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思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

数年ぶりの当たり棒

2011-07-11 13:45:15 | 普段の生活(日常)

毎年、夏場に特に売れるし巷でもよく話題にもなる赤城乳業の氷菓「ガリガリ君」だが、僕も遅まきながら昨夏からこのシリーズの梨味にはまっていて、たまに食べている。もう少し高めのリッチを食べてやや贅沢? することもあるが、最近は流通量の多い基本的なソーダ味・コーラ味よりもとにかく梨味まっしぐらか。

で、先週末、今夏というか今年初めてコンビニで買ってこれを食べると、久々に当たり棒が出た(棒の刻印の表記では「当り」)。僕は毎日・毎週のように食べたり殊更に話題にしたりするようなガリガリ君信奉者でもないが、食べる頻度はそんなに高くないにもかかわらず数年ぶりにこれを引くとそりゃあ嬉しい。このように思わず写真を撮ってしまうくらいに。100本に2本くらいの確率とは聞くが、めったに出ないものなんだよね? この棒は。

梨味、昨夏は猛暑だったこともあってツイッターなどでも手に入りにくいみたいな話題も散見されたが、今年はどうなんだろうね。最近いくつかのコンビニを覗くと、現状では心なしか昨年よりも供給量は増えているように思うけれども。まあ僕は赤城乳業のある埼玉県民なので、さすがに県内はその流通も優先されるだろうから困ることはないはず、と楽観視してはいるけど。これもどうなんだろう。
ガリガリ君はメイドイン埼玉なのだが、ここ数年で各種媒体でも取材を受ける機会も増えて埼玉県が誇る(特に知名度の点で)大企業? に成長して、良かったね。

今夏の日本は節電の夏なので(まあこの節電の風潮も、ホントは各企業の自家発電能力をもっと引き出せば厳密に節電しなくても大丈夫じゃね? と疑問視および原発不要論的な声も多いけど)、僕もアイスキャンディーやアイスクリームの消費量は例年以上に増えそう。昨年まで以上に1個62円のガリガリ君にお世話になるつもり。
ほかの不定期に出る限定品ももっと試したいなあ。


●参考資料
赤城乳業株式会社
ウィキペディア「ガリガリ君」

本ブログの上半期投稿のその後

2011-07-05 09:30:06 | 普段の生活(日常)
今年から本ブログでは、投稿のその後の状況についてもできるだけ後日の追記のカタチで補足するように努めていますが、なかでも今年上半期の投稿のなかから今、特に大きく触れたいことを以下に5点出しておきます。


110105、コメント欄のルール変更について
本ブログの投稿に関するコメント欄の私的ルールを暫定的に変更して6か月経ちましたが、その後は特に荒れることもなく、ほぼ平静に戻ったように思います。
なので、コメントのタイトル、名前(これは引き続き実名ではなくハンドルネーム等でも可)、それから投稿者の所在がわかるURL、の3点の明記は強制で問答無用で削除、とはしないよう、任意に戻します。
でも基本的にはやはり、出所がわかるように明記していただけると幸いです。ルールというよりはマナーの話に移行します。そうやってお互いに正直にやりとりできるほうが、こちらも対応のし甲斐があるというものです。

コメント欄では収まりきらない何か込み入った事情があれば、もちろん引き続きメールや、僕と名刺交換したことのある方であればそこに記載されたより詳しい連絡先でもいつでも承ります。


110428、亘理町災害ボランティアセンターについて
4月中旬に少々手伝ってきた宮城県は亘理町災害ボランティアセンターの動向は各被災地のボランティアセンターのなかでも特に気になっていて、復旧の状況は最も力を入れてチェックしています。ホントにほぼ毎日というくらいに。すでに延べ人数で2万人超の人が手伝いに訪れたそうで。これは各種媒体でもよく取り上げられる石巻市や岩手県遠野市の「遠野まごころネット」、それに関東圏から比較的距離が近いこともあって活動者が多い福島県いわき市に次いで、今回の被災地のなかでも比較的大きな活動規模だと思います。
それで、町内の復旧が結構進んだこともあってかここは、今月11日(月)に被災者からの依頼受付を終了し、センターの本部を武道館から近所の社会福祉協議会に移し、今月末までは依頼のあるところの手伝いは続けるけれども規模縮小のようで。自衛隊風呂も3日(日)に終わってしまったし。8月以降はさらに活動内容など細かい点でもっといろいろ変更されるかも。

ほかのいくつかの自治体のセンターでもすでに、ニーズの少ない平日に活動休止日を設けたり(岩沼市のように週末のみの活動というところも)、県外からの個人ボランティアの受け入れを止めたり(今後はそろそろ県内や団体の人々だけでなんとかなるということ)、というふうに活動の規模を縮小、もしくはセンター自体を閉鎖するところも出てきていますね。

併せて僕が気になるところでは、今後手伝いに行く場合はテント泊しながら活動できるところ、と思っていたもののそういうセンターが減ってきて、これから出かけようかというときにその変化はやや複雑。でもそのぶん復旧が進んでいるのは良いことか、と受け止めています。
まあ今後は各自治体のほかにもボランティア活動に現在も力を注いでいる各種任意団体の活動に加わる、それに引き続き寄付で、という手もありますけどね。僕個人的には今後は本ブログでも数回触れた、(最近、かかわる知り合いが徐々に増えてきた)RQ市民災害救援センターの活動にも傾倒していくかもしれません。


110505、協力金(カンパ)について
この日の投稿で僕個人的に募ったカンパの状況ですが、1日現在で合計0円です。当初の予想どおりに、募金は(しかもブログ上でなんて)そう簡単なことではないことはわかっていましたが、実際には難しいですね。ほかにも込み入った問い合わせも特にないですね。
でも引き続き、年内いっぱい募ります。
もちろん、基本的にはそれにあまり頼らずに自分の稼ぎで行く心づもりなのも変わりません。

まあそれは置いておいてほかの自治体や災害ボランティア活動の情報も、以前よりはインターネット上以外にも各種媒体でもよく覗けるようなったので、そちらも参照していただけると。
最近の面白いところでは、ビッグコミックスピリッツ連載『さすらいアフロ田中』の先月の掲載分でモンベルの「アウトドア義援隊」を参考にした宮城県内のボランティア活動についての描写もあり、一部では話題になっていますね。これはホントに活動経験のある人だからこそわかる、良い内容でした。


110613、『PEAKS』の「リーダーズ・セッション」について
この投稿の最後に触れた『PEAKS』6月号と7月号で今月中旬まで募集している月刊化1周年企画「リーダーズ・セッション」に先日、応募してみました。どの計画を選択したかは秘密。
まあそれに引っかかるかどうかは全然わからないので、もし選考に漏れた場合はその日程のためにすでに空けてある数日間に、ほかの山地域へふつうに登山に行ってもよいし、東北の被災地へ再び手伝いに行ってもよいし、と、漏れたとしてもやりたいことは多々あるので、べつに問題なし。どうしても雑誌に載りたい! と強烈な欲もなく、どちらに転がってもよい感じ。
さて、最終的にはどうなりますやら。


110620、『BE-PAL』11年7月号について
この日記? の投稿のなかで『BE-PAL』11年7月号の30周年記念号をチェック、と書きましたが、これは近所の図書館でのタダ読みのことで、お恥ずかしい話ですが実はこの号は今日現在でも買っていません。というか、もう一般ルートでは8日(金)の8月号の発売前までにはおそらく買えないと思います。

というのも、なんでもこの7月号は付録として付いたCHUMS(チャムス)との共同企画? で作られた「マルチツール」がとても人気らしく、その影響で先月10日(金)の発売日には書店で当然見かけたものの、その日は持ち合わせがなくて買えなかったので後日でもよいかとのほほんとしていたら、数日後には近隣の書店ではもうどこも完売状態で、つまり買いそびれました。本誌はすでに読みきっているけれども。

それで、先月中旬から東京都内の大型書店を中心に書店やコンビニエンスストアをあちこち探し回ってもどこにもなくて、19年ほど書店で毎月ビーパルを買ってきた身としてもこんな早い段階から完売の事態は初体験で、ホントにびっくりしました。震災以外ではこの事件が今年の現時点で最も驚いた、極私的重大ニュースのひとつかも。
実は、5月号も同様に震災直後にその特集を組んで、しかも表紙と特別インタビューに映画『岳』の主演の小栗旬を迎えた影響? で品薄状態だったのですが(でもこれは6月号の発売数日前になんとか入手できました。現在もバックナンバー在庫はあるようです)、それ以上にもっと、おそらく過去最悪の品薄状態ですね。
ちなみに最近のヤフーオークションでも定価730円の2~5倍かそれ以上の値で取り引きされていて、バックナンバーならまだしも現在発売中の号がそんなに高騰? している状況は、ビーパルを書店のいくらかの利益のために(定期購読ではなく)あえて書店で買い続けてきた僕のような真に欲しい者には、ホントに異常事態に映ります。

それで昨日、この件について毎号の表4に掲載されている小学館のビーパル編集部と販売部に電話でそれぞれ問い合わせたところ(読者歴20年超で初めて)、やはり完売でしかも状況が掴めない、みたいな申し訳なさそうな回答で一致しました。8月号の発売後にバックナンバーがどのくらい確保できるかも未知数で。
で、その品薄状態は予想どおり? に、本誌よりはマルチツールが700円強で手に入るということから、単にそれ目当てで買った人が多いのではないか、もしくは高騰するのを見越して転売目的であらかじめ買い占めた人も多いのでは? という疑い方もできます。

僕としてはそのマルチツールはべつに持っていてもいなくてもどちらでもよくて、むしろ本誌のほうを今後の参考に紙でぜひとも保管しておきたいので(実はその特集内のビーパル30年史みたいなページのくだりで特に登山の事象についての誤植というか執筆者の誤認識の記述が散見され、それも校正という仕事柄、気になるため)、もしこの7月号の本誌を適正価格で譲っていただける方がいらっしゃれば、ご一報くださると幸いです。
まあそれでなくても引き続き、来週以降にバックナンバーについて問い合わせて、ヤフオクや古書店など中古市場を探ることは続けます。
もしこの件で何かありましたら、よろしくお願いします。


最後は懇願みたいなカタチになりましたが、以上、本ブログの後日談みたいなものでした。
ではまたー。

先週のなんとなく日記

2011-06-20 21:30:18 | 普段の生活(日常)
先週の旅に関する・関しないできごとをなんとなく日記で挙げてみる。


12日(日)
午後、東京都・蒲田へ「第十二回文学フリマ」を覗きに行く。やはり早速、震災関連の話を書いた作品も散見。買い物少々と、この催しでは常連の『野宿野郎』や初出展の『中南米マガジン』のブースに挨拶に行ったり。でも主目的は13時台の『早稲田文学』のチャリティ販売・サイン会を覗くことで(販売物は高価で買えないので覗くだけ)、豪華作家陣をチラ見してきた。特に同世代の川上未映子を拝めたのが幸い。
そのあとは会場全体を約5周して各ブースを眺めて今後の出展の参考にさせてもらったり(POPとか敷き布とか)、見本誌コーナーで延々立ち読んだり。
終了間際、販売員が入れ替わり立ち代わりの『野宿野郎』ブースでなぜか終了時間の17時よりも前にみんな帰ってしまったため、終了後の机・椅子の後片付けをひとりですべて行なった。ふつうに客として来たのに、ひょっとして片付けを押し付けられた?

