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思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

毎春、一箱古本市は客としても巡っている

2012-04-30 00:00:00 | 普段の生活(日常)

28日(土)、東京都・谷根千の不忍ブックストリートの「第14回不忍ブックストリートの一箱古本市2012」の初日に行ってきた。出店とともに、客として巡るのも毎春恒例行事になっている。
全スポットを巡り、スタンプラリーもそつなくこなした。ただ金欠なので買い物は新書を1冊買っただけに終わっちゃったけど。
上の写真は「喜多の園」。

それでついでに、来月3日(木・祝)に僕が実際に出店する場所である「大家」さんの明の窓茶の間(東京都台東区谷中3-9-1)の下見もしてきた。
「よみせ通り」を経由して、そこへは東京メトロ・千駄木駅から不忍通りの赤信号に引っかからずに横断歩道を行くことができれば徒歩5分もかからないと思うが、どうだろうなあ。

再度挙げると、出店時の屋号は例年どおりに「人力旅人の本箱」で。公式ウェブサイトの店主紹介を参考に。「人力」と「旅」にこだわった箱にします。

ちなみに、準備は現在も遅れ気味で、ひとまず新作の絵ハガキは用意できたが、主役の本に関しては例年よりも選択に困った状態。
でもまあ、当日に合わせてなんとかします。


「明の窓/茶の間」は、「よみせ通り」にある中華料理店「春木屋」の隣の道を50mほど奥に入ったところ。


「春木屋」の店前にある自動販売機が面白かったので、これを目印に。


今春のスタンプラリー達成の景品は、この台紙を持参すれば今年8月末までの期間限定で、「古書ほうろう」「古書信天翁」「往来堂書店」の3店で5%割引券として1回使える、というもの。
僕はおそらく使わないと思うので、3日の出店時に拙店で最初に何か購入した方、もしくは拙著を購入した方に差し上げてもよいかなー、とうっすら考えている。

ではよろしくー。

この2週間

2012-03-25 18:45:13 | 普段の生活(日常)
更新が滞った。その最大の理由は、毎春好例の忌まわしき? 花粉症にやられて機能が低下して、やる気スイッチが入らなかったからで。
昨日あたりからようやくやる気が出てきたので、2週間分の日記みたいなものをまとめて放出。主にその日の代表的なできごとについて。まとめて出すためにまた長くなりますけれども。


●12日(月)

今年の年始に知人からAKB48の音楽ファイルをもらって以降、音楽プレーヤーにもなるICレコーダーに入れてここ2か月の外出時はそればかり聴いていて(1月の北海道と2月の沖縄県の滞在中も同様)、秋元康の策略に今更まんまとはまっているのだが、今日はそれに続く第2弾としてそこから派生するSKE48やらNMB48やらの最近の曲ももらったので、入れてみた。
結果、それもまた良い。最近のお気に入りはSKE「オキドキ」と渡り廊下走り隊7「希望山脈」とAKBの新曲「GIVE ME FIVE」。愛があればなんとかなるのかなあ、僕も、僕の友人知人も、関東・東北地方の太平洋岸の土地や住民も。

●13日(火)

午後、地元の図書館へ行ったあとにちょっとした事件が。
歩道のない4.5m幅の市道を自転車でふつうに通行中に、その前の十字路の交差点で僕が直進するのに対して対向右折しかけた原付でパトロール中の警察官2人組がなぜかUターンして僕を追いかけて僕の進路を塞いで止めてきて、いきなり職務質問された。
ふつうに道路の左側を走っていたし、まだ日没前で前照灯の必要はないときだったので、道路交通法に何も違反していないのになぜ止められるのかと思ったが、やつらの目線を追うとどうやら僕の10年以上乗っていてあちこち傷んでボロくなっている自転車のへたり具合で盗難車扱いし、となると取り締まりの点数稼ぎ目当てらしく。車体についていつから乗っているのか、などといくつか質問しながら(そもそも、「いつから」という訊き方がおかしい)、鍵や防犯登録がどうのこうのとあれこれいちゃもんをつけてきた(鍵は駐輪時に柱などに固定するためにあえてワイヤーロックを使用中)。いずれも問題ないはずなので、身分証明書としていつも携帯している健康保険証を見せて名前とか最低限の尋問には渋々応じたが、それ以外のことは黙秘で通した。
そのときは次の用事で急いでいたのでイライラして(急いでいたといっても20km/h未満では速度超過でもないし)、そいつらについ蹴りでも入れてやろうかと思ったがさすがにそうもいかないので我慢し、5分ほど調べられたのちに解放された。ホントに無駄で不当な職質で久々に立腹。最初の僕の塞ぎ方もヘタクソだったし。このとき不携帯だったデジカメがもしあれば、そいつらの顔写真と原付のナンバープレートを撮って所属の警察署を割り出して(まあ近所だろうが)、日を改めて直接抗議しに乗り込んで謝罪させるところだったが、携帯していなかったのが悔しい。

また、このときの立腹の理由はもう1点あって、僕がその市道を通行中、偶然10mほど前方に背広姿のサラリーマンの保険・金融系の営業中らしき後方に荷物入れのある自転車が2台並進する様子があったのだが、取り締まるならば僕ではなく「軽車両の並進」という明らかに違法行為のそちらで、2人の警察官は目のつけどころが悪すぎてアホとしか言いようがない。顔のどこに目がついているのか。
僕の自転車もタイヤや部品を交換し続けて長持ちさせている、ではなく、単に盗んだ自転車と見た目でしか判断できないのだろうか。今日は寝る直前までその一件でムカムカと立腹し続けた。AKBやSKEを聴いて気を鎮める。

●14日(水)

糊口しのぎの日払い製本アルバイト。先週から新たに行き始めた自転車で10分ほどの近所の製本所で、そこは僕が子どもの頃は何もなかったのが十数年前に再開発によってちょっとした工業団地になったところなので、そこに働きに行くのが新鮮。しかも近所で現在はそんなモノを作っているのか!! とちょいと珍しいと思う製品を扱い、出版関係者ならば興味津々の現場で面白い(あまり具体的に触れると情報漏洩になるのでここまでにしておく)。今後もたまにお世話になるかもしれないので、徐々に慣れたい。

●15日(木)

毎年早めにやろうと思っていてもなぜか結局は期限ギリギリになってしまう確定申告の書類を昨夜から作り、一晩寝かせてから朝に見直し、午前中のまだ空いているときにサクッと提出。並ぶのも5分で済んだ。これが午後だともっと時間はかかるだろう。
肝心の、来月に振り込まれるはずの還付金は昨年よりもやや減る模様。まあそれは労働時間が減少したのが反映されているからで。
今回は、虫歯の治療に力を入れる年は計上する医療費控除のほかに、寄付金控除にも初めて挑んでみたが(昨年の震災関係の寄付先で1か所、それが適用される団体があった)、でも計算しても寄付の金額も数千円では有名芸能人の数千万円超に比べたらたかが知れているし、年収6桁(つまり100万円未満)の人間にとっては結局は還付金額に差は出なかったので、わざわざ申告することでもなかったか。

午後は、明日の最終日に滑り込もうと思っていた東京都・板橋の大東文化歴史資料館の『「登山家 加藤保男と大東文化大学第一高等学校」展』の第2期を観に行った。昨年12月に第1期は観ていて、続きは当然気になる。
で、結果、装備の展示がいくつか変わっていて、良かった。今回は加藤氏がまだエヴェレスト3回登頂よりも前の若い頃に行ったアイガー登攀時のことを記録したノートの初展示もあり、それも興味深かった。会場入口の記帳を観ると山岳関係者の著名な人物も結構来ていたようね、特に2月に。
それで、展示で前回から気になっていたことに、加藤氏の年譜と一部の写真展示で山の登頂を「征服」と書いたところが2か所あること。それは加藤氏が活躍した1970年代や80年代ではまだ一般的でも、現代の教育現場での展示では慎むべき表現では? と疑問を抱いていた。
この件について主催の大東文化大学第一高等学校の担当教諭に電話を取り次いでもらって問い合わせると、不遜な(「人間が自然を凌駕する」という思い上がった)表現であることはもちろんわかっているが、当時の雰囲気を出すためにあえて使った、という回答を得た。
この「征服」表現、現在その意味と意図を知って使っているのと知らずに使っているのとでは大きく異なり、その温度差が野外系媒体の文章表現にも一家言あるいち校正者としても気になったので、展示の事情が判明してすっきりした。
ちなみに「征服」は当時の新聞記事の展示にもあったが、加藤氏のエヴェレスト登頂の報を受けての王貞治のコメントや(加藤氏が大ファンだった)吉永小百合の談話でもふつうに使われていたようで、そんな国民栄誉賞級の有名人も当時は気安く使っていた? のが今となっては時代を感じさせる。最近で言い換えるともしイチローや渡辺謙あたりが「征服」と使っていたらひんしゅくものだろうねえ。どうだろう。しかもあの、自然の脅威の前では人間の無力さを痛感した大地震と大津波を経た昨春以降ならば尚更。


写真は昨年12月の第1期。

その後、夕方に新宿へ出て、野暮用ついでにある震災関連の写真展を覗くと、福島県内で線量計を扱う人を撮った写真の注釈に「被爆」や「内部被爆」と書かれ、これは福島第一原発被害を伝えるひとコマなのだからどう考えても表記は「被曝」だろう、と違和感が。その旨を主催者側に伝えておけばよかったか。有名な写真家の展示でもあったから。うーむ。

●16日(金)

