伸区間、内回りの直線部分。


外回り、狸小路あたり。


狸小路に新設の停留場。計画では名称は「狸小路停留場」(外回り)らしいが。


交差点の横断歩道付近は、仕方ないことだが工事中のための段差が多い。


来年以降、冬場はササラ電車があるから無問題として、紅葉の時期の街路樹の真下も保線というか清掃はきちんと行なわれるとは思うが。


西4丁目停留場。


すすきの停留場の新設というか改装部分。ちなみに、『ブラタモリ』札幌編でもこの付近を(残念ながら?)日中に巡り、ここよりも南の別位置で(明治時代の開拓時の「町割り」の話のなかで)路面電車にも少し触れていたが、おそらく初秋の番組撮影は(映像を凝視すると)レールの敷設工事の前だったようで。


交差点の信号の工事はまだのようだった。


この路面電車は札幌に来るたびにたまに利用してきたなかで、すすきの停留場と西4丁目停留場が離れているのは不便だなあとは前々から思っていたので、約400mと短距離とはいえ延伸およびループ化によって利便性はかなり増すと思う。特に冬場は。3年前の冬にこのあたりに少し立ち寄ったときの、大通りから1、2本外れた路地の除雪した雪の積み上がった歩道の歩きにくさといったらもう(呆れ混じり……)、という感じだったので、乗り物も好きなほぼ人力移動派にとってはこのループ化はやはり大歓迎。
来年以降に行くときには必ず、路面電車に乗ってループを一周したい。


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