今日から受付が始まった次回の11月3日(木祝)の第十三回は久々に出展しようと前向き検討していたが、会場が東京流通センターに替わって規模が拡大するのはよくてもそれに伴って出展料が現在の4000円から5000円に値上げというのが痛い。拙店でそんなに儲けが出るのかどうかと悩む。

13日(月)
埼玉県内某所で某アルバイト。朝の東武東上線下り列車に乗るのは高校時代以来で十数年ぶりだが、以前よりも大学生が増えた印象。ここ数年、東京都心の大学は郊外校舎への機能移転が進んでいるとは聞くが。まあ大半は霞ヶ関駅以北の東京国際大学・東洋大学・城西大学・東京電機大学・大東文化大学、それと母校の立正大学へ行く子なのは以前と変わらないか。
この下り列車、朝夕はふつうに通勤通学列車の体だが、日中に乗ると少々は旅気分になってしまうのよね、しかも坂戸駅以北は。それは昔から変わらない。小田急線や京王線も同様かも。

バイト終わりの夜、数日前にゴール間近と小耳に挟んでいた関野吉晴さんの「新グレートジャーニー」3本目の「海」の行程の、インドネシア~石垣島の航海が17時すぎにゴールして終わった、とツイッターと公式サイトで知る。08年のこの航海用の舟を創るための道具制作の段階からこの計画の過程を注視し、映画『僕らのカヌーができるまで』もチェックしていたので、(台風の影響で)中断を挟みながらも計画よりも時間はかかったものの実際にゴールしたとなると嬉しい。直接携わった関係者ならば尚更か。ホントに全工程・行程を「人力」で完遂できるものなんだねえ。
そういえば以前、関野さんの勤める武蔵野美術大学のこの計画の関係者向けの中間報告会にお邪魔したとき、計画書を見る機会があったのだが、今回の石垣島で関野さんの旅は終わるが(航海を撮影した画はフジテレビで今秋に放送されるようで)、このあとに関野さんの教え子たちが石垣島からさらに北上する計画もあったのだがそれはまだ生きているのかね。そちらも気にしておこう。

14日(火)
朝日新聞朝刊社会面にも昨日の「新グレートジャーニー」のゴールの件が報じられていた。あと、フジテレビの『とくダネ!』でも少々。フジは『グレートジャーニー』を17年前から放送し続けているから、過去映像をたくさん持っていてうってつけ。そういえばそれを毎回すべて録画してきたVHS(ビデオテープ)の扱いはどうしよう、DVDにコピーし直して保存すべきか。でも今後を見据えるとブルーレイに替えるほうが……、とVHS・DVDから今後はブルーレイ・HDDが主流になっていきそうな「記録」の扱いを朝から考える。

今日は特に仕事もバイトもなかったので、写真整理したり、溜まったテレビ録画を消化したり、『BE-PAL』7月号の30周年記念号をチェックしたり。
ああ、「記録」といえば極私的地デジ化もそろそろ考えないと来月以降の番組チェックが疎かになりそう。新たにテレビや録画機器を買うお金もないけど。最近、安価な単体チューナー購入を検討中(UHFアンテナはすでに設置済み)。
というか、ホントに来月から地デジ移行するのかね、と疑心暗鬼の人は僕も含めてごまんどころかその100倍以上いると思う。報道では、アンテナ工事をできる業者が限られていて駆け込み需要に追い付かないとか、山間部以外にも都市部の高層マンション付近でも難視聴の地域が増える可能性もあるとか、それにただでさえ震災の影響で東北は全体的に厳しいし、とまだまだ問題山積のような気がするよなあ。

15日(水)
書店で今日発売の『山と溪谷』『岳人』『PEAKS』の各7月号を全ページ流して軽くチェック。昨年同時期から発売日にこの3誌をひとまずざっと見比べることが毎月中旬の恒例行事になっている。それぞれ熟読はまた後日だけれども。内容は先週に『PEAKS』の編集・森山氏に強く勧られたとおりにたしかに特別に272ページという分厚さになったそれが最も充実している(中身と価格の兼ね合いを総合的に比較して、という意味で)。でも僕は金欠なのでいずれも買うのは厳しく、いつもどおりに書店立ち読みと図書館座り読みで済ませたい、もっとお金を持っている人が買えばいいじゃん、と他人任せな結論に(ごめんなさい)。しかもテント泊派という譲れないこだわりもあるし……。

そのあと午後から5か月ぶりに飯能方面へ行き、ゆる登山。登山自体も約4か月ぶり。震災後はべつに自粛していたわけではなかったがなんとなく(経済的な問題などで)タイミングが合わなくてどこにも行けなかった。が、今夏も山へは行きたいので身体と心のリハビリのために、身近な低山で行き慣れている天覧山と多峯主山(とうのすやま)を登るというか歩いて活動再開とした。
飯能駅から高麗駅までひととおり歩いて、今の時期はちょうど陽が長いのが幸いだなとついでに、夕方なので誰もいなくなった日和田山の岩場にも久々に立ち寄り、19時前まで岩の状態を確認。県内外問わずほかの岩場では先の大地震の影響で脆くなった、もしくは一部崩落した箇所もあるらしいが、日和田山に関しては昔から登り尽くされている影響で比較的安定しているように思うので問題ないか(「男岩」のほうで微妙な部分はあるけど)。いろいろな練習のためにまた通おう。
ここ1か月、山関連の事象に触れることが多いために刺激を受けていて、山へ行く気は満々なんだけどね。先立つものが……(毎年同じ言い訳をしている)。


天覧山の頂上直下の岩場で軽く岩に触る。所々にチョークの跡もあったから、最近も知る人ぞ知る? この箇所に練習しに来ているクライマーもそこそこいるようね。

16日(木)
県内某所で製本バイト。まあ県内で製本や出版流通の工場の立地が集中している地域はいくつか限られているけれども(出版業界的にわかる人はすぐにピンとくるか)。だいたいそのへんで。
実際に何を扱っていたかは情報漏洩になるので秘匿だが、普段からよく読んでいる愛読誌のライン作業に当たるとより嬉しい。

17日(金)
13日と同じ場所で某バイト。先週もそこに1日勤めていて、となると計3日分の給料が現金手渡しで入る。が、すぐに借金返済とかにまわさなければならず、現金を得てもすぐさま銀行ATMにそれを流し込む作業が常に続く。よって連日、貧しさは変わらず。働けど働けど……(以下略)。
こんな体たらくでは東北への手伝いにもろくに行けないなあ、と疎かにできない普段の生活とのバランスの取り方に日々悩む。合間を見て日帰りや1泊2日では行けそうだが、できればテント泊で数日間行きたいので、そうなると出かけるか否かの判断が難しい。だから最近は、結局は身近なスーパーやコンビニエンスストアでの小銭の寄付のみになる状態がもどかしいが(現地へ行けないことと、そういった店舗の募金は大概は被災地への配分が遅い? 寄付総額から諸経費が中抜きされる? と叩かれる日本赤十字社への寄付なのでそこで妥当なのか、という二重のもどかしさがあり)、仕方ない。
ちなみに買い物というと、コンビニ業界では特にスリーエフが3月から支援に力を入れているように思うので、そこでおにぎりなどをよく買っている。

3月以降は震災・原発への捉え方と被災体験と被災地支援の話が多い地平線会議の「地平線通信」の今月分が今日届いたが、それらとは別にある先の関野さんの石垣島ゴールの裏話では航海以外にもいろいろやっていたんだなあ、と驚く。まあこの旅の報告は近々行なわれるでしょう。

18日(土)
午後、都心での所用を片付けたあと、先週に続いて西武百貨店池袋本店の「夏山フェスティバル」のミニトークショーを2回目のみ聴きに行った。主に八ヶ岳山麓スーパートレイルの道程と、それに関する『山と溪谷』神谷有二編集長による登山装備解説。聴衆は先週よりもちょい少なめで15人ほど。雨の影響もあって百貨店自体は結構混み合っていたんだけどねえ。
神谷氏が編集長に成ってからは初めて拝見した。これまでに山と溪谷社主催の催事などではたしか少々見かけたことはあるように思うけれども。そのへんについて、いよいよ来週の登山業界的にもメインイベント? の3誌編集長山対談のあとに訊いてみようかなー。