午前、かねてから応援している北極点への無補給単独徒歩到達を目指していた荻田泰永氏が今年の計画続行を断念する旨を、ツイッターとフェイスブックで知る。残念だが、無理して突っ込んで死んでしまってはどうしようもないので、今年は運が悪かったという捉え方でよいのでは。生きていればまた来年以降がある。

●17日(土)

糊口しのぎの製本アルバイト。14日(水)とは違い、自転車で1時間かけて戸田市方面へ。扱う本の束は形状・重量ともにべつに問題なかったが、全体の流れ作業のペースがほかの現場に比べてやたら速くて付いて行くのに結構疲れた。しかも先月からの右足のケガの箇所にも少し響き、先週から足首サポーターを使って幾分ラクにはなってもあまり激しい動きになるとまた完治が遅れるなー、と考えながら8時間動いた。
当夜に特に右腕が筋肉痛になったのは久々。配置される作業に当たり外れはある。まあこれは初めての現場では外れのほうにまわされがちなので仕方ない。明日に使い物にならないくらいになると困るけど。
現場への行き帰りともに雨は天気予報どおりに降っていたが、予報ほど強い降りではなかったのが幸い。

両腕が思いのほか疲れたので、夜にやろうと思っていた事務作業は諦め、先週に録画した未消化の震災関連のテレビ番組を観ながら安静にする。

●18日(日)

昨日の疲れが残っているが、「板橋Cityマラソン」を見物しに自転車で昨日と同じ荒川右岸を経由して1時間ほど走って会場へ。約3年前からここを通ってJR浮間舟渡駅近くの現場へもたまにアルバイトに行くので慣れた道。
9時のフルマラソンのスタートは観逃したが、ゴールは優勝タイムが2時間26分台の男子1位からサブスリー(3時間以内)、5時間から制限時間ギリギリの7時間までランナーのゴールを小雨混じりで肌寒いなかだいたい見届けた。早く右足を治して存分に走ったり歩いたりしたい! と良い刺激になった。
そういえば、友人のひとりがこのフルマラソンに出走していたが、ゴールの場面は全然わからなかった(結果的には、初フルマラソンで4時間台で完走したそうで)。事前連絡なしでこっそり見つけようと思ったが、1万人規模の大会だと無理だった。
このゴールの場面を観ていてひとつ驚いたのが、全体的になんらかの扮装をしたランナーもちらほらいたが、そのなかにボーイスカウトの制服を着て走って記録はサブスリーの人がいたこと。しかもゴールライン手前できっちり敬礼をして。あの重い制服でよく走れるなあ。
見物の合間に前日の雨で地面はぬかるんだ主会場を散策すると、出店群にはいろいろな食べ物があり、しかも先月に僕が行った「おきなわマラソン」の出店よりも品数は充実して安かった。豚汁100円、フランクフルト150円、焼きそば250円、など。でも寒かったから集客は芳しくなかったなあ。走り終えたらすぐに帰るランナーが多かった。


優勝のランナー。

夜、ドラマ『運命の人』の最終話を観る。2時間スペシャルで沖縄本島ロケが大半の終盤だった。
最近の週刊誌報道ではこの主要キャラクターのモデルからの、ドラマの人物の描き方への批判というか悪態ぶり? が触れられていたのも読んでいるが、そんなことよりも沖縄県に目を向けるひとつのきっかけになったのは良いこと。今年5月で沖縄返還40年で、その前に予習になるそこそこ意義のある放送か(後日知った最終話の視聴率が16.2%というのも、まあまあではないかと)。
ただ、劇中で腑に落ちないことが1点。僕も先月に再訪した読谷村の座喜味城跡の場面で、物語上は1983年の設定なのにここから遠望できる、07年に返還されて現在は撤去済みの楚辺通信所がこの年代ではあるべきなのにないのがおかしい。いくらフィクションといっても、米軍基地の事象が抜けるのはいかがなものかと思うので、ここは今どきのCGで描き足してでもその“象のオリ”があるように見せるべきだったのではー。
この件はまた後日、先送りしている沖縄県ネタで改めて触れるつもり。

●19日(月)

花粉症で不調。午前中はほぼ廃人状態。
午後、毎週の週始め好例の、僕の地元では月曜日発売の週刊誌チェックで1点ハッとしたことが。
『週刊プレイボーイ』に“美人すぎる市議”として立川あすか新座市議の記事があり、僕は地元の市議がそんなに話題になっていることは全然知らんかった。
先月19日(日)の市議選は沖縄県へ行くために期日前投票で済ませたが、まあいつもと変わり映えしないだろ、と選挙結果は確認していなかったのだが、こんな一大事? になっていたとは。でもまあ、話題になって市政が第三者目線で注目されるのはそんなに悪いことではないし(とはいえ悪い点もあるだろうけど)、記事や市議のウェブサイトを確認する限りでは方向性は善いと思うので、地元で女性の地位向上となるか否か、お手並み拝見であるね。

深夜、ドラマ『ラッキーセブン』の最終話を観る。一応、全話観ていた。主演ではなかったが、松嶋菜々子は前クールで大ヒットの『家政婦のミタ』の悪い? 印象はそこそこ払拭できたかも。

●20日(火)

祝日で天気も良いが、そうなると花粉の飛散は多くて悲惨なので長時間の外出は控えたい。が、地元の図書館に用事があってそこは出かけておく。薄暮時のその帰路でまた事件が。
歩道のない4.5m幅の市道で、自転車で直進する僕の前には路上駐車車両が対向で1台あったが、その脇をふつうに通過中にその後方から急速に明らかに40km/h以上は出ていた対向する軽ワゴン車が僕の肩すれすれのところを通過していきやがった。サイドミラーもかすりそうなくらいに。こういう場合、対向車は駐車車両の手前で一時停止して前方が開けている対向の僕の通行を優先すべきだが、それを無視して僕の存在はないものという態度で飛ばして僕よりも先に駐車車両をやりすごそうとするその暴走ぶりは許せん。
しかもその場所は地元警察署の至近の道路で、でも普段から抜け道になるところで。その軽ワゴン車のナンバーまでは見えなかったがもし所沢ナンバーの地元民であれば、その位置関係を知っていながらもし事故につながるかもしれないことを平気でやっている、ある意味かなり度胸のあるおバカさんだなあ、と思った。まあそれを知らない他所者であっても自転車の通行を軽視する、それこそ運転免許を持つ資格はないアホだ、と憤る愚行だ。あのアクセルの踏み方は、抜け道だと知っている走り方かなー。
Uターンしてそれを追跡しようかとも思ったが、抜け道の先の国道254号方面に早々と逃走したので捕り逃がした。悔しい。ああいうどアホは、直ちに○○されて△△△△になって◇◇◇◇◇に入ってしまえ(記号に当てはまる語句はご想像にお任せします)。
普段からもうちょい広い片側1車線で2車線の道路でも、工事箇所や乗降中の路線バス・タクシーなどの後方から対向の自転車の通行を無視してそれを通過・追い越しにかかるクルマは結構多いが、それだってセンターラインをはみ出す行為なのだから一時停止か、もっと申し訳なく徐行すべきだが、ほんの10秒程度の自転車の通過を待つだけでよいのにそんな態度が微塵も感じられない運転手も全員、併せて△△△△になってしまえばよいのだ、といつも思う。

●21日(水)

またもや花粉症で不調。
でも午後、近所のシネコンでは上映が明後日に終わる『はやぶさ 遥かなる帰還』を観た。昨秋からのはやぶさ関連の映画のうち1本くらいは観ておこうと、最も制作に力の入っているっぽいこれにしたが(1000円の全国共通券を少し安く入手していた)、いずれも評判はよろしくないようだがこれはそんなに悪くなかったと思うがなあ。特に後半のイトカワからの復路の艱難辛苦は、失礼かと思うが映画向きの展開で、はやぶさはああいう動き方をしていたのか、と画でわかりやすかった。
それにしても、14年度に打ち上げ予定の“はやぶさ2”はホントに“2”のまま、名称の捻りはなしでいくのかねえ。

深夜、ドラマ『孤独のグルメ』の最終話を観る。僕が知る限りではツイッターではおおむね好評で、僕も毎回観ていても原作とはまた別物の雰囲気だが、それでも主演の松重豊の演技に見えない本気の食べっぷりや、テレビ東京の深夜枠らしく低予算であろう作り方も含めて全体的に楽しかった。画とセリフの間の取り方も絶妙。松重というと今クールは『運命の人』との掛け持ちだったが、僕は両方観ていたがやはりこちらのゆるいセリフ回しのほうがしっくりきた。
単に背広姿のおじさんが東京都内と川崎市内の営業仕事のあとに店探しに迷いながら食事するだけの話なのに、なぜ面白いのか。まあとにかく、今後の続編を切望する。

●22日(木)