夜、雨は完全にやみはしないが霧雨状態のなか帰宅し、小一時間うだうだしたあと、まだ霧雨でもわざわざ野宿しに近所の河原に出かける。
基本的に東京都内とその近郊の関係者が多い『野宿野郎』の今日から明日にかけての「のじゅくの日」野宿が今回はなぜか京都市内で行なわれたが、それにはやはり経済的に厳しくて行けないため(まあ西武百貨店の催しなど私的事情を優先したこともあるけど)。「そうだ、京都へ野宿しに行こう」と気軽には言えない状況だし。でもなんか常連は数人行っているそうで。まあ僕は元々常連ではないので、昨秋からもうどこで何人でやろうがどうでもいいもんね、と楽観視している。縛りから開放されるとヒトは随分ラクになるものだ。
前々からこの催しを関西でもやりたいと薄々聞いてはいたが、なぜこのタイミングだったのか。日程がちょうど週末にかかっていたからか(ちなみに今年は9月のほうも連休に絡んでいる良い日程)。しかも野宿のためだけに新幹線や夜行バスで移動までして。わざわざ京都で野宿することによって「何か」を得られるのだろうか。

ということで、大移動できない僕は家から自転車で5分の近所の橋の下で代わりにひとりでしっぽりと安上がりな野宿。雨の影響で意外に肌寒かったが(今年は日によって寒暖の差が激しいわね)、特に今月の埼玉西武ライオンズと浦和レッズの戦績の悪さにくだを巻きながらヤケ酒の体になったら少々火照ってきて、日付が変わる直前にはプラスマイナスゼロでまとまる。


短くするつもりがまた長くなっちゃった。ではまた。

平穏な1週間

2011-05-26 21:05:21 | 普段の生活(日常)
この1週間はこまごまとした仕事で糊口をしのぎながら、諸事情によりPHSが使えなくなってツイッターも中毒的に覗けなくなったのだが、それによって良くも悪くも数多く入ってくる情報が減ったのを機に、いろいろ考える時間ができた。震災関連の報道と今後の被災地支援のこと、それと自分の旅との兼ね合い、今後の仕事面での身の振り方、などなど。現状ではそのみっつが3等分に頭の中身を占めている感じ。

でも旅に関しては自分のことよりも、最近は同世代の活躍がすんごい気になるよなあ。荻田泰永×角幡唯介コンビの北極徒歩行でジョアヘブン到達、石川直樹のここ10年でのエヴェレスト南北両面登頂、花谷泰広×大木信介×谷口けいトリオのデナリ(マッキンリー)のヴァリエーションルート、とかとか。

まあそれはそれとして、個人的には来週始めには本ブログも含めてもろもろ復旧して、仕事面でも新展開を迎える兆しもあり、6月以降はいろいろ良い方向に向かって生活リズムもちょっこし変わるかもしれない。ついでに金運も上がるといいなあ。
まあ引き続き自分にできることを、身の丈に合ったことを粛々とこなしていこうかね。

高円寺デモ・プラカード集

2011-04-13 00:00:07 | 普段の生活(日常)
10日(日)の高円寺のデモで見られた数々のプラカードのうち、特に気になるものを押さえてみた。1万人超となると、すべて見るのは無理だったけど。
ズームで撮っているものも多いので、写真がだいたい荒いのはご容赦。


でんこちゃん。これの作者の内田春菊も複雑なのか。





これは参加していた野宿仲間が掲げていたもの。ほかにも数点あった。


「ポポポポ~ン」の仲間。でも先月から思うのだが、厳密には彼? に限っては「さようなライオン」だと思うのだが、正確にはどうなんだろ。


一時期流布された(でもすぐに削除された)斉藤和義の替え歌に掛けて、だよね。





こういう人は多いと思う。このデモは叫ぶ相手が不明確で意味がない、ただのどんちゃん騒ぎだ、みたいな批判も終了後にはあったが、こうやって共通認識の場となったという点では良かったのでは。ちなみに僕らの親世代の年配の方も予想以上に参加していたぞ。





週刊少年チャンピオン連載『侵略!イカ娘』より。イカ娘はホタルイカの能力も備えていて、自ら発光できるのがまたいいよなあ。


こだま。


「オール電化」ではなく。








こういった元社員や、自分は福島県内から避難中の被害者だ、という人も結構参加していた。


日本の国土が原発に向かないのは、この一言に尽きるか。プレートの狭間の上にある島だもんなあ。


以下は原発に関する蛇足。
僕が普段から仕事で頻繁に使っている『世界国勢図会』(矢野恒太記念会)を参考に、「第5章 資源とエネルギー」「発電量の内訳(2007年)」から原子力発電の割合の高い国の上位15か国を挙げると以下のような感じ。


フランス   77.1%
スロバキア  54.8%
ベルギー   54.7%
ウクライナ  47.1%
スウェーデン 45.4%
スイス    41.2%
ハンガリー  36.8%
ブルガリア  33.8%
韓国     33.4%
チェコ    29.7%
フィンランド 29.0%
ドイツ    22.1%
日本     22.1%
アメリカ   19.2%
スペイン   18.2%


フランスの原子力への依存度が飛び抜けて高いのは、高校地理でもそつなく学習することもあって有名だが、ほかにも欧州各国は高いなあ。
スリーマイル島のことがよく言われるアメリカは改めて見ると意外に低い。
これに、地震や大型台風のような大規模の自然災害が発生する割合を考えると、やはりプレートの境界上にある、もしくはそれに近くて地震の頻発するアジアの日本や韓国は高いかなあ。あと上記にはないがチリ・ペルーなど南アメリカ諸国か。

火力・水力のほかに風力・潮力・太陽光・地熱などの発電や、自家発電や蓄電の技術開発がもっと進むといいけどねえ。

高円寺の「4.10 原発やめろデモ!!!!!!!!!」を観てきた

2011-04-11 09:30:01 | 普段の生活(日常)
昨日は全国各地で反(脱)原発のデモ行進が実施されたが、なかでも東京都・高円寺の「素人の乱」の松本哉氏が中心となった「4.10 原発やめろデモ!!!!!!!!!」が最も活発だったか。主催者発表で1万5000人だったとか。
前々から「素人の乱」は高円寺でのデモ活動に慣れているが、今回が過去最大級の規模だったのかなあ。













1枚目の写真(東京都知事選)はあまり関係ないかもだけど、でもやはり今後何かしら関係してくるか。結局、石原慎太郎氏の4選が決まっちゃったね。今度の任期が終わる頃には80代のおじいちゃんですわ。

この高円寺のデモ行進には野宿仲間数人も参加していたし、ツイッターで見ると僕の見知っている、フォロー先の十数人も参加していた模様。注目度は実施前から高かった。

で、2時間ほどデモ行進を観たが(参加したいのはやまやまだが、途中で抜けなきゃならんかったし、記録者に徹したかったので)、実際にはその列は10程度の集団に分かれて、少なくとも2km以上は延びていたか。主催者発表以上の人出だったかも。
ガジェット通信の報告も参照のこと。

いやあ、好天だったこともあってか、暑かった。いや熱かった。
今後も国と東京電力の対応のまずさが続くようであれば、こういう動きは全国的にしばらく続くだろうね。

ツイッターを使える状況ならばどんどん使ったほうがよい

2011-04-01 21:00:23 | 普段の生活(日常)
毎年恒例の、エイプリルフールであってもふつうにホントのネタを。
今回は、先月の震災にも関する結構大事なことを単刀直入に。



ツイッター(Twitter)は使える



しかも、即時性という点ではPCや携帯電話と同等かそれ以上の媒体・インフラのいち形態として。
と、改めて強調する。


以上。















※追記というか蛇足

ツイッターを使っている人は徐々に増えて、今日現在で利用者は1220万人以上にまで増えているが、普段からの情報収集やコミュニケーション以外にも、先の震災でも被災地の情報の回覧や安否確認でも大活躍だった、いや今も活躍している観がある。

先月の投稿でも触れた、11日(金)14時46分の東北地方太平洋沖地震の発生直後にも落ちることなく、携帯電話や、僕の場合はウィルコムのPHSで通話やメールがまだダメなときでも使えたし、その当夜の帰宅困難者になったときの情報収集でもかなり役立った。僕もまだツイッター歴1年3か月程度だが、それでももうすでにPCや携帯電話並みの媒体・インフラの一部と言っても過言ではない、と断言する。

ただ、いざ始めるとたしかにアカウントの選び方によっては情報の流れる量は多くて速度は速いので慣れるのに時間がかかるかもだが、それは各自が(面識の有無を問わず)自分の興味関心のあるツイート(つぶやき)をしている人をフォローするさいに、恋愛で例えるところの「片想い」のように選んで(その後、“フォロー返し”で「両想い」になれるかどうかは人それぞれ)、フォローした人たちのツイートが並ぶタイムライン(TL)を整理しながら自分のペースで視ていけば、というか最近もテレビCMなどでも耳にタコなくらい頻出することだが「信じる」ことを意識してつながっていけば、間違いはないと思う。
他人を「信じる」さいの決め手は十人十色なので一概には言えないが、ひとまず普段から面識のある人や著名人、慣れ親しんでいるテレビ・ラジオ局や新聞社・出版社などの媒体のアカウントをフォローすればよいのかな。

ちなみに僕個人的に「信じる」の基準も、フォローしているか否かを問わずだいたいは普段から直接的もしくは(媒体によって)間接的に慣れ親しんでいる人たちで、ただ他人のツイートを視るさいに、上から目線で排他的だったり(批判・否定とはまたちょっと違う)、誤字脱字が頻発したり(これはまあ僕の仕事柄特に気になる点。携帯電話からのツイートでは改行時や速報性を意識してツイートするときに勇み足で起こりやすい)、良識に欠けていたり(もちろん罪作りな言動・行動)、という人はたとえフォローしていてもあまり信じないように敬遠するというか距離を取っている。なお、地震発生後の先月中旬あたりは混乱に乗じてツイッターでもデマが結構飛び交ったが(黒い雨が降るとか皇室の方々が京都へ避難したとか義援金詐欺とかいろいろ)、著名人がそれを鵜呑みにしてしまうこともあり、有名な人だから、社会的に偉い立場だから(たとえ東大の教授とかであっても)、フォロワーの多い人の言うことだから正しい、とも限らないので、そこも注意は必要か。

逆にそういう基本的なことを押さえていれば、使い方次第で娯楽にもなるし実用的にもなる、かも。140字以内という字数制限とたまに画像を添付したり有益なリンク先を付けたりもして何ができるか、と頭を使う必要もあるが(ツイートを連投する手もあるが、あまりにそれが短時間のなかで多すぎると他人から見るとうざく感じることもある)、その制限のなかでもできることもあると思うし、実際にその縛りのなかでも情報を出す人・受ける人の立場を随時変えながら(どちらか一辺倒の人もいるけど、それはそれでまた正しい使い方か)、うまく使いこなしている人が多い。

最近のTLで目立つところでは例えば、福島第1原発1~4号機の問題で原発の是非やその推進派・反対派の意見・批判、それに放射能・放射線・放射性物質の影響に関する話を紙媒体の引用やリツイート(RT)も含めてよく目にするのだが、たしかにこの3週間でいろいろな言い分が突発的に増えてさながら“にわか原発評論家”が乱立しているが、そのさいも各種媒体よりは主に普段の(直接対面や電話・メールのやりとりも含めた)人間関係を拠りどころにしている。ただ最終的に情報を取捨選択して判断し、「信じる」人を信じ続けるか否かは自分次第。

だから僕もたまに本ブログで触れるが、今はすっかりブログやmixiよりもツイッターに依存している状態で、周りを観てももっと長文や写真・動画で自分の色を出せるウェブサイト・ブログを持っていながらもツイッターばかり使う人も結構いて、僕も同様の症状に陥っている。
きちんと設定すれば、PCからのみならず携帯電話からでも使いやすく(最近流行りのスマートフォンのほうが使いやすいのかも)、外出先からもチェックしやすい。実際、被災者やボランティア、それに支援活動に従事している医療関係者や自衛官のツイートも散見される。福島第1原発の直近で頑張っている協力会社の職員などではこれを使っている余裕はないのだろうけど。
世間一般的に普及しているドコモ、au、ソフトバンクのみっつの大手以外にも、僕のようなそれらよりは利用者の少ないウィルコムのユーザーでもふつうに使えるし、ホントにおすすめ。

この震災時でも、ツイッターのおかげで散り散りになっていた人たちが再会できたり(安否確認の情報出しでは特に、フォロワーが60万人超の堀江貴文氏がかなり活躍していたか)、支援物資の情報がきめ細かく伝わって避難所にニーズどおりに届きやすくなったりという良い効果も散見される。
つまり、人命救助にも充分に役立っているということ。これこそまさにインフラとともに「ライフライン」とも呼べるではないか。
今からでも遅くないので、騙されたと思って使い始めてみてはー。


最後に、ただでさえPC不精の僕が普段のその使い方というか検索の仕方では到底出合えなかったであろう、でもツイッターを介して先月11日の震災以降に出合った震災関連のネット上の文章のなかで特に良かった、もしくは考えさせられたもののなかから、5つの文章に絞ってリンクを張ってみる。
これらは必読、だと思うので、ぜひ。


立教新座中学校・高校/卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。

gooニュース/日本の真の色が光るように 外国メディアも混乱しまくった大惨事のその先で

JKTS/被災地へ医療スタッフとして行ってきました。

アンサイクロぺディア/栄村大震災

いしだ壱成ブログ/今だからみんなで考えたいこと。


ちなみに、立教新座中学校・高校はウチの近所だったりする。善い校長がいるのね。知らんかったわ。
ではまたー。

ひと昔前では当たり前の省力化に移行しながら、普段の生活をまわす、お金をまわす

2011-03-31 18:00:59 | 普段の生活(日常)

26~28日に立て続けに所用で東京都心の各所に出かけたのだが、11日(金)の東北地方太平洋沖地震の発生とのその後の大津波被害から半月経ってそろそろ、東京都内も(僕の地元の埼玉県も)平静を取り戻しつつある。

もちろん、節電によって大型小型問わずいろいろな店舗で店内照明を日中は半分程度かそれ以下に落としたり営業時間を短縮したり、鉄道駅ではエスカレーターやエレベーターの運行を止めたり(ただ、後発の地下鉄、例えば東京メトロ副都心線や都営地下鉄大江戸線のように、駅を深い場所に掘っている駅や、利用客の多いターミナル駅ではエスカレーターを運行しているところもあるが)、という様子はそこかしこで見られる。

道行く人々も、交通の遅延や計画停電の文句ばかり聞かれるのかなあと思っていたが思ったほどでもなく、まあそれらも皆無ではないが、ほぼ納得してそれらの電気使用の間引きぶりを受け入れているように感じる。ある家電量販店の防災用品の特設コーナーでも結構売れていたし、その意識は高まっているか。

たしかに、都会の便利さが進んで電気やガソリンの使用量が年々増えてしまったこれまでの暮らしに慣れて贅沢になってしまった身にはそれらの省力化はやや不便に思ってしまうが、僕も子どもの頃から好んでよく出かけている池袋や新宿の家電量販店や書店なども、今のように22時や23時まで営業しているところなんてほとんどなかったし、今では地域を問わず当たり前のコンビニエンスストアの24時間営業やスーパーの深夜営業もほとんどなかったので、四半世紀前くらいの生活に戻ったと思って現実を受け止めて淡々と暮らすしかない。

被災地ではまだ降雪があるが、ここ1週間は春めいて暖かくなってきた影響で実施されない日が多くなってきた首都圏の計画停電は5月で一旦終わるようだが(それ以降の特に夏場のことも早急に考えるべきか)、その頃にはみんなこの節電ぶりに慣れるのではないかな。というか、現状の節電ぶりによる電力消費量が当たり前のことだと思うのだが。都会人? はこれまでにどれだけ電気やガソリンに依存してきたか、普段の生活においての現状とは異なる手段というか選択肢も模索しなければ、とみんな今回で身に沁みてわかったよね。まあ僕もそのひとりだが。

また、普段の買い物についても先週や先々週のような米やパンをはじめとする買いだめ行為は落ち着きつつあり、ガソリンスタンドも1週間ほど前から行列なしで給油できるようになったか。
今でも近隣で買い物に出かけると、(僕個人的には、熱を冷ましても最終的には廃炉でチェルノブイリ同様に石棺となると思う)福島第1原発の事故以降の影響による、水(ミネラルウォーター)や納豆や牛乳、単1・単2乾電池、カイロ、カセットコンロ用ガス、あたりはまだ不足しているが、東京近郊よりも圧倒的にモノが不足している被災地に比べればたいしたことではない。それらを買いだめしている人たちも、自分のところではなく被災地へ支援物資として送るために、それに(そろそろ各被災地で需要が高まってきた)ボランティア活動をうまくまわすために買っているのだ、と信じたい。もしそうでなければ、そんなの普段から買って備蓄しておけよ、という話。

ちなみにウチの家庭は普段から備蓄していて、先の米・水などの不足時も買い置きがあったので1~2か月程度であれば少しの水と煮炊きの燃料があれば何も問題ない感じ。しかも前々から触れているがクルマにも乗らない家庭なのでガソリン消費量も0リットルで、比較的節約できている家庭だと思う。
まあそれでも、鉄道が計画停電の影響で存分に動かないことは仕事面でやや悪影響だったが、それもまたたいしたことではない。が、あと僕個人的には出版業界の紙・インキ不足と製紙・印刷工場の電力供給の不安定さが問題で、実は最近その影響で仕事がひとつキャンセルになったりもしているけど(中止か延期かどうかも未定)。今後もしばらく同様の悪影響はありそうで、それについて特に気を揉んでいる最中。

この2週間で報道でもよく言われることだが、被災していない地域では日常の生活をこれまでどおりにまわして経済活動を停滞させないようにすることが肝要で、ふつうに働くことによって、今週の報道では来年度の国の予算では16兆円超とも言われる被災地の瓦礫処理や仮設住宅建設などの地域復興のための歳出にきちんとまわせるように納税に努めることも、冷静に普段の生活を送ることも、義援金やボランティアと同様の復興支援のいち手段なのか、と改めて思った。そんなことを考えながら新宿・渋谷・池袋などを歩くと、いつも歩き慣れた街が少し違ったふうに見えた。お金を必要以上に貯め込んでいる場合ではないか。こんなときだからこそ、どんどん市場にまわしていかないと。

上の写真は27日(日)の午後の秋葉原なのだが、ここももう歩道上ではメイド服女子が店のチラシで宣伝活動に勤しんでいたり、ガンダムカフェや店頭のゲームコーナーや裏通りの格安店舗には人だかりができていたり、ある店舗ではアイドルの握手会の行列が続いていたり、と通常の様子に戻っていた。24日(木)に08年6月の連続殺傷事件の加藤智大被告の死刑判決が出たが(平常時であればこれも今年の重大ニュースのひとつに挙げられるが)、日曜日の歩行者天国の実施はまだ暫定的でこの日は実施されていなかったもののその頃から比べても人出はすっかり戻った。
ちなみに、秋葉原へ立ち寄った理由は、方々で不足している、僕は普段めったに使わないのでもし入手できれば支援物資として送ろうと思っていた単1・単2乾電池を探すためで、でも日本一の電気街の秋葉原でさえ品切れ状態で、しかも単3乾電池をそれらにはめて変換して使えるスペーサー(チェンジャーとも呼ぶか)も品切れだった。秋葉原ならあると思ったのに。今週末以降はどうなんだろう。
スペーサーは紙とアルミホイルで緊急的に自作できると勧める人もいるが、それも長時間の繰り返しの使用では保たないと思うので、やはりちゃんとした電池が欲しい。しかもマンガンではなくアルカリを。