友人からの評判も聞いていて、ぜひ時間をかけて観に行くべしとけしかけられていたので気になっていた、東京都・汐留のパナソニック汐留ミュージアムで25日(日)まで開催の「今和次郎 採集講義展」をようやく観に行った。空いていそうな平日を狙って。でも会期の終盤なので午後になると来客は多かった。若者も結構多かった。
これまで今氏のことは(100年近く前の僕の地元近くにも調査しに来ている)民俗学の大家、という程度の浅い認識だったが、展示を3時間かけて2周してじっくり観ると、旧東京美術学校で学んだことを活かして全国各地の民家の記録のほかにも建築の設計やカトラリー・服飾のデザインなども手がけ、多才なひとだったんだなあと再認識した。そして同時に記録者としての視野の広さの差異に凹んだ。
4部構成の展示で最も惹かれたのは今氏の真骨頂? である2番目の「採集」で、現代で言うところの路上観察や交通量調査のようなことをよくやっていたのね。「考現学」の展示では関東大震災後の銀座など都心の記録を多く並べていたが、僕も旅先で街の雰囲気を把握するために路上に立ってその真似事をたまにやるが、その調査項目の細かさと観察眼の鋭さには脱帽。髪型や服装、男性であれば髭の形状、女性であればスカート丈、のような細部まで「しらべ」るとは、凄い。これは現代では写真撮影でやると盗撮やストーカーまがいの行為に成り下がってしまうが、スケッチだからこそできることでもあるか。昨年の震災後に似たようなことを東北で行なっている人はいるのかなあ。まあ現代ではデジカメが使えるから画的な記録はそれで済むし、被災した人々の話を文章化で記録する「聞き書き」を行なうボランティア活動もあるが、今氏の記録の手法はその手本となっているよなあ。
民俗学や美術的なデザインとともに地理学的な展示も多く、良い勉強になった。この開催に合わせて作られた本も欲しいのだが、高いので手が出せない。無念。


初訪問のパナソニック汐留ミュージアムも入っている建物内は、最新鋭のトイレ設備などの展示も面白かった。

帰りがけに、日比谷公園内の「千代田区立日比谷図書文化館」を初訪問。旧東京都立日比谷図書館からすっかり改装されて、まだ真新しい雰囲気。仕事もはかどりそうなので今度、PC持参で入り浸るか。

今日発売の『週刊文春』今週号の「文春図書館」で、『野宿もん』(かとうちあき、徳間書店)を取り上げていた。写真付きで1ページ丸々の登場により、今後の売り上げに好影響はあるのだろうか。なお、この本へのツッコミどころは数点あるのだが、また日を改めて。

深夜、ドラマ『最後から二番目の恋』の最終話。これも全話観ていたが、実は観るきっかけは僕も親戚がいる影響で幼少期からよく知る鎌倉市内での撮影が多いことだったが、実際には17年ぶりの共演という中井貴一と小泉今日子の熟練? の丁々発止の(喧嘩するほど仲が良い的な)やりとりが特に面白かった。
脚本の岡田惠和というと今でも『ちゅらさん』や最近では『おひさま』とNHKの印象が強いのだが、民放で最近の“アラフォー”の風潮も取り込みながらこういう歳相応の話も書けるのね、と楽しませてもらった。恋愛とは無関係のくだりでも考えさせられるセリフも多かったし。40代や50代ともなると、もう若くはないことを潔く認めつつ痛さや苦さもありながらもそれ相応の生き方があるのね。
あと僕個人的には、小泉、飯島直子、内田有紀、とバツイチが3人揃ったことにも注目したが、その苦い経験も反映された? それぞれの役柄の個性も面白かった。
脚本も良いと好評の『カーネーション』も含めて今クールのドラマを振り返ると、これが最も良かった。というか、今クールは久々にドラマばかり観ていたなあ。演者では特に『カーネーション』の尾野真千子と『孤独のグルメ』の松重豊、の株はかなり上がった観がある。

●23日(金)

雨ではあるが、夕方、僕にとっては毎月恒例の地平線会議の報告会のためだけに都内へ。
この報告会、昨年3月から震災関連の内容の回が多く、今月分も含めてこの1年の過半数がそのやや重い話だった。そのため、血湧き肉躍るような旅や探検・冒険的な話が減り、聴衆の数も昨年の関野吉晴・角幡唯介のような(世間一般的に)有名どころ以外では例年よりも少なめになっていたのは仕方ないか。もちろん、東北地方で変わっているところもあればまだ何も変わっていないところもあり、すべてひっくるめて震災以降の現実から目を背けてはならないことはわかるけれども。
まあ僕は近年はお題も報告者も選り好みせずにとにかく毎月行っていて、そういう常連? の聴衆も一定数いるが、自分好みの人物や内容のときにだけ来る人ももちろんいて、最近は仕事や家庭の事情で断念、とは別に震災関連への興味関心が薄い、もしくは食傷気味? の人も結構いそうで、そのために比較的少なかったりするのか。まあそこは人それぞれ。

そういえば、購読希望者には毎月送られてくる「地平線通信」で昨年後半から、通常の号の合間に「水増し号」も発行していて、通算の号数を今夏に向けて報告会の回数に合わせるために無理矢理に不定期で文字どおり“水増し”している。が、その内容の振れ幅が広く、この坩堝の創立当初からかかわってきた重鎮? の茶化し具合を素直に面白がってよいのか微妙(これまでに3号発行していて、これもウェブサイト上で公開中)。まあ今月分は服部文祥・石川直樹と比較的有名どころの協力もあって幾分まともな紙面になっているが、毎回の編集の適当さ加減もなんだかなあ。その適当さをわざと?(半ばウソっぱちにも見えそうな内容だが、一応はホントに本業が出版関係者ばかりが)作り出していて、その制作担当の素性は誤植を出す傾向も含めてよく知っているから渋々納得しているけれども。

●24日(土)

なんやかんやで朝帰りになった。特に深夜に降り方が強かった雨は明け方にはあがったのは幸い。
帰宅して、放送はあと1週間となった『カーネーション』を観てから二度寝して、起きたら『王様のブランチ』を観ながら、分量は少ないながらもある今月分の校正仕事に締め切り2日前になってようやく取りかかる。が、眠くてあまり集中できず。

暖かくなってきた夕方から再び都内へ出かけようかと思ったが、花粉症の症状もあってだるいし、所持金も少なくて交通費の捻出が微妙なので、新宿のとある催しへ行こうと思っていたが断念。金欠気味のときは強烈な決め手がない限りは出不精になりがち。しかも今月は花粉症の影響もあるし。

●25日(日)

昨日からの仕事の仕上げと、この日記まがい? の仕上げを気分転換も兼ねて交互に。また朝から花粉症の症状が、特に鼻詰まりが酷い。先週は目が、先々週は喉が酷かったが、今年のは僕はやられる箇所が週替わりなのね。
そういえばこの2週間で、どこかのテレビ番組だかツイッターだかにあった女性の意見として小耳に挟んだことだが、人によっては花粉症の症状は女性の生理のだる重さに似ている、らしく。まあ身体の不調になる部位も花粉症は顔まわりが中心なので異論もあるだろうが、全身のだるさはそのとおり似たようなものなのかなあ、女性は春・秋の花粉の時季のみならず定期的にこのような不調に陥っているのか、となると今後は女性にもっと気遣わなければ、と今更ながら改心した。でもそれでも、映画館の「レディースデー」のような体調とは無関係の優遇措置はいまだに腑に落ちないけど。

今日も東東京のほうへ出かけようかとも思ったが、いろいろ出かける気力が減退して断念。


また1万字超になってしまったが、最近の動きを挙げるとこんな感じ。

謹賀新年

2012-01-01 23:45:36 | 普段の生活(日常)
昨年はホントに世界的にも日本的にも例年以上にいろいろなことがあったが(実は私生活でも震災とは別にいくつか新たな動きはあったが)、今年はとにかく昨年以上に自分も周りも復旧というか改善して前を向いていかないと、と思う。

ひとまず、昨年末にやり残したことを済ませて(ブログの更新とか)、年越しで抱えている仕事も片付けて、早く自由の身になりたい。

本ブログとそのほかの今年の展望とかについてはまた5日に。ひとまず上半期はやるべきことがだいたい決まっているから。

では今年もよろしく。


※5日(木)の追記

今年も多摩川で初日の出、と思ったが、4年連続4回目は雲がかかってもやっとした現れ方であった。

2011年の本と映画

2011-12-31 18:00:31 | 普段の生活(日常)
についても毎年のようにすべて挙げてなんらかのことを書きたい気分ではあるが、今年から、いくらなんでも本は30冊、映画は30本、くらいは最低限こなさないと、と思ったので、この基準に達しない年は省略する。今年はいろいろあって達していない。

でもそれだけでは寂しいので簡単に挙げると、本は相変わらず旅や登山関係が多かった。登山業界的に最近話題の“W鈴木”の山コミックエッセイも当然チェック済み。今年は『山登りはじめました2 いくぞ!屋久島編』(鈴木ともこ、メディアファクトリー)、『ひとり登山へ、ようこそ! 女子のための登山入門』(鈴木みき、平凡社)、『山小屋で、会いましょう! 楽しみ広がる「お泊まり登山」』(鈴木みき、講談社)、の3冊か。ゆるい絵柄とは裏腹に「作家」な内容なのはびっくり。

一般的にも大ヒットした本でちゃんと読めたのは、『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』(長谷部誠、幻冬舎)のみか。低調。
それから5月以降に盛んになった震災・原発関連では、雑誌や特別編集のムックや写真集はよく眺めたが、それらで充分と思ったので本まではいかなくてほとんど触れなかった。唯一読んだのは、『原発のウソ』(小出裕章、扶桑社新書)か。

前々からの悪い癖で数冊を併読途中で、越年が決まった本も数冊あるが、それも年明けに早めに片付けないと。


映画で特筆は、1、2年前から気になっていたが今年ようやく、園子温監督の作品を観る機会があり、公開順に挙げると『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『恋の罪』と3本観て、それなりに考えさせられたわ。『恋の罪』のあの桃色の塗料? は演出上必要だったのかどうかは疑問だが、まあまあ楽しめた。来月公開の、若い主演とともに震災後に被災地で撮影したことで話題の『ヒミズ』も観たい。
園監督は最近のインタビュー記事などを読むと幼少時からぶっ飛んでいたようだが、その育ちとの因果関係は定かではないが法政大学出身(中退)なのね。相変わらず、僕の知る範囲の法政出身者は真っ当な道を踏み外した? ヒトが多いなあ(偏見)。

そういえば、地デジテレビとHDDレコーダーの導入の影響で、特にBSで映画をHDDの容量の限りはびしばし録れるようになり、この1か月弱で30本近く録り溜めているが、来年はこれらもじゃんじゃん消化していかないと。来年はもっと観るつもり。


ほかにも今年のあれこれはあるが、来年以降にまわす。

皆既月食を

2011-12-12 23:30:45 | 普段の生活(日常)

ふつうに地元で観ましたよ。10日(土)から11日(日)にかけて日付をまたいで。

東京都内への外出の帰り際、ウチの近所の公園というか空き地みたいなところで寝転がって、仰向けで30分以上観賞していた。ほかに誰かいるかと思ったが誰もいなくて、貸切状態の特等席だった。
特に関東地方は観測条件はだいたいバッチリだったようだね。

まあ写真はコンパクトデジカメなのでたかが知れているけど、一応。

今秋も昨年同様に仕事でてんぱっているあいだに季節は秋を通り越して一気に冬になった感があるが、仰向けになっているときにえらい底冷えして寒かった。そのせいで11日は腹をくだしちゃって仕事にやや支障があったわよ。でもなんとか解決したけど。

まあとにかく、仕事も一段落してようやくこういうのも愉しむ余裕が出てきたのは良いことだ。

またもや更新が滞る

2011-12-01 23:59:23 | 普段の生活(日常)
先月、いや先々月から続いている仕事の波がまだまだ途切れず、今日で23連勤だったりする。
なので、月末ネタを中心にブログの更新がまた滞っている。保留中でぜひ出したいネタもいくつかあるのだがなー。

特に今週末がふたつの仕事の佳境なので厳しく、ブログをいじる余裕が全然ない。しかも風邪やウイルスにやられたわけではないが、先週末から自分的には直径5mmと過去最大級の口内炎が巣食っていて痛くて、仕事の能率もガタ落ちであるし。食事が楽しくなくなったりとか、歯痛と同レベルの痛みの口内炎の恐ろしさを改めて思い知っている今日この頃。
ブログを再開するのはもろもろ落ち着いてからで、早くても7日(水)以降かなー。

最近、仕事の合間に観てはまりつつあるテレビドラマ『家政婦のミタ』の昨夜のミタさんのように、お暇をいただきたい気分だなあ。
でも今月は聖なる夜あたりまで仕事続きなのです。忙しいふりをしているわけではなく、ホントに。

ではまた来週以降か、ツイッターにてー。

近所でアザラシ便乗商売

2011-11-30 23:59:59 | 普段の生活(日常)
そろそろ話題が減ってきて消息も微妙になってきた? 先月少し触れた荒川の秋ヶ瀬取水堰付近に出没のゴマフアザラシ「志木あらちゃん」に関連することを。

この騒動? に便乗して先月下旬だったか、志木市内の精肉店でこれにあやかった「あらちゃんメンチ」なるオリジナル商品が開発されたニュースはもちろん知っていたが、実はこれはウチから自転車で数分のところにある、普段よく見慣れた店が作っていることを今月上旬に知った。
で、遅まきながら先々週、それを食べてみた。10月中にテレビの取材も来た影響で一時は話題になって殺到して売り上げも好調だったらしいが、今週はもう落ち着いてゆっくり買って食べられるし。

形状は写真のとおりで全長は約9cm。だから上の写真では原寸よりも1.5倍ほど拡大した感じ。販売価格は160円。
中身は国産の牛肉と豚肉の配合率が8:2で、僕は旅先でも各地のスーパーや精肉店でよくメンチカツを食べるが、玉ねぎも過去に食べてきたものよりも比較的大きめに刻んである印象。
さらに、直立あるように胴体の底面を平らに加工して揚げてあるが、この胴体部分にうずらの玉子が入っているというおまけもあり、見て触ると思ったよりも面白い造形であるね。もちろん頭の部分にも肉が詰まっている。でも全体的にそんなに大きくないから、ものの1分程度ですぐに食べきっちゃうけど。

メンチカツというと全国的にどこも100円から120円くらいで販売しているものだが(ただ、例えば東京都・谷中の「谷中ぎんざ」のように、テレビや雑誌の取材が多く入ってより商魂たくましい地域では150円とか強気の価格設定も見られるけど)、ここで少し高めの160円とは、玉子も一緒に揚げることと、この形状(特に頭と胴体)を作るため、のふたつの手間をかけているからだと思う。

あらちゃん、話題的にはもう下火になってきて、これも名物としていつまで作られるかは微妙な時期に差しかかってきたが(予想ではおそらく、年内いっぱいかも)、まだしばらく販売し続けるようなので、東武東上線の柳瀬川駅とその近くに立ち寄ったさいはぜひ。駅から徒歩約2分の、正直そんなに大きくはないが地域密着型の商店街「ぺあもーる」のなかにある精肉店なので。

それで肝心のあらちゃんは、また観に行くつもりの12月もいるのかなあ。

歌舞伎座工事中

2011-11-23 23:59:01 | 普段の生活(日常)

今日、築地・銀座界隈への野暮用のさいに、第五期の歌舞伎座の建替え工事の様子を、通りかかりながらチラ見した。
昨春に休館前の賑わった様子を軽く観に行って以来の再訪だったが、工事は結構進んでいるのね。ウェブサイトでも進捗状況を報告しているようだし。

ここ数年の東京近郊の大型建築物の工事では、これは東京スカイツリーに次いで規模的にも知名度的にも大工事だと思うので、再来年春の開業まで、まあ気になるっちゃあなる。ほかにも、10月から改築に着手しているカレーの有名店である新宿中村屋も要注目か。特にカレーバカとしては。
歌舞伎座は今後もちょくちょく観に行こうかね。

で、本題からは逸れるがちょくちょく、というと、これは野暮用に含めては失礼だが今日の目的地のひとつに、ここの前の道路(晴海通り)の反対側にある岩手県の物産店「いわて銀河プラザ」があったのだが、今後は被災地支援のために現地へはなかなか行けなくても、こういった物産店くらいはできるだけ利用しようと思っているので、岩手県を想う場合はここらへんを今後もちょくちょく訪れたい。だからついでに歌舞伎座の様子も観に行きやすいか。

あと、僕の身近な場所では池袋駅前の宮城県「宮城ふるさとプラザ」と、東京駅前の福島県「福島県八重洲観光交流館」にも最近たまに足を運んでいて、岩手県のと同様に利用しようと思っている。もちろん、ほかにも被害の大きかった青森県・茨城県・千葉県にも想うべきところは多々あるが、ひとまずこの東北3県は来年以降も特に注視していかないと、と思っている。

新しい歌舞伎座が完成したら、被災地でも年配の方を中心に歌舞伎好きの人は多いはずだから、招待したりもして支援的な興行もより大々的に実施できるといいね。




※もろもろの理由により、11年11月30日の投稿とネタの順番を入れ替えました。

「志木あらちゃん」はいずこへ

2011-10-25 09:15:51 | 普段の生活(日常)
最近ウチの近所で、といっても埼玉県さいたま市と志木市の市境になっている荒川下流域だが、02~03年の「タマちゃん」に続いて今月上旬あたり? に再びアザラシが現れて、荒川の「荒」から取って「あらちゃん」という愛称で勝手に呼ばれている、でも前者はアゴヒゲアザラシだったが後者はゴマフアザラシ(往年の名作マンガ『少年アシベ』の「ゴマちゃん」と同種)で種類が異なる、とかいうニュースは世間一般よりも遅めに、1週間前に知ったばかり。

で、最近の仕事は進行や人事的な都合で今年は予想外に多く休めるために実は22日(土)~26日(水)が5連休中なのだが(でもそのあとにまたすんごい忙しくなる)、そんななか昨日の午後、久々に暇な時間ができたのでその現場を観に行ってみた。
以前、「タマちゃん」を休日に観に行ったことはあるが、そのときの混雑と見物人同士のいさかいも多少は目撃したりして殺伐とした雰囲気に辟易した経験から、平日でしかも空模様が微妙なときならば空いていて比較的ラクだろう、ということもあり。

ちなみに結果から先に挙げると、昨日はアザラシは見られなかった。最近よく通っているある見物人によると、午後の特に夕方はあまり現れなくて、どちらかというと午前中のほうが多いらしい。理由は不明。気まぐれなのはしゃあない。川魚の朝まずめ・夕まずめの時間帯も関係および影響ないらしい。


今回の現場はJR武蔵野線の北側の車窓からもよく見える秋ヶ瀬橋からも近い、秋ヶ瀬取水堰のそば。幼少時からたまにサイクリングで訪れているが、今回は10年ぶりくらいの再訪となった。ちなみにウチからここまで自転車で30分強で行ける。今回は訳あって小型タイヤの折りたたみ自転車で移動。


秋ヶ瀬取水堰のそばのヘリポートに臨時駐車場を設けたり、注意事項を列記したり、と見物人の受け入れ態勢? は前回よりは充実していた。でもこの時期は堰付近へのクルマの入場は17時まで、と決められているけど。