単1・単2の用途は主に懐中電灯だろうが、そろそろ再入荷し始めた単3・単4乾電池に比べると普段から使用頻度が低くて品切れになるのも致し方ない。というか、比較的多く出回る単3・単4乾電池で比較的永く使える登山用LEDヘッドライトがこんなときこそもっと普及するといいのに(あと最近はブラックダイヤモンドのアポロ・オービットのようなLEDランタンも効果的かね)。持ち歩くときに片手がふさがる懐中電灯と違い、両手が空いて不整地の多い被災地でも行動しやすいから。登山用品店には大量在庫してあったのを見かけたが、それも支援物資として送ることができればなあ。
あと電池というと、今回は単3・単4のニッケル水素電池も結構売れたのね(単1・単2のも各メーカーの商品ラインナップでは主力ではないが少々ある)。家電量販店では品薄だが、秋葉原の裏通りの「あきばお~」とかの小売店にはサンヨー・エネループなどふつうに在庫してある。秋葉原特有の中国産だかいまいち不明な怪しい廉価品も、僕は使ったことないがたぶん使えるかも。

そろそろ余震と買いだめ行為は落ち着きつつあるかと思ったら今度は原発の影響による福島県以南の水道水と野菜の風評被害が盛んな最近の東京近郊だが、それでもモノは充分にあるほうなので、被災地へ想いを馳せながらも今後も生活をふつうに淡々とまわしていくべき。
毎日3食きっちり食べられる、テレビや新聞・雑誌やPCなどから過不足なく情報を得られる、冷蔵庫や暖房が使える、たとえ微量は汚染されていたとしても蛇口をひねると思いどおりの量・温度の水が出る、トイレ・風呂・シャワーもいつでも使える、布団で寝られる、それだけでもましなことだと認識しないと。
そういうことがあまり苦にならない戦争を体験している年配の方、過去の震災を経験している方、それに僕や僕の仲間内のように登山や野遊びのように“不便”な環境に普段から特に慣れ親しんでいる、そういう避難生活への想像力もより働きやすい人たち以外にももっと広く(実体験しないとそういうことへの想像力は養い難いが)、生活レベルを落とすというか生活の改善? というのとはまた意味が違うけど(でも実際に意識し始めるとしぜんに下げることになるはずだけど)、この機会にそういった省力化の生活が全国的に根付くといいね。ちなみにその点については拙著『沖縄人力紀行』(彩図社)でも軽く触れているので、そちらも参考に。
省力化というと特にやはり、国も東京電力もまともに情報開示してくれないなかで原発関連の問題に疑問符がより付き始めている状況で電力需給の在り方を、それにガソリンなど化石燃料への依存度を今一度再考しなければ。

この先の復興に何年かかるかはわからないが、国レベルのみならず個人レベルからも全国的に被災地へ注力しなければならないので、贅沢はするなとは言わないが(贅沢のレベルも人それぞれだから)、今後はそういう普段の生活から個々人が見直してゆくべし。

今年はあえてわがままに

2011-01-01 23:45:19 | 普段の生活(日常)
謹賀新年。
今年もよろしくです。

で、昨年末にすでに決めてある今年の目標を挙げておく。
昨年も少し触れたが今年はさらに、何事も自分のペースで行くことにする。
具体的には以下。

これまでの僕は元来のA型気質? によって周りの物事や空気の流れを読んでそこに僕のほうから適応しようと努めていたが、そうなると気を揉むというか遣うことが多かった。
だが、それは自分では特に意識していなくても少々はストレスとして随時溜まっていたようで、そのへんに注意しながらのガス抜きも含めた生活の改善が必要かな、とここ数か月で周りの数人に言われ、自分で振り返っても思い当たるふしがあった。
昨年は精神衛生上よろしくないこともいくつかあったし。

しかし今年は、周りの流れがどうとかいうよりは、とにかく自分の流れというか目の届く範囲内に周りを引き込み、自分中心で物事を進めることにしたい。そのためにはあえて空気が読めない、というか読まない、わがままなヤツに今年はなってみようかと。
精神衛生上よろしくないことを続けていると最悪は病に、なんてこともあるかもしれないので、適宜ストレスを発散するにはあまり周りの物事に気を遣わないのがイチバンだろう、とも結論付けた。

だから、普段の僕の控えめ? な素性を知っている人からすると今年はいつになく生意気だなこの野郎、と悪い印象を抱くことになるだろうが、それもあえて気にしない。
今年はとにかくできるだけ自分のやりたいこととやるべきことを進めて、公私問わず普段温めていることを実現させる場合にいかに自分の方向性を理想どおりに具現化できるかを突き詰めてゆくことにする。




おまけ写真。
今朝の、というか今年の初日の出。多摩川河川敷にて。飛行機雲はほかの場所からも見えていたようね。

2010年の極私的重大ニュースと、この年末に改めての決意

2010-12-31 09:00:30 | 普段の生活(日常)
毎年恒例の、今年1年の僕なりの重大ニュースについても触れておく。世間一般のものと個人的なものを。
以下は、今年は特に印象的なできごとを10個挙げたということで数字に意味はなく、ベスト10もしくはワースト10ではない。


●一般

1 サッカー日本代表、W杯ベスト16 (6月)
2 埼玉県防災ヘリ墜落事故 (7月)
3 チリ落盤事故から33名救出 (10月)
4 富士山の入山者数が40万人突破 (8月)
5 国際宇宙ステーション(ISS)に野口総一・山崎直子と日本人宇宙飛行士が同乗 (4月)
6 東北新幹線が新青森延伸、全線開業 (12月)
7 日航機墜落事故から25年経過 (8月)
8 菅内閣発足 (6月)
9 谷亮子が現役引退 (11月)
10 栗城史多が大人気 (1~12月)

本ブログですでに触れたこともあるものばかりなのであまり多くは触れないが、みっつだけ少々。

2、これは埼玉県民としてもいち登山者としても大きな事故で、僕としては今年も引き続き論議されている昨夏の北海道・トムラウシ山の大量遭難よりも大惨事と受け止めている。僕も今後特にお世話になり続ける地元の秩父という山域や登り方に絡むできごとでもあったし。その後出ている県防災ヘリの後続機の導入や出動費用負担の話の動向も注視してゆく。

9、僕と同い歳の谷亮子(旧姓田村)、近年活躍中のスポーツ選手のなかでも特に早い時期、中学生の頃から活躍してきただけに特に印象深い。柔道への姿勢も競技・五輪や世界選手権の出場への意識の高さにも毎回驚かされた。いかにも主役然としたよくできたヒトだ、と同い歳ということを忘れて尊敬する選手のひとりだった。
だから今年にとうとう国会議員になって、結局は議員活動1本に絞ったが、競技との掛け持ちは正直厳しいだろう、よくやったよ、若手も伸びているし引退してもいいじゃあないか、と実は選挙前に話題になっていた頃から思っていた(出馬すれば当選は間違いなかったし)。まあとにかく、お疲れさんでした。今後は議員活動で日本のスポーツをより盛り上げてほしいっす。

10、本ブログでも度々触れているのでもう今更挙げることもないが、まだ一度も本人を見かけたことがないので来年こそは何かの機会に生で拝みたい。媒体露出が増えるにつれてさらに有名になって良くも悪くも外圧が高まっているが生で会う前に、かねてから通っている? エヴェレストから生還できるのかどうか。
そういえば今秋は忙しくてひとつ出し忘れた小ネタだが、Yahoo! の「知恵袋」でも今年は彼についての書き込みが増えて(いくつかのテレビ出演の影響だなあ)、とりわけ9月の書き込みは秀逸だった。登山業界人のほぼ総意と言ってもよい的を射た意見なので、参考までにリンクを張る。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1146998496

べつに単にエヴェレスト登頂を目指すとかそこから生中継を敢行するとかはじゃんじゃんやればいいんじゃないの、とは思うのだが、それに「単独」と「無酸素」を無理矢理くっつけて殊更に目立とうとするのはねえ。周りの大人の都合もますます複雑に絡んでまったく純粋ではない登山になる。ゴテゴテくっつけずに単純に登頂を目指せばいいのに、登山+中継に固執するために6000万円もかけてホンモノからあえてニセモノへの道を突き進んでいるようで、もったいない。


それから、個人的なものを。

●個人

1 ツイッターにはまる(1~12月)
2 東京都最高峰・最低峰同日登頂 (2月)
3 御柱祭を山出しのみ見物 (4月)
4 『PEAKS』参入で月刊登山専門誌が三つ巴に (5月)
5 かとう×とみーのトークショー (10月)
6 旅系のトーク・講演に行きまくり (1~12月)
7 家庭内地デジ化 (11月)
8 ICレコーダー購入 (10月)
9 パスポート再取得 (12月)
10 校正仕事での突然の別れ (10月)

1~5はすでに触れているので、6~10について。

6、今年数回触れたが、まあいつになく旅人や突飛な行動者の話を毎月行っている地平線会議とは別の場で生で聴く機会が多かった。数えてみたら今月中旬までで計22本で、すべて東京都内の催し。
特に、松尾由香、四角友里、野川かさね、佐々木大輔、中嶋徹、佐藤裕介、横山勝丘、あたりの僕と同世代かやや若い年頃でここ数年の活躍が目立つ人々に初めて会えたのは大きい。やはり媒体を通じてよりも実際に会って話を生で聴くほうが理解はより深まる。

7、ついにウチも地デジカの侵攻に遭い、地上デジタル化の波に呑み込まれてしまった。ただ、アンテナを従来のものに追加しただけなのでまだ地上アナログ放送も観られる。ウチの老人たちがよく観るテレビは買い換え、平面でやや大きめのテレビが先月から2台導入されているが、僕の部屋のテレビはまだブラウン管のアナログ。でもテレビっ子としては、来年どこかのタイミングで買い換えないと。最近地デジ対応テレビも徐々に値下がってきたし。
ちなみに、このついでに衛星放送も観られるようになって観たい番組の選択肢が倍増し、最近憂慮しているインドア志向により拍車がかかりつつある。このままではブログタイトルを変更しなければならんかも、というちょっとした危機感もあるにはある。