荒川の護岸そばに掲示してあった、志木市による「あらちゃん」の特別住民票。顔写真付きで、17日(月)から勝手に志木市民扱い。住民票作成にあたっての肖像権や戸籍の問題は解決しているのだろうか。
氏名は正確には「志木あらちゃん」で、このアタマに市名をかぶせる名前の付け方は明らかに市の全国的なPRに使ってやろうという(住民票の発行によって)歳入にも絡ませる魂胆が見え見えであるね。


取水堰よりやや下手の水面。釣り人が数人。やや淀んでいてあまりきれいな水面ではないがここでボラとハヤが釣れるらしく、ちょうど僕が訪れて川を2時間ほど眺めている最中にもある釣り人の竿にかかった魚は、竿がしなるくらいに思ったよりも大きかった(でもそれは釣り逃したけど)。
見物人は昨日の午後だと、大半はクルマで訪れていたがクルマが10~15台で人数は多くても20人程度だったか。晴れた週末はその3~5倍くらいに膨らむだろうね。


カミツキガメ、ここから20kmほど上流の入間川ではちょくちょく発見されていることは以前から小耳に挟んでいるが(ペットとして飼っていたのが手に負えなくなって川に放棄して、のちに自然繁殖したやつ?)、荒川にもやはり下ってきて? 増えているのかー、と改めて知る。魚でも外来種が混入しているなんてことは近年はよくあるだろうし、荒川の生態系は僕が子どもの頃よりは大きく変わっているのだろうなー。


現場付近。臨時駐車場よりもさらに近い位置にもクルマは数台入れる。なんか週末には出店も立つらしく、写真左に写っているがその囲いが2軒分置かれていた。前回もあったっけか。そういう店が立つのは市の公認なのかなあ。というか土手だと国土交通省の管轄のはずだが、許可関係はどうなっているのだろうか、よくわからん。うーむ。


今回の現場よりも1kmほど下流。前回は写真奥の武蔵野線の鉄橋付近で、その手前右側(右岸)あたりに「タマちゃん」が一時期棲息していた。
このへんが天敵の無さや食料確保の観点からも、アザラシに居心地の良い場所なのかね。その移動っぷりは今春の震災の影響もあるのかねえ。なにもかも謎である。


でもまあ、27日(木)からまた忙しくなるので、ここを往復するサイクリングも含めてその前の良い息抜きにはなった。
「あらちゃん」がいるうちに再訪できるかどうかはわからないが、まあ今回も訪れたことによって、今後もこういう骨休め的なアザラシの表敬訪問? はまたあるだろう、と思った。


※31日(月)の追記
昨日今日あたりの報道によると、まだ海へ帰っていなくてたまに現れるようだね。
しかも志木市内ではこれ絡みのメンチカツも売れているとか。
この活況はいつまで続くかねえ。

更新が滞る秋

2011-10-01 23:59:15 | 普段の生活(日常)
先週から仕事やらなんやらで急に忙しくて僕の許容量を超えるくらいにてんやわんやで、昨日付のネタがまだ用意できていない。
後日、日付を遡って更新する。

その内容は、なんやかんやあるなかで先月26日(月)~27日(火)に無理矢理に連休を設けて久々に奥多摩へ出かけ、山の空気を吸いに、というか主に外泊を楽しんできたこと。まだその写真すら整理しきれていないのよね。
では後日。

また、先月中旬に触れた、角幡唯介氏の先週から今週にかけて2週連続であった喋る催しは、先月23日(金祝)と今日、両方きっちり聴いてきた。おまけに今日は新刊『雪男は向こうからやって来た』(集英社)にサインももらってきた。
これについては後日に追記で感想とかを触れるかどうか、来週に仕事が少し落ち着いてから考える。

だから、本ブログのコメント欄など本文より外側の周りの変化もたいしてまともにチェックしておらず、ゆえに返事が遅れますので、すみません。更新の優先順位的には下位になります。
今年上半期の投稿でも軽く触れた、ある程度のマナーをわきまえている、的を射ている、自分を持っている方に限ってはなるべく返事をと思いますので、しばしお待ちを。

仕事の状況によっては明日から11連勤だなー。季節の変わり目で体調を崩しやすいときに、この大波を無事に乗り越えられるだろうか。


※13日(木)の追記
角幡トーク、1日のほうはカワチェンブログで報じている。先月の地平線会議のほうは近々出るでしょう。
来月にも母校の早大で喋るのね。まあこれは基本的に学生向けなんだろうけど、もし休みが取れて潜れそうだったら潜ってみるか。ちなみにこの案内、『空白の五マイル』の書名で「五」が「5」になっているぞー。ちゃんと訂正しろよなー(この、漢数字を算用数字に勝手に変えてしまう誤りは昨年からweb媒体を中心に結構多く見られる)。

ああそれと、昨日まで11連勤はなんとかしのいで、今日は休み。
今月下旬にも似たような仕事のピーク(仕事をふたつ掛け持ち)があるんだよなあ。頭痛薬が手放せない日々がしばらく続く。

台風15号は仕事でやりすごす

2011-09-21 23:45:22 | 普段の生活(日常)
沖縄県から東北地方にかけて広範囲に、特に東海地方がかなりやられた台風15号、関東というか東京近郊も午後の静岡県からの上陸によって鉄道の大半が止まってかなり悪影響があったようだとは、最近通っている都内の仕事場で流しているラジオやツイッターでなんとなく知ってはいた。
僕は今日は終日そこでの校正仕事にずっと励んでいていたため、その混乱にはほとんど巻き込まれずに済んだけど。

でも暴風雨が最も強まった昼から夕方にかけては、いつもの休憩時間は昼食のために近所に外出するのだが、今日は仕事場から一歩も出られなくて釘付け状態だったから空腹続きでやや疲れた。無理して外出しようものならものの数十秒でずぶ濡れになる感じだったもんなあ。
ちなみに今のその仕事場というのはビルの7階なのだが、すんごい揺れて、これでもし窓ガラスが割れたりしたら大変だよなあ、と一過性の猛威だとはわかっていてもどきどきしっぱなしで、あまり作業に集中できなかった。

でも、東京圏や名古屋圏では今回のような勢力の強いやつを受けるのは久々でも、台風に遭う確率の比較的高い沖縄県では毎年何回もこの猛威を体験しているのだから、すげーなー、と改めて彼の地に住んで対処法が確立されている人々をそれだけで尊敬してしまう。
特に今回のは最初のほうで南大東島付近で1周するとかいうヘンな動きもしていたから、風雨に晒された時間も余計に長かったか。

とかいうことを考えながら、鉄道の運行が再開されないと帰れないのだから仕方ない、と定時をすぎても働き、そろそろ再開されたと知ってからゆっくりと帰路に。会社的には帰るタイミングは自己判断で、という感じだったので、3.11のときのような雰囲気も多少はあったかも。
鉄道もダイヤの乱れはあったものの、余裕を見て帰ればそんなに苦労せずに済むわね。僕はこういう非常事態のときはべつに早く帰る理由がないときは断然、残るほうを選ぶ。

まあ、自然の為すことでたまにはこういうときもある、と抗わずに落ち着いて受け入れて行動したいものやね。

震災から半年後の極私的方針転換

2011-09-11 23:45:39 | 普段の生活(日常)
ここ数日、世間でよく取り沙汰されているように、今日であの3.11の大地震と大津波の発生からちょうど6か月経ったが(ここでは今日の場合は併せて触れられがちな01年のアメリカ・同時多発テロから10年、のことは省く)、僕個人的には当初の東北へできるだけ身も心も向ける、というのが当初の目標ほどできていなくて自分で自分に落胆して歯噛みする日々か続いている。

しかもそのあいだに、7月下旬の新潟県・福島県の豪雨災害、それに先週の台風12号による紀伊半島を中心とした豪雨災害もあり、なぜ今年の日本はこうも立て続けに自然の、しかも現代人が過去に経験したことのないくらい大規模の猛威をいっぺんに受けてしまうのだろう、と普段の生活の合間にどうしても考えざるを得ない時間が多くなり、しかしそのいずれの地域へも心情としては手伝いに行きたいのだが行けないもどかしさが常にある。

そんななか先週から、昨年同時期にも就いた東京都内の校正仕事に今年もかかりきりになることが決まり、一昨日から勤め始めている。だから、それが終わる予定の11月下旬までは東北ほか各地へ行ってしばらく滞在できるくらいの数日間のまとまった休みは取れなくなった。
で、それならばいっそのこと、と思い直し、ひとまずこの先2か月くらいは仕事に集中し、とにかく頑張ってその収入の一部を寄付して、「身体」ではなく「お金」のほうで協力していくことに方針転換する。まあ僕程度の力量ではどちらでも自己満足的な微々たる力だろうが、それでも被災地にとってはプラスのはず、という意識は引き続き持ちながら、お金の面から主体に切り替えて支援してゆくことにした。スリーエフでのTカードを活用した買い物も細々と続けているわよ。

そういえば、その11月までお世話になるつもりの勤め先での勤務中に3.11の大地震を体験したこともあって、その縁があってというのもヘンな言い方だが、そこで作ったお金を被災地へ送るのが今の僕には最もしっくりくるやり方のようにも思い込んでいるので、懸命に取り組む所存。

それで、現状ではその仕事が終わったあとの12月以降はまとまった休みを取れそう、その頃には今年上半期よりもお金が少しはあるはずで、そのときの状況を見ながら今度こそ東北へ再び行こうと思っている。基本的には、そろそろ手薄になってきた? どこかしらのボランティア活動に力を入れている団体に加わって身体を使うために、と引き続き思っているが、でもそれ以前に現状把握のために半年以上経った被災地の状況を各地を移動しながら視てゆくだけのこともやろうかとも考えている。
僕の周りの見知った人やまたその知り合いでも、移動手段はレンタカー・ヒッチハイク・二輪車・自転車・徒歩と様々だが岩手県~福島県・東京電力福島第一原発のあいだを中心に東北沿岸部を縦断しながら視てきている人がちらほらいることも小耳に挟んでいるし。今は特に福島県内ではできるだけ高級で精度の高い線量計が必携品のようで。