8、実は今年最高の買い物が、前々から所望していたICレコーダー。より良い製品を求めて待ち続けたら今年になってしまった。ICレコーダーの売り場の変遷はデジカメと同様に動向は数年前から常に注視していた。
で、買った機種はオリンパスの「Voice-Trek」シリーズのV-85というやつで、今夏の新モデル。基本の録音のほかにFMラジオの受信・録音と音楽プレーヤーにもなるというスグレモノで、こういうのを待っていた。しかもUSB接続で音楽ファイルもPCで容易に扱えるし。現状では費用対効果も考えると過去最高の性能だと思っていて、案の定気に入っている。今は録音よりは音楽プレーヤーとしての頻度が高く、最近はPerfumeのアルバムを3枚分入れて連日聴きまくっていたりする。
なお、実は5のトークショーをこれで録音していて(会場だった東京都・西荻窪の「旅の本屋のまど」の川田正和店長も了承済み)、来年早めにこれを文章に起こしてなんらかのカタチで披露するつもり。だが、テープ起こしの類は以前から苦手で完成にしばらく時間がかかりそう。でも来春までには作れるか。

9、1月に失効したパスポートを、最近働いてまとまったお金があるうちにと思って今月に再取得した。今はICチップ内蔵で10年用が1万6000円もかかるとは。しかもそのぶん分厚くなって携行や管理がよりめんどくさくなるのか。これはここ数年で頻繁に外国へ行く人はどう対処しているのだろうか。
ただ、取得したはいいけどひとまずどこかの国へ行く予定はなく、しばらくは成田空港や、近々何かの催しに乗じて行こうと思っている在日米軍基地へ入るときの身分証明書としてしか出番はなさそう。

10、最後に、以下はすんごい長くなるが、今後の僕の生き方に関する大マジメなことを。これが今年最もいろいろ考えたできごとかも。


今年は8~11月に、出版関連のそんなに大規模でもない会社ではあったが紙の出版物の大きな校正仕事に従事していた。このとき会社では期間内に集中して制作物をより良い状態で完成させるために僕以外にも校正者を最終的には7人雇って、平日・休日問わず8人でシフトを組んでまわしていた。足りないときは派遣会社からさらに増員し、とにかく校正にかなり力を入れていた。そんなに校正者の役回りが重視される仕事は久しぶりだった。でも現場は頻繁にやりとりする編集の方も結構くだけた雰囲気で、終始楽しかったけど。

そんななか、仕事に入ってから1か月半ほど経った10月上旬、僕よりも歳上で校正の経験は僕以上にあるらしいそのうちのひとりの女性が突然、亡くなった。
特に事件・事故に遭ったとかではなく、脳溢血で倒れて、だったそうで。

らしい、というのはまだ仕事を始めてから1か月ほどの期間では、メンバーそれぞれの素性はまだ完全には見えていない状態で、より打ち解けてくるとしたらこれからだろうから、徐々にお互いのことがわかってきてさらに楽しみだな、と思っていた矢先のできごとだった。
その方、既往症は特になかったらしいが、ただ失礼ながら身体はそんなに強いふうには見えなくて、その頃から仕事量が徐々に増えて忙しくなってきてそれにつれて残業時間も増えてきた頃合いだったので、私生活でのなんらかの問題以外におそらく仕事上の精神的な圧迫感も原因のひとつにあったのかもしれない。でも、くも膜下出血とも言われるそういう症状は前兆を察知するのが難しいようなので、ホントの原因は医者や身内でさえ特定できないのかも。

その方がシフトの出勤日にも無断欠勤した日が続いて、それはなんでだろうと不思議に思っていたが、亡くなってから3日後にその報告を受けて、呆然とした。
同じ仕事を同じ大きな机でつい数日前まで一緒にやって、仕事上必要なやりとりでいくつかものを教わったりしたことも含めて会話のあった方が、こうもあっさりと世の中からいなくなるなんて、と。しかもそんなに歳が大きく離れているわけでもないし、仕事量もよく知っているからそんなに負担がかかるものなのか、なぜだ、としばし悩み、その報を受けた日は放心状態でほとんど仕事が手につかなかった。その後数日間も引きずり、実はその時期にもうひとつ掛け持ちしていた別件の仕事も併せて仕事の出来は今年最悪だったかもしれない。
僕はそんな「突然の別れ」は初体験で、これはある意味、事前に覚悟ができていた病床に伏した親戚が亡くなったときよりも唐突なできごとだったためにショックはより大きかった(ちなみに、ここ10年で親戚が4人病没している)。しかも、野外で例えば登山とかマラソンとか激しい運動をしたうえで亡くなるならまだしも、そういうことはなくて普段のデスクワークのみでもそういう最悪の結果を迎える、ということを近いところで実感するとなんとも。

しかもこの10月上旬というのが不運にも、僕的にほかに問題が三重四重に重なっていて、今年最も忙しかったし、そのため精神的にもかなり追い詰められて本気で泣きそうだった。さしずめ五重苦の酷さだったか。さらにこの時期にかぶってきた友人の祝いごとなんかにも一切参加する気にならず、精神的にも今年どころか、いや、ここ数年で最も落ち目な時期だった。
その後、その方の葬儀に参列した方もそうでない方もみんな日を追うごとにそれを引きずってばかりもいられないくらい仕事に忙殺されるようになっていったが(まあ各人ともに口には出さないだけで忘れたわけではない)、僕はそのできごとは11月の仕事終わりまで完全に頭から離れることはなく(四十九日法要をとうにすぎた今も)、これはしっかり心に留めておかねばならない。

こんなことがあったため、今秋は精神的にかなり不安定だった。振り返ると、仕事に集中するときに発生しやすい頭痛を抑えるための頭痛薬の服用もいつになく多かったか。まあでも今は完全にではないけど幾分持ち直して、それを忘れずに今後も前を向いて行かなければ、と来年に向けて意気込んではいる。

という、僕的にはきついことがあった。
それを踏まえてこの年末にひとつ決めたことがある。その方の遺志や、今後ももし生きていれば担当したであろう仕事量を引き継ぐというほどの大層な行ないでもないが、それも多少は意識して今後も仕事は出版関連、とりわけ校正業務にこだわってゆくのだ! という意志を固めた。
僕はここ数年、仕事が少なくてほかの職種にも興味を抱いて浮気しそうなことがあったのだが、これも何かの縁で、たとえ現状のように仕事はたいして入らなくても(しかも「校正」はかなり限定的な業務で、「編集」よりも狭き門か。最近は編集者の業務の一環で経費節減のために校正の行程もこなす話もよく聞くし)、ひとつのことにこだわるしかない。という、勝手な思い込みと言われればそれまでだが身も心もふらつかずにそろそろ1本の道に絞って邁進しよう、(例えば冒険・探検的な行為のようにわざわざ自分の身を危険に晒さなくても、日常のどんな場面でも)死ぬときゃどこで何をやっていても死ぬのだから、だったら生きるうえで自分のやりたい・やるべきことをとことん突き詰めてゆくべきだ、とこの期に及んで肝が据わった感じ。

なので、すでに仕事用の名刺では名乗っているが、来年以降はさらに「校正者」という肩書きにこだわりながら公私ともに生きてゆくつもり。

癒しの甘味

2010-11-23 23:00:11 | 普段の生活(日常)

先月上旬から今頃までずっと平日も土日祝日も関係なく校正仕事が忙しくて、ホントにブログを更新する余裕がなかった。ふたつの仕事の掛け持ち状態のときもあったし(実は今週もそう)。ネタはいくつかあるのだが、仕事で目を使いすぎて書く気力が失せるのよねえ。ついでに買ったはよいものの積ん読に拍車がかかる本たちも読めなくなる。現在、今年出版の本だけでも20冊超お預け状態だったりする。

ちなみに、先月中旬から今月中旬までの1か月間にどのくらい働いたかを試しに計算したら時間にすると約195時間で、ここ数年の校正仕事では最も集中して働いたかもしれない。濃い時間だったなあ。
でも、編集の方々は特に山場のここ2週間くらいは徹夜が連発でもっと大変だったようで、それに比べたらたまに午前様になっても毎日帰宅できるのはまだましなほうなのか。

ただ、ブログの代わりにツイッターは毎日続けていて、というか今やブログの息抜き程度ではなくそちらのほうが情報出しや生存確認などで主体になっていて、僕が普段何をやっているか、どこへ出かけているか、についてほぼ丸裸状態にはなっている、と思う。
なんか最近、ブログは観ていなくてもツイッターはチェックしている、というまったくフォロワーではない知人もちらほらいるし。意外に観られているんだなあ、ああ怖い怖い。

で、今秋の仕事のゴールがようやく見えて、今週中にはすべて終結するはずでひと安心。

そんなてんぱり状態のなかでひと息つける時間はやはり食事どきで、それに癒し効果を求めていたりもした。
なかでも、仕事で頭をよく使うせいかいつになく甘味を欲することがよくあり、糖分補給のためにヤマザキパンの新作や昨年から人気らしいローソンのプレミアムロールケーキも試したが、特に印象深いのは知人経由で知ったファミリーマートの「俺のティラミス」か。
名称に「俺」を使っていることからもわかるように男向けに改めて開発され、しかも実際に食べると分量がすんごく多いのねこれ。食後のデザートではなく完全に1食分の食事に相当するではないか。カロリーもか。
食べると、大きいから大味なのかと思ったらそうでもなく、チーズの風味もしっかり効いていてホントにティラミスだった。以前、若い女子にティラミスが流行ったのって10年以上前だっけか。それをなぜ今になってファミマは推しているのだろうね。

ただ、たしかに旨いのだが、やはりこういう大人の甘味は一気食いではもったいない気はするし食後に甘ったるすぎて気持ち悪くなるので、たまに少量をついばむ感じかいいかな、と正直思った。
または、複数人の仲間内で回し食いするとか、カップルが顔と顔を近付けてちちくり合いながらつつくとか、とにかく野郎が独占ではなく複数人で分け合うのが最適でしょう。まあ僕は相変わらず、分け合う特定のお相手はいませんけど。

今週は給料日前でちと辛いが、また来週以降に少しは潤ったら、たまにはこういう奮発の仕方もよいでしょう。
最近の若い女子はこういうコンビニで手軽に買えるような甘味を自分への小さな褒美としてちょくちょく買っている傾向があるようだが、仕事の合間の昼食をマクドナルドでマックポーク1個とコーヒーのみで済ませがちな貧しい僕にとっては(この量はべつにダイエットを意識しているわけではなく、単に節約したいだけ)、400円程度の甘味も何回もは手を出せない贅沢品で、いつまでも高嶺の花なのだな。

今秋は完全に仕事で潰れたが(と言ってもやりたくてやっていることだけど)、来月は挽回すべく、野遊びに今年最も力を入れるつもり。行きたい山の机上登山もいくつか済んでいるし。
でもその前に来週あたりに、仕事の区切りというか打ち上げの意味で再び「俺のティラミス」を用意して、単独無酸素野宿でもやろうかなー。

10日のフリマ出店を断念

2010-10-09 00:00:59 | 普段の生活(日常)
タイトルのとおりだが、10日(日)に出店予定だった光が丘公園のフリマ、やや急な所用発生によりキャンセルして不参加とした。2か月近く前から意識していた場所なので、残念無念。
でも、関東地方は今日明日は天気があまりよろしくないため、それでなくても雨天中止になる可能性もあるか。
まあまた今度。

ただその代わりに、11月か12月に東京23区内で最低1、2回は出店しようかと思って場所の選定を再び始めたため、頭を切り替えて今後はそちらへ向けて注力することにする。とにかくできるだけ多く、友人知人絡みのモノも売りたいし、自作のモノも売りたいし。

出店場所など詳細が決まり次第、再び触れることにする。


※10日の追記
でも結局、5月に続いてまた雨天中止になりましたわ。
次はどこへ出店しましょうかね。うーむ。

最近はマクドナルドのコーヒー無料券がないと生きていけません

2010-08-31 23:59:15 | 普段の生活(日常)

2週間ぶりの更新になっちゃった。最近の猛暑続きにやられまくっているけど、辛うじて生きております。というか、ブログの更新が面倒でツイッターのほうに流れてしまっているけど。そっちは毎日いじっております。

昨年から、上の写真のようなマクドナルドのコーヒー無料券を東京都内(主に新宿西口)の金券ショップで買い求めてしょっちゅう利用している。
使い始めた当初はヤフーオークションで10枚や20枚のセット組で出品されたものを買っていたが、昨年後半あたりからは金券ショップへの流通が増えてきて、そうなるとオークション利用の連絡とお金のやりとりの手間が面倒になってきたので、金券ショップを使う率が徐々に高まってきたな。

これ、ほぼ1か月おきに有効期限があって出所がよくわからないのだが、株主優待なのかと思ったが噂ではそうでもないらしいね(日本マクドナルドの社員が元手0円? のこれを金券ショップに流しているとか?)。でもまあ、その真相究明云々は置いておいて、いち消費者? としては券の有効期限までの時間の長短によって1枚あたり30~60円程度と価格の変動はあるけれども、それでも店舗でふつうにコーヒーを注文するよりも半額以下で利用できるため、とても助かっている。マック(マクド)様々。

肉牛や小麦の大量生産・大量消費など食糧生産や食文化の視点から外国発のファーストフードという存在そのものに懐疑的で、現代日本では全国各地に分布しているその代表格のマックなんか使わん、と頑なにこの類の店を嫌う意見も散見されるが、僕としては朝昼晩のふつうの食事、読書、休憩(避暑・避寒)に加えて、校正仕事のために机を確保して(店舗によっては)資料等を広げて伸び伸びと作業できるのがとても助かっていて、最近はこの券たちへの出費をもう必要経費扱いにしたいくらいの必需品になっている。ファミレスよりも断然安いし。
ただマックの場合は、店舗によっては曜日や時間帯を考えないと特に家族連れのお子ちゃまたちで騒がしくなったりするハズレ状態のときがあるので、仕事として集中したいときの利用時は店舗と入店時間はしっかり見極めてそれにかち合わないように努める必要がある。
まあだいたいは駅前型店舗はいつも混みやすく、郊外型店舗はそれよりも空いているが、週の前半の平日夜は前者でも空いているときはたまにあるし、休日は時間帯を問わず後者のほうが混んでいるときもある。後者では大型ショッピングモールの内部にテナント出店や近所に併設している場合は平日休日関係なく混むかも、などと、地理的な視点で店舗の良し悪しを見極めるとよいかも。大学時代に学んだことがこんなことで無駄に? 活かされているなあ。地域研究というほどでもないけど。
僕の普段の行きつけの数店舗の、来客の時間帯ごとの増減の傾向はすでに見切っているので、だいたい快適に利用できている。そのくらいの自助努力は必要。

それに、バーガー類などとは別に注文はコーヒーのみだったら主にアフリカや南米の輸出品であり、(現地ではプランテーションによる栽培にまつわる問題もいくらかあるだろうけど、それでも)彼の地の経済に少しは貢献できているだろう、という考え方もできると思うので、飲料のようなサイドメニューのみだったら地球環境的にもそんなに負荷はかかっていないと思うけどなあ。今年から力を入れている鶏肉利用のメニューも同様か。

また、この券を最近は自分で消費するほかにも他者への贈答品として活用することも多く、実は今月は猛暑の影響もあって30枚ほど使ったのだが(1か月でこんなに使ったのは初めてだなあ)、そのうち10枚は友人に餞別として差し上げたり休憩のときにおごったりという使い方もしていた。特に先週末は、自分も含めた仲間内で1日に計6枚も使った日もあった、というくらいにホントに使いまくっている。冗談ではなく、公私ともにこの券がないと最近は生きていけない状態であるね、特に僕のような貧しい部類の人々は。

ただ、この券を利用し始めた当初はこの券でコーヒーのみの注文だと状況によっては気が退けることもあり、ほかに100円マックでも何か注文しなきゃなんか悪いかも、と思うこともあったが(最近の特に若者がやる無料の「水」の注文も同様。これはレシートにもちゃんと「ミズ ¥0」と表記されるのですよ)、でもここ数か月はこの券を出すだけでコーヒーのみで済ませることもよくあるくらいに僕も神経が図太く? なってきた。だから最近は場合によっては、元手は券1枚30円ほどの出費のみで仕事で3~4時間ほど居座る、もとい利用させてもらうこともよくある。

というか、店員さんたちのほうはこの券の存在をどう思っているのだろうか、とも少し気になる。
ここ1、2年は都心の店舗で時間限定でコーヒーの無料配布を行なう様子もたまに見かけるが、そんなこともできるくらい単価が安いメニューなのであれば、券が金券ショップに流出してお金になってそれが利用者増大のきっかけになる、という流れは良いことなのか、なんていうマックにおいての人とお金の巡り方もたまに考えるが、まあいち消費者はそんなに小難しいことを考えずにふつうに使えばいいのか、とやや思考も停止しがちだが、まあいいか。

ひとまず僕はこの不況時? にあってこの券の存在によって大助かりである。
いつまでこの券が出回る状況が続くのかはわからないが、波に乗れるうちに乗っておいて、これを足掛かりに僕的には最近厳しい経済面で復興できるといいなあ。それが好転した暁には、普段は100円マック特にハンバーガーかマックポークばかりで経済的に注文するのが超厳しいン百円のセットメニューもバンバン頼んであげますから。

報告とか告知とか、短縮版

2010-08-17 00:00:00 | 普段の生活(日常)
最近のもろもろのことを短く。今度の今度こそ。


●15日(日)、靖国神社に行ってきた。終戦記念日に行くのは2年ぶり4回目。ホントは数日前まで行くつもりはなかったのだが、某筋の情報でそこで午後に某アーティストの活動を観られると知り、主にそれが観たくて行ってみた。で結果、少しだけ観ることができた。そのあとの個人的な参拝は暑すぎて参った。下の写真参照。

●先週13日(金)、東京都中央区新川のGALLERY MAKIで今週21日(土)まで開催中の沖縄県は浜比嘉島出身の彫刻家・金城実氏の個展を観に行き、その流れで夜の映画『チビチリガマから日本国を問う!』の上映会&トークにも行った。現在は読谷村で活動している金城氏をはじめ読谷の住民を中心に今春の普天間移設に関する総理官邸前での座り込み活動などを追ったドキュメンタリー映画で、とにかく金城氏の個性全開という感じだった。沖縄県民の米軍基地への言い分がこの映画の今後の自主上映を通じてより広まるかなあ。

●そういえば先月末に、大学時代のワンゲルの後輩がまた1人結婚した、という話を聞いた。ただその子、登山は結構やっているほうなのだが(ワンゲルの活動とは別に、アコンカグア・マッキンリー・キリマンジャロくらいは登頂しているヤツ)、油断すると太りやすい体質らしく、今は山はもうあまりやっていないらしいけどそうなると幸せ太りでまた凄いことになるんじゃないの? と心配もする。でもまあ、おめでとさん。今週末にある内輪の結婚披露パーティーには行けそうにないので、代わりにここで祝っておく。

●先月、雑誌『島へ。』などで活躍中のイラストレーター・松鳥むうさんの新刊『ちょこ旅小笠原&伊豆諸島 東京の島でぷち体験』(アスペクト刊)が発売されたのだが、現在、ジュンク堂書店池袋本店2階の旅本近くの壁面でその原画展が催されている。まあこれは昨年の沖縄のときも一昨年の京都のときもあった発売直後恒例の販促行事で、昨日と一昨日と2日連続で観てきた。普段の彼女の喋りのテンションの高さとは裏腹に絵のほうは相変わらず芸が細かいのよね(絵しか観たことのない人が本人を見ると、その差異に驚くはず)。本はまだ買っていないけど僕的には、(野宿できない島なので野宿派には行き難くて敬遠しがちな)小笠原諸島と青ヶ島は特に疎いので、そのへんの情報は特に参考になる。というか伊豆諸島自体、過去に神津島と八丈島しか行ったことがないくらい縁遠いからなあ、あとで買って勉強し直しますわ。
これに関して、実はむうさんから先月、この本を宣伝してくれ的なカタチで本とトークイベントの案内のチラシ(今風に言うと「フライヤー」か)を送りつけられていて、仕方ないので今後の古本市などで配るつもりだが、まだ数回しか会ったことないしだからそんなにがっつり喋ったこともない野郎にそこまでやらせるか、と、自著の草の根的な営業努力ぶりに逆にちょっこし感心した。まあ本は良いモノだからいいけどね。