身体を、の場合は、被災者の仮設住宅への入居が進んだことなどによって公的なボランティアセンターの活動が縮小・閉鎖されてきてボランティア活動も下火になってきた雰囲気というか、様々な条件を見比べて僕でも参加できそうな場が減りつつある様子もなんとなく掴んではいる。

が、例えば4月から僕が最も気にしている宮城県亘理町あたりの仙南地域では今月始めに避難指示が解除され、これまで立入制限されていた海により近い地域の住宅の復旧活動がまた拡がるだろうし、今となっては自衛隊や消防団は退いて公的な団体も手を付けなくなったところでのニーズも多少なりとも出てくるだろうから、被災地全体的にはそろそろ落ち着いたような雰囲気の報道になっているが、まだまだ注視する必要はあるか。

だから最近は仙台以北も含めてボランティア活動の場といっても名称に「災害」を外して「復興」や「支援」を謳うようになった公的なセンターよりも、かねがね触れている「RQ市民災害救援センター」のような集団やNPO団体、ほかにも紙媒体ではなくブログやツイッターで知った個人レベルできめ細かく活動している私的ないくつかの集まりの動向に注目している。
そのひとつに最近、東京都内のわりと近場でも被災地の写真洗浄をカンパ頼みの手弁当状態でやっているところもいくつかあって、1日単位のそれなら日々の仕事の合間にちょこちょこ参加できそうだなあ、と7月から例えば「りす会+moi あらいぐま作戦」への参加のタイミングを窺ってはいるもののいまだ不参加なのがまたふがいないが、まあ基本的には今日からはお金のほうで、ということにする。

残暑の小ネタ集(追記あり)

2011-08-20 19:15:03 | 普段の生活(日常)
一昨日まではまたもやの猛暑でへばって何もやる気が起きなかったが、昨日からようやく涼しくなってきてちょいとやる気が出てきたので、あまり旅と関係ないかもしれないものも含むここ1か月の小ネタを、時系列は無視して適当に集めて更新。先月以前からの継続もあり、今回の新規もあり。


『BE-PAL』11年7月号をようやく入手

できた。先週、ヤフーオークションで。
結局は送料込みで定価730円の2倍近く出費したが、でもさらに浪費せずにこの程度で済んで良かった。価格も含めて対応の上手い方とやりとりできて幸い。こちらの落札から3日で届いた本誌も付録「マルチツール」も状態が思いのほか良かったし。2か月越しの懸案が済んで安堵している。これで最近の寝不足も少しは解消できるか。



今後はビーパルに限らず、書籍よりは限定感のある雑誌の買いどきを逃がさないように気を付けないとね。この号はホントに入手し難かったなあ。過去最悪。ふう。

ただ、僕のように普段から深い思い入れを持ってビーパルを長年買って読んでいるのにまだこの号を入手できていない、もしくは難儀でもう諦めちゃった人も結構いるかもしれない、と思うと心苦しいので、小学館的には完売の今となっては仕方ないが、ぜひこのような手段からでもなりふりかまわず入手してー、と願う。
だからね、ヤフオクでこの号を2000円以上という非常識な価格で出品して明らかに儲けに走っている輩がいまだに散見されるが、そのような多くの人の思いが詰まった雑誌を単なる金儲けのための道具に使う姿勢? はどうなんだろう(しかも金儲けにしては儲け幅が1500円~2000円程度と安い金額だな)。せっかくの記念の号につきあまり汚い言葉は並べたくないので抑えるが、ヒトとして(社会人として)自分の行ないを再考したほうがよいと思うよ。

●武蔵野美術大学の「海のグレートジャーニー」の展示

東京都小平市の武蔵野美術大学(ムサビ)の構内に現在、本ブログでも度々触れてきた関野吉晴さんの6月にゴールした海のグレートジャーニーに関する展示があり、そういえば先月下旬の暑い盛りの日に美術・芸術分野に長けている友人と観に行っていた。
正門から入って2分ほど進んだ「12号館」の前の広場みたいなところに、航海に使用した(インドネシアで制作した)二隻のカヌー「縄文号」(全長6.8m)と「パクール号」(全長11m)が並べて展示されていて、「レパ」と呼ばれる石灰とココヤシ油を混ぜた漆喰がまだ船底の表面にいくらか残っている様子も生で観て触って約4400kmの航海を耐えてきたことを思うとより感慨深い。この計画に4年前から直接携わってきたムサビ関係者は尚更だろうなあ。それに、フネの制作(のための道具作り)から航海までの過程を完全に人力で通して成し遂げた旅だからなあ。



そのそばの図書館を入って1階と、そこから2階にかけての階段横でも「海のグレートジャーニー展」を9月末まで催していて、旅の写真のほかにフネの制作や航海に使用した道具類や帆・織物なども併せて展示中。
来月の終了までにもう1回観に行くつもり。

それで来週27日(土)午後にある、地平線会議の今月の報告会には関野さんが登壇するので、その旅の模様はより詳しく聴けるはず。もちろん行くつもり。まあそこは毎月行っていて習慣づいているけど。

●まだ売れ残っている、アクアステルスソール

先の沢登りで比較的新しい渓流シューズの「アクアステルスソール」について触れたが、そのおまけのアップ写真を挙げておく。靴底はこういう感じ。



で先日、買い物や冷やかしによく行く好日山荘池袋西口店に行くと、僕が昨年に買ったのと同じ靴がサイズは飛び飛びだが結構売れ残っていて(型落ちなので定価の約3割引か)、まだそんなに浸透していない感じなのかね。
このソールの靴、まだ沢登り人口の1割も使用していない感じなのかなあ。最近チェックしている先月出版の『実用 登山用語データブック』(山と溪谷社)の「ウェーディングシューズ」の項で(フェルト底の)渓流足袋は最近は見かけない、とあるがそんなことはないと思うし(キャラバンやモンベルも、ほかのメーカーやICI石井スポーツ・カモシカスポーツ・秀山荘など小売店オリジナル商品でも販売に今も力を入れているように思うし)、まあ靴底の良し悪しが生死を分ける場面も今後はもっと出てくるかもしれないしなあ、とは先日身に沁みたので、履物の選択のさいは(旧来のわらじに戻る、という可能性も含めて)慎重に判断したいものだ。

なお、先の沢登りで痛めたと触れた両手の傷の経過だが、傷口は順調にふさがってもう問題なし。ただ、普段のアルバイトなどで患部を強く押す動作があるとまだ痛むけど。でももう切り替えて、次の沢登りに直ちに行きたい気分。ゲリラ豪雨を避けながら今月末以降にまた行けるかなあ。

●『本の雑誌』11年9月号の重大なのとそんなに重大でもない誤り

発売中の『本の雑誌』11年9月号の社史特集の一部に、なぜかミニコミ誌『野宿野郎』も“会社化”という体で取り上げられていて、最近も各所でこっそり取材を受けたり雑文を書いているらしくて30代になっても大人気? のかとうちあき編集長(仮)が2ページ寄稿している。
のだが、20~21ページのその見開き記事中の21ページのほうに誤字が2か所あり、うち1点のほうは近年のこの雑誌の濃い読者にとってはわかりやすい人名なので雑誌的にもちょっとまずいのではないか、(2年前に浜本茂編集長とお会いしたときに、いる、と聞いている)雑誌の校正担当者も見逃してしまったのだろうか、と憂慮したりもする(この問題については編集長(仮)にすでに指摘済み。その後どうするかは知らないけど)。
それともう1点は囲みの年表? のほうにあり、これはこのミニコミに少なくとも4年以上かかわっている濃い関係者? にしかわからないことか。まあこちらのほうはたいして影響ないかも。ただ、事情をそこそこ知っているひとりとしては事実と微妙に異なるので気持ち悪い、うーむ、と少し悩ましいところ。
そのヒントの写真は以下(の場所)。



ああでも、特集全体的には面白かった。今度、神奈川県立川崎図書館にも行ってみよう。川崎に行く機会は年に1、2回あるかどうか程度だけど。

※28日(日)の補足
上記の誤字については、『野宿野郎』ウェブサイトでは改善された模様。

●初体験の図書カード読取エラー

今月上旬、普段の節約のためによくお世話になっている新宿西口の金券ショップ群のいち店舗で買った数枚の図書カードのうち1枚が、その近隣の書店での会計時にカードを通す機械で読取エラーが出て、使えなかった。そんなことは初体験だった。鉄道の切符ではたまにある磁気不良なのか、それとも微かな傷か折れがあったのか。



で、その後の対応はどうするのかなあと流れに身を任せようとしていると、店員がレジ奥から1枚の封筒を取り出してきてカードとともに渡された。そこに宛先が明記されている図書カード発行の大元で東京都新宿区の「日本図書普及株式会社」にカードを郵送すると(切手代不要)、新品のカードに交換してくれる、とのことで早速10日(水)に送ってみると、期間は1週間かかったがきちんと新品のカードが返送されて、元通りというかまたふつうに使えるようになった。当たり前だが、そういう流れで不利益がないようにきちんと対応してくれるのね。
今回は1000円以下の額面のカードだったからまだよかったものの、これが(貧乏人の僕も使うのは稀な)5000円や1万円の高額のカードで起こるとより焦るだろうしなあ。

(幼少時からすでに1から10まで節約に血眼になる人生のために)昔から愛用している金券ショップ経由の図書券が廃れてきたことに替わって近年普及している図書カードというと、正規? の柄のほかに旧来のテレホンカードのように企業・団体の販促用や贈答用にもオリジナル品を作れるぶん、その流通・販売の過程で不良品ができてしまう確率も高まるかなあ、と今回改めて思った。

書店でカードのエラーが出たときにアルバイトっぽい若い女子店員が対応に困って、後方に控えていた社員の助け舟でようやく封筒を出して手続きを踏めたくらいだから、これは比較的大手の書店であってもめったに起こらない珍事なのかね。ちょいと貴重な体験だったか。

●『PEAKS』とは直接絡めず

『PEAKS』の読者企画「リーダーズ・セッション」に応募した件は、発売中の『PEAKS』11年9月号のアタマの報告にもあるとおりにやはり応募者殺到らしく、僕にも先月下旬に落選の報告メールが届いていた。モデル役の読者はカッコイイ・かわいい男女がわんさか登場するのだろうね。日頃から不摂生の肥満児は画的にお呼びでない、か。まあとにかく、来年の誌面を楽しみにしよう。
よーし、『山と溪谷』と『岳人』よりも歴史が浅いぶん? 誌面づくりに関するツッコミどころが毎号満載の『PEAKS』とその関連ムックに、今後も引き続き容赦なくじゃんじゃんツッコミを入れていくぞー(もちろん、ただの粗探しによる憂さ晴らしのためにやるのではなく、僕が特に溺愛する野遊び関連の出版文化の質の低下を食い止めるために監視? しながら物申す姿勢は今後も変わらず)。ちなみに最近、この雑誌制作にかかわっている編集者やライターとツイッター上で絡む機会も徐々に増えてきて面白くなってきたしね。

●地デジ化まっしぐら

先月からの問題の極私的地デジ化、最近アルバイトをちょこちょこやっているおかげで(今月は金運が上向きで働き口が先月まで以上に多くて助かる)安めのHDDレコーダーでも買ってつなげて、来月上旬から移行できそうな見通し。最近も地デジ・BSともに良質の番組が多くて別室のHDDレコーダーを間借りしていくつか観てはいるが(特に良かったのは、NHKBSプレミアム『世界の高峰 グレートサミッツ エベレスト 世界最高峰を撮る』か)、もういいかげんなんとかしたいよなあ。
今日の午前中に決勝があった今夏の高校野球も満足に観られなかったし(今夏は優勝した日大三高ではなく、光星学院に勝ってもらって東北により活力を、という線になってほしかったが、そこはまあ真剣勝負の果てのあの大差の結果だから)。
地デジ、もうすぐなんとか。


以上。


※11年8月28日(日)の追記

以上と思ったのだが、なんか忘れていたので小ネタに追記というのもヘンだが、まあいいや。3点追記。

●結局は今夏も15日に時間をずらして靖国神社へ

ほぼ毎年触れている今月の15日の(9月2日という論者もいるが、一般的にはやはりこの日で強く認識されている)「終戦の日」の午前中からの靖国神社参拝、今年は息巻いて行くつもりはなかったのだが、その日の午後に東京都内へ急遽出かける用事ができたため、ついでに夕方に参拝してきた。
その時間になるとさすがに昼間の暑い最中によくある黒塗り街宣車と警視庁との物々しい衝突劇? も収束して警察車両もほぼ捌けていて、かなり落ち着いた雰囲気になっていた。
拝殿に参拝するにも昼頃だといつも1時間以上並ぶものだが、夕方だと10分程度で済んだ。時間帯にもよるのかもしれないが、このときは僕よりも歳下っぽい若者が結構多かったなあ。



写真はデジカメを忘れたので、PHSで。だからちょっと粗い。

●映画『コクリコ坂から』は真っ当な青春映画

まあ今夏最大の話題作であろうスタジオジブリの映画『コクリコ坂から』を遅まきで先週ようやく観た。先月の全国公開数日前の試写会に当選していたが、都合が悪くなって観逃がしていて悔しかったからなあ。観て、やっとすっきりした。

で、ここ数年は映画公開の時期に合わせてNHK総合でジブリの制作現場に密着したドキュメンタリー番組もセット? で放送されるようになってきているが(昨年の『借りぐらしのアリエッティ』のときのもまだ記憶に新しいね)、9日(火)に放送されたこの映画絡みの『ふたり 宮崎駿×宮崎吾朗 コクリコ坂・父と子の300日戦争』を後日に録画で観ても面白かった。これまであまり触れられなかった宮崎家の変遷が改めてなんとなくわかった。
ただ、この制作にまつわる衝突や葛藤やらなんやらは番組中でもちろん見受けられたが、思ったよりも激しくはなく(実は似たもの父子の腹の探り合いが中心?)、最近の各種媒体のインタビューなどもチェックしているが吾朗氏は『ゲド戦記』の頃に比べると肝が据わった感じで駿氏はそれを見守る、という、お互いをそろそろ? 認め合うというか理解が深まってきて、初めて本格的にひとつの作品で脚本と監督で協働した感じか。それに作品の筋にもあった旧いものを残す、認める雰囲気がそのまま映画にも反映されていたように思う。今回は駿氏も吾朗氏もどちらかが欠けていてもダメで、ふたり揃ったからこそ成り立った作品だと思った。番組後半に触れていた、3.11直後にジブリ全社的に自宅待機命令を出したことへの駿氏の激怒ぶりや現場への叱咤も、ああいう吾朗氏にはまだ難しい現場監督的な旗振りがなかったら先月の公開は厳しかっただろうし。

おかげで、その番組で脚本と絵コンテの意図をちょいと予習できたのが、観るうえでむしろ良かったかも。より楽しめた。

まあでも人によって感じ方は異なるだろうが、僕的には中盤で海が寝込んで幼少期に遡るくだりは『魔女の宅急便』と『新世紀エヴァンゲリオン』が多少入っていたように見えたなあ(この場面は『おもひでぽろぽろ』みたいだ、という人もいるようだね)。
あと先日どこかの週刊誌の記事で駿氏と『紅の豚』からの付き合いの加藤登紀子が、駿氏と吾朗氏の作品の違いはディテール(細部)のつくり、と触れていたが(『ゲド戦記』はそれが足りなかったゆえに平板で深みが出ていなかったから批判も多かった?)、そこも今回は特に「カルチェラタン」の描写でかなり改善されて、あの内部の高低差もつけながらの良い意味でごちゃごちゃした雑多な動きは『千と千尋の神隠し』に近いが、でも全体的にはちゃんと吾朗色が出ていた。
基本的には青春映画なので、若気の至り? の感覚はどちらかと言うとやはり年齢的にも駿氏よりは吾朗氏のほうがやりやすいはず。序盤で『耳をすませば』ばりの、海と俊をより親密にさせる道具としての(ジブリ映画の肝のひとつの)自転車も上手く機能していたし。
観終わった直後の感想として思い浮かんだ言葉は「青春」の2文字に尽きる。

あと、当然ながらジブリ映画というと画のことがよく言われるが、挿入歌とBGMの入れ方が予想以上に良かったなあ。

とかとか、今作で大きく伸びた吾朗氏、良かった。ジブリ以外の場で映画は創れないとも言っているので、早くも3作目も期待しちゃう。

●運ぶのはモノよりも人が主体? の檜原村のモノレール

13日(土)の沢登りネタの後半で、下山中にモノレールの線路があった写真を出したが、それの大幅な補足。
最近、東京都内の図書館でちょっとした調べ物をしていたとき、読売新聞(東京)多摩版11年8月3日(水)付朝刊に、最近の檜原村の事象を取材した短期連載「檜原の夏」で藤原地区の交通について触れた写真付きの記事を発見した。
ついでにweb記事も発見。

それによると、08年から西東京バスが乗り入れていない藤倉バス停よりも西方の奥地に運行している「デマンドバスやまびこ」のこととともにモノレールにも触れていて、実際には全長約3m、座席3席、雨避けもある車両? だそうで。
これは村が04年に地元の高齢者向けに約9000万円かけて村内5か所に整備したとのこと。写真を見るとその車体? は遊園地や大きな公園でもたまに見かけるような、ミニカートやジェットコースターよりも簡素なバー型の手すりも付いた座席の前方に剥き出しのエンジン、後方に荷物入れがあり、牛歩の速度で動くらしい。
でもそれでも年配の方には利用頻度はどうであれ、毎回の急坂の上り下りの移動は大変なので(たしかに下山時にコンクリート敷きの曲がりくねった急な細道を下っていても、斜度は最もきついところでは30度以上あったか)、特に日常の買い出しで荷物が多くなる帰路の上りでこの運行はかなり助かるはず。

先日、最初にこの線路を見かけたときは、以前に神奈川県・静岡県や愛媛県のみかんなど柑橘類の栽培が斜面であっても盛んな土地にもよくある収穫物専用の小型レールなのかと思っていたが、人も運ぶ、というか主に人を運ぶための、もうちょい大型の交通機関? だったとは。
せっかくそんな事情を偶然知ったのでまたの機会にこれが実際に動いている様子も見に行きたいし、あわよくば乗せてもらいたいなあ。


これで計10点とキリが良いか。
ホントに以上。

二度とない機会? だから、地上アナログ放送の終焉を満喫してみた

2011-07-31 00:00:00 | 普段の生活(日常)

岩手県・宮城県・福島県以外の44都道府県では24日(日)でホントに終了してしまったテレビの地上アナログ放送だが(心のどこかでなんだかんだ言っても終わらないんでしょ、と疑っていた人は僕以外にも多かったはず)、アナログ派としては残念無念。自室のテレビはまだブラウン管ですから。
これも時代の流れとして受け止めるべきなのか。テレビっ子も地上デジタル化という国によるお仕着せで作り上げられた余計な出費も伴ってしまう新章に無理矢理に立ち向かわねばならないのか。いくら国の法律に則った変更であっても事前対応の不備も目立ったこの措置は国が国民に金銭的にある程度は補償すべきではないのか、という疑問もいくつか浮上したが、結局はみな泣き寝入りというカタチかね。

で、24日正午から25日0時までの12時間弱に各局でアナログ停波と地デジに関する問い合わせの青い画面が続いたが、これは見方を変えて、これまでの58年超のテレビ放送の歴史のなかでこの12時間弱しか流れない限定的な特別放送ではないかっ! とあえて前向きに捉えて、この画面の写真をわざわざ撮ったり、DVD録画したりもして、砂嵐になってしまう25日(月)0時までに存分に満喫してみた。

24日午後に流していた以下の案内画面は、埼玉県南部の事例。


1ch NHK総合、3ch Eテレ  共通


4ch 日本テレビ


5ch 放送大学


6ch TBS(東京放送)


8ch フジテレビ


10ch テレビ朝日


11ch テレ玉(旧テレビ埼玉)


12ch テレビ東京


ちなみに、24日の終わり間際はこのように部屋を暗くしながら観賞? していたが(結果的に節電……)、こんなんでは根暗と言われてもまあ仕方なく、言いたければ言えばいいさ


上の写真は、25日0時以降の、代表してNHK総合の砂嵐。でも実際は24日23時59分すぎにすでに停まり、変更は0時きっかりじゃなかったんかい! と心の準備が1分前ではできていなかった身としてはいきなり画面が変わって面食らった。

青い案内画面のうち、放送大学以外はBGMがあったが、BGMはフジテレビが最も寂しい雰囲気で、テレ玉が最も朗らかな(すぐにでもまた何か番組が始まりそうな?)雰囲気であった。あの選曲はそれぞれ誰が担当したのかね、アナウンスの文言はリピートとはいえもっと種類を多く用意するとか工夫して独自性を出してほしかったなあ、とかとか、各局の画面を観ながらひとりでいろいろ批評したりツッコミを入れたりして楽しんでひとりで盛り上がって楽しんでいた。
あと、23時30分すぎに近畿地方で震度4の地震があってその地震速報はきちんと流していたのは少々びっくりしたが、この画面中でもそこはちゃんと報じるのね、と感心もした。

なお、ウチは7chは放送は元々何も映らなくて、2chと9chはケーブルテレビ? の通販番組が25日0時以降もしばらく続いていて、砂嵐ばかりのなかでまだちゃんと放送しているよ! と普段はまったく見向きもしないこのふたつのチャンネルを少々愛しく思ったりもした。なんだその歪んだ感情は。
でもまあ、24日午後の12時間はそれなりに楽しめたので良かった。この異常事態? すら楽しめないようではテレビ好きを公言すべきではないぞ、えっへん、と強がってみる。

これ、来年の3月31日に停波が延びた岩手県・宮城県・福島県の方々の参考にもなるのかならないのかはわからないが、まあホントに全国的に有名なテレビ放送キー局の近辺の住民のテレビもホントにこうなってしまったよ、という記録として。

ただこの地上デジタル放送、アナログ放送よりも時報から2秒ほど遅れるという問題も最近よく聞くが(まだアナログのテレビである僕の自室の隣の部屋はデジタル対応のテレビに換えてあるのだが、24日以前にふたつで同じ番組を同時に見比べるとたしかにデジタルのほうが約2秒遅れ、その2画面状態でドラマを観るとセリフが2秒ずれたりして微妙だった)、それは今後どう対処するのかね。あとそういえば、24日以前は告知に散々駆けずりまわった、でももうお払い箱? の地デジカはどこへ行ったのかね。

それで、元々は重度のテレビっ子としては、この1週間だけでもテレビを思うように観られない状況を体験すると誠に心苦しいので(東北地方の被災地でも、状況は違えど似たような感覚の方は多いのだろうか……)、できるだけ早めにデジタルチューナー、と思っていたがそれを通り越してやはり地上デジタル対応のテレビと録画機を買い換えようと思い始めた。
普段の余暇の娯楽としての番組チェックのほかにも、各局で時折制作される良質の旅・登山関連の番組もきっちり押さえておきたいし(今年下半期の目玉はたぶん今秋放送のフジテレビの『新グレートジャーニー』続編)、趣味のひとつであるスポーツ観戦やドラマ観賞も続けたいし、それに今年は震災に関する報道もできるだけ押さえておきたいので、僕的にはどうしても縁云々とは別にしてもテレビは必需品であるね、と暗い部屋のなかで考えた。

近所の家電量販店をチェックすると、テレビと録画機を両方揃えるのに僕好みのモノは安く見積もっても6万円以上かかるようなのだが(そろそろ各社ともに新製品が出そうなタイミングで、生産が終了したらしい現行品は今月かなり値下がっているね)、僕にとってはそんな大金を年内に用意できるかなあ。微妙だなあ。でもそこを早めに気合いと根性も出しながらなんとかしないと、テレビ好きの名が廃る。とりあえずデジタル放送を観るためにテレビかチューナー内蔵の録画機のどちらかを先に導入する手もあるが、どうしようか。
ということでひとまず、普段の生活においては被災地支援とともにこの極私的地デジ化が大きな課題として急浮上した。というか、これまで早めに対処してこなかったツケがまわってきただけで自業自得の状態だが。でも完全に自業自得のことなのか? と腑に落ちない点もあるにはあるけど。

ウチには4台あるテレビのうち24日までに3台はデジタルを観られるようになっていて僕の1台だけまだ、と“家庭内地デジ難民”というヘンな状況なのだが、遅くとも9月末までになんとかしよう。

個人的には明日から砂嵐

2011-07-24 10:30:05 | 普段の生活(日常)

先週のなでしこジャパンの女子W杯優勝以上に今月の日本全体の一大事? の、今日のテレビの地上アナログ放送終了から地上デジタル放送への移行問題(岩手県・宮城県・福島県は来春に延期)、ウチの家庭的にはUHFアンテナの設置は昨秋に終わっていて居間を含めてウチに4台あるテレビのうち2台はすでに地上デジタル放送を観られるようになっているが、僕の部屋は日々の怠慢によって何も対処しておらず、あと2時間ちょいでアナログは終了して明日の0時からはしばらく砂嵐になる予定。せっかくだから切り替わる歴史的瞬間? をきっちり観ておくかー。

昔からかなりのテレビっ子であることを自認していていまだに典型的なブラウン管テレビを使うひとりとしては、この地上デジタルへの転換によってテレビを観られなくなる祭り状態? はもちろん大事件で、特に前々からほぼ欠かさず観ている連続ドラマなどをしばらく空けてしまうのはとても困っているのだが(現状では『おひさま』と『江』と『それでも、生きてゆく』を観ていて、今週からの『ジウ』も観たいんだけど)、でもなぜか僕のなかではなんとなく盛り上がりに欠けていてまあ仕方ないか、と覚悟ができているというほどでもないが達観している感じ。
ひとまず先の、なでしこジャパン優勝の生中継という日本サッカー史における新たな歴史の更新ぶりをアナログの終了前に観られたのは良かったけど。

まあできるだけ早めに、やはりこの時期の駆け込み需要によって品薄状態のデジタルチューナーを買いたいのだが(できれば年内にテレビと録画機も買い換えるつもり)、どうなるかね。しかし依然、極私的経済的問題も横たわっているし。

そういえば周りでは今夏の節電の風潮とか日常においてそんなに大事ではないと気付いた? 影響でこの機会にテレビを観るのをやめるという人もちらほらいるが、ざっくり言うと産まれたときからテレビっ子ゆえに(特に地元でウチの家庭事情を知っている人は知っていることだが、経済的にもテレビ関連の仕事に今も依存しているというかお世話になっている部分もあり、一般的な「視聴」の面以外の意味でテレビに育てられてつながりの深い面も多少はある)僕は未練がどうとかではない事情によってそのようにすっぱりやめることはできないので、早めに対処したいものだ。
ウチはテレビとは切っても切れない縁があるという感じなのよね。その状態はデジタルになっても今後もしばらく続くだろうなあ。


●参考資料
社団法人デジタル放送推進協会
総務省テレビ受信者支援センター


※25日(月)の追記
なので、今日から自室のテレビは砂嵐状態。
ただ、周りではすでに粗大ゴミ扱いと言う人が多いブラウン管テレビだが(まあそのテレビでも、デジタルチューナーを介したり、集合住宅やケーブルテレビ接続の影響で勝手にデジアナ(アナデジ?)変換されて無問題の人も結構いるようだけど)、僕はまだしばらく録画機の再生には使えるので、これまで録ってきたビデオやDVDをちょいちょい観るかなー。映画の録画もかなり溜まっていることだし。でもそれもいつまで続くものやら。
それで、この続きの話を今日軽く書いたのだが、なんなら月末ネタにしようかと思ったもので、だからもうちょい膨らませて31日(日)付で更新するつもり。その日の埼玉県知事選挙投票日の影響で翌1日(月)の更新になるかもだけど。