●もうひとつ先月発売の知り合いの本を挙げると、『子どもたちよ、冒険しよう ~生きる力は、旅することからわいてくる』(ラピュータ刊)があり、これは三輪主彦・丸山純・中山嘉太郎・坪井伸吾・埜口保男、という地平線会議のベテランで常連の五氏による幼少時の体験を経て現在の冒険・探検的行為へ傾倒するきっかけを見せて現代を生きるヒントを提供する一冊。子ども向けというよりも、子を持つ親向けの本かな。僕も数々の旅人を視る場合に最新の行動の結果もさることながら、それにはまる(真っ当な道を踏み外す?)最初の動機や大きな決め手が特に気になるところなので、その経緯をしっかり見せるこういう内容の本は珍しくて興味深い。
が、少し立ち読みはしたけれども買うのは経済的にやや厳しいので、先週に地元の図書館にリクエストして近々読むことにした。売り上げ的にはそっちで勘弁してください。広く読まれる図書館にこそ入るべき本ですし(つい先日、日本図書協会の選定図書に選ばれたそうで)。なお、今月の地平線会議の報告会は27日(金)にこの五氏が勢揃いする予定。

●実は今週から年末にかけてちょっこし新しい仕事を始めて(本業の校正)、特に9~11月は忙しくなるようで、今後はブログの更新が疎かになるかもしれない。まあ元々疎かな感じだからたいして変化はないかもだけど。
でも、万が一? 僕に校正仕事を頼んでやってもいいよ、というとても偉い方がいらっしゃる場合はこの間も話だけでも随時聴きますので、今後も変わらずじゃんじゃん連絡をくださると幸いであります。
今回の仕事は休日は土日祝日関係なく数人でシフトを組んで行なう作業のため先の予定がやや立ちにくく、人と会うのもちょっこし難しくなるかも。まあ年内だけのことですけど。

●ただ、今週と来週にある野外系の話はぜひにと聴きに行くつもりで、ひとつは今週19日(木)夜のパタゴニア東京・ゲートシティ大崎ストアでのヨセミテ話。ゲストは坂下直枝・ルーカスB.B.の二氏。略歴はウェブサイト参照。特に、坂下氏の名前やクライマーとしての実績は知らなくても、氏が社長を務めるロストアローが扱う製品を愛用している人は山ヤに限らず多いはずだからなあ(ブラックダイヤモンド・オスプレー・ボリエールなど)、もっと知っておいてほしいよなあ。

●もうひとつは来週25日(水)夜のTHE NORTH FACE原宿店の佐藤裕介氏のトークショー。こちらも略歴はウェブサイト参照。今や日本を、いや世界を代表するクライマーだからなあ。ピオレドール受賞前から興味関心あるに決まっているではないか。好機。

●あと、来月11日(土)午後の、日本山岳協会・日本山岳会・毎日新聞社が主催の、というか今年の日本山岳協会の創立50周年記念行事の一環として行なわれる「The Expedition Day」にも行くつもりで、これはすでに申し込んであって休みも取って、特に行く気満々。登場予定の6名も豪華でとても楽しみ。告知用のブログも更新中。

●まだ先のことだが、10月10日にまたフリーマーケットに出店することにした。場所は練馬区の光が丘公園。5月の雨天中止のリベンジみたいな。直前にまた告知するつもり。


以上。



例年どおり扮装? した人々も多かった。猛暑のなか、参拝者の流れを3時間ほど観察してみると、家族連れや若者もこれまでよりも結構多かったなあ。

短信・今月以降のこと

2010-07-05 03:00:53 | 普段の生活(日常)
短く3点。

●ツイッターの状況

今日で本ブログ開設から4年半でmixiを始めて2年半で、それからツイッターを始めてちょうど半年。
ツイッター、当初は半年もやれば飽きるだろうと思っていたが、1月に3日間のみさぼった? 以外は毎日何かしらぶつぶつとツイートしている。飽きるどころか逆に日に日にはまっている。先月下旬でツイート数1000越えは多いのか少ないのか。やり方にはなんとなく慣れてきてPCよりも専らウィルコム携帯できる電話のほうで「モバツイッター」を使って外出先ででもがしがし使っている。

で、単に全国的に知り合いか否かを問わず他人の動向をリアルタイムで知る以外に情報源としてもかなり有効なことは日に日に実感していて、一度この経路を手に入れるとなかなか手放し難いなあ、という点もツイッターにはまっている要因のひとつ。
最近徐々に、友人知人が参入する様子も見られる。基本的には一度以上会ったことのある、もしくは催しなどで絡んだことのある人を中心にフォローしているが、そのフォロー先のまたフォロワー(自分がフォローされている人)でも興味のあるツイートをしていれば気軽にフォローしているし、フォロー返しもあるにはある。興味はより拡がっていく感じ。
あと個人的には、有名人はあまりフォローしていないほうかもで、それよりは自分の興味のある分野でだいたい決まっているかな。主に旅、登山、野宿、スポーツ、埼玉県、沖縄県、出版、古本、マンガ、写真、の関係の方が多いか。

今後も登山などで数日間電波の届かないところへ行くとき以外は気が向いたときに続けるけど(今夏に数日間山へ入るつもりだけど、どうなるかはまだ未定)、まあ気負わずに続けますか。でも最近、即時性をちょいと意識して情報を咀嚼せずに先走る傾向があるので、自重しよう。もちろんツイッターでも本ブログと同様に嘘話は触れないけど。


●「みちくさ市」に出店予定

今月24日(土)の午後に予定されている、昨年9月にも出店した東京都・雑司が谷・鬼子母神通りでの古本販売が主体の「みちくさ市」に出店することになった。今回で7回目で、なんか回を追うごとに人気が増して、今年は申し込みを始めても数分以内に締め切られるというくらいに狭き門になっているけど。

今回は24日午後に、14時~18時30分といういつもよりも短い4時間半という出店時間なのが微妙だが、先のフリマ出店のように来客はどこでも開始早々に集中するもので、まあなるようになる、と、こちらも気負わずに楽観的にいくことにする。

ちなみに、すでに公式ブログで今回の出店者の情報も出ているが、屋号は毎春の不忍ブックストリート・一箱古本市とは少し変えて昨夏と同様に「人力旅人の本箱 番外編」とした。「番外編」が、旅の本以外の一般的な本も扱う、という意味。野宿関係の媒体も用意したいが、間に合うかなあ。
24日に雨天の場合は翌25日(日)に順延で、どちらの日になっても出店するつもり。今回は僕ひとりで。
都合つく方はぜひ。


●今月と来月の旅話

先月ほど力を入れていないが、今月と来月にも東京都内で他人の旅話を聴ける機会が多そう。ただ今月は自分のことに集中するつもりで、ほかにも山にも久々に行きたいし観たい写真展や映画も多いし、まあそれらの娯楽のひとつとして行けたら行く、という感じ。

現時点で今週以降興味のあるのは以下。

・ 7月8日(木)  野川かさね@パタゴニア渋谷ストア  20:30~
  または
  7月28日(水) 野川かさね@パタゴニアゲートシティ大崎ストア  20:30~
・ 8月7日(土)  月風かおり@モンベルクラブ渋谷店  13:00~

今回はめんどくさいのでリンクは張らず。
ほかにもあるけど、ここで挙げるほどのものでもないかも。
また後日、8月上旬にもうひとつ増えるかも。

8月7日の「風書家」の月風かおり氏のはすでに予約済みで決定。数年前から気になっている方で、しかもなんか僕と共通の知人もちらほらいるようでその確認もしてみたいため。

あと、先月30日の投稿でもやたらと触れた地平線会議の今月分は23日(金)に、そこでも触れた荻田泰永氏。実は昨日も神奈川県・横浜で別の報告会があるのは知っていて行きたかったが、金欠などいろいろな理由により断念。まあそれを楽しみにしますよ。


※10日(土)の追記
旅話の続き。
8日(木)のパタゴニア渋谷はなんだかんだで行けなかったので、28日(水)のほうに行こうかと。
それから5日時点ではまだ告知されていなかった、東京都・西荻窪の旅の本屋のまどで8月6日(金)19:30~、で組まれたカベルナリア吉田×松鳥むう・島旅トークイベントも気になる。が、この日は行けるかどうかまだ微妙なので保留。でもこのふたりは結構人気あるので、うかうかしていると早めに埋まっちゃうかも。どうしようかなあ。
しっかし、カベルナリアさんの新刊は先日ちょいとチェックしたけど、ふたりともなぜ毎年そんなに立て続けに本を出版できるのかなあ(溜め息)。

※8月10日(火)の追記
7月28日の野川かさね、8月7日の月風かおり、の両氏のトークイベント、行ってきた。いろいろ収穫があって良かった。今後は女性の行動者ももっと視ていかないとねー。
それで月風さんの活動については、ご本人のウェブサイトとともに8月8日(日)に千葉県のFMラジオ局・BayFMの野外系番組『ザ・フリントストーン』に出演していて、そのときのインタビューの再録のほうが比較的わかりやすいかもしれない。
ちなみにこの番組、本ブログで度々取り上げるような僕の知り合いも含めて旅系の人々がしょっちゅう出演していて興味深い。しかしウチは電波がうまく受信できなくて番組を聴けないのよね。毎週残念無念で、たまにこのサイトで後追いで確認